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【ハルシュタット】絶対迷わない!ザルツブルクからの鉄道での行き方

ハルシュタット観光
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オーストリアのザルツカンマーケグート地方に位置する世界一美しい湖畔の街、ハルシュタット。

中世には黄金と同じ価値があるとされた岩塩も豊富にとれたことから、ハプスブルグ家が直轄地として保護していたという歴史のある地でもあり、現在は世界遺産指定されています。

そんなハルシュタットですが、ザルツブルグを拠点に日帰り、もしくは1泊旅行で十分回ることができる観光スポットでもあります。

今回は、ザルツブルグからハルシュタットへの鉄道を使ったアクセス方法をどこよりもわかりやすくご紹介します。

1. アクセス方法

ハルシュタットへの行き方

オーストリア連邦鉄道を使用し、ザルツブルグからハルシュタットへと向かう場合には、一見遠回りにも見えますがアットナング・プッフハイム Attnang-Puchheim駅で1回乗り換えが必要になります。

ザルツブルグからアットナング・プッフハイム駅まで約45分、そこで乗り換えハルシュタット駅までさらに1時間半ほどになります。

オーストリアの長距離列車はほぼ時間通りに運行するため安心です。乗り換えする際も列車の連絡に合わせて待機しているので焦る必要はありません。

ハルシュタット駅は村と湖を挟んだ対岸にあるので、そこからさらに渡し舟を利用して村へと向かうことになります。

2. チケット購入

ザルツブルグ中央駅

ハルシュタット行きの切符は出発当日でも事前にでも購入可能です。

ザルツブルグ中央駅構内にオーストリア連邦鉄道ÖBBのオフィスがあります。自動券売機でも購入できますが、窓口でチケットを購入することをお勧めします(理由は後述)。

窓口の係員に「ハルシュタット Hallstatt」と伝えてください。

その際、出発日とおおよその出発時間もしくは現地到着時間を伝えれば、その時間にあった列車を選んで日程を組んでくれます(指定ではないので、別にこれに乗ら無いというわけではありませんが、日にちは変えられません)。

往復で購入する場合は若干の割引があります。

片道で購入する場合には、帰りの分をハルシュタット駅の自動券売機で購入する事になりますが、後述する渡し船の関係であまり時間のゆとりがなく、券売機が混雑しがちなので往復での事前購入をおすすめします。

3. 切符確認

ハルシュタット行き方

窓口で購入した場合にはチケット、レシート(クレジットカード使用の場合)、日程表(プランを伝えた場合)を発行してくれます。

A4の日程表には、出発時間と乗車する列車番号、行き先、乗り換えの駅名と接続後の列車発車時間など、ハルシュタットに向かうために必要なすべての情報が記載されています。

自動券売機を使用した場合には、この日程表がついてきませんので各自で調べるか、別途窓口で聞く必要があります。

4. ハルシュタットへのアクセス

それでは実際にザルツブルグ発ハルシュタット行きのアクセス方法をご紹介します。

a. ザルツブルグ駅出発

まずはザルツブルグ中央駅から経由地となるアットナング・プッフハイム (Attnang-Puchheim)駅へと向かいます。

使用列車

使用列車はウィーン行きのインターシティ InterCity(IC)と呼ばれる都市間特急。アットナング・プッフハイム駅まで2駅、約45分の所要時間です。

プラットホーム確認

出発当日、目的の列車番号を駅の掲示板で見つけプラットホームの番号を確認しましょう。事前に切符購入をした場合にもらう日程表とはプラットホームが変わっていることがありますので注意してください。

事前の改札はありませんのでホームへと直接向かいます。プラットホームで自分の乗る予定の列車番号と行き先が書いてあることを確認し、車内に乗り込んでください。

多くの場合には駅プラットフォームの路線案内に「アットナング・プッフハイム Attnang-Puchheim」と書かれているので、こちらも確認しておくと安心です。

座席

座席は全て自由席車両ですが、一部座席にのみ事前予約がはいっています。座席番号に予約を示す名札が書いてなければ、そこは自由席という意味になります。

座席の種類は1等車、2等車のボックスタイプと通常の2列シートの3種類があり、車両ごと異なります。

  • ボックスタイプ
オーストリア国鉄
  • 2列シートタイプ
インターシティ

好みに応じて空いているところを使用してください。

b. アットナング・プッフハイム駅乗り換え

ハルシュタットアクセス

アットナング・プッフハイム駅についたら下車し、ハルシュタットへ向かう列車へと乗り換えをします。

乗り換え時間は時間帯によりますが大体10〜20分程度、ザルツブルクからの鉄道に接続しているため遅延などがあった場合でもそれに合わせて発着するため乗り継ぎの心配は不要です。

ここから目的地ハルシュタット駅まで約1時間半です。

使用列車

アットナング・プッフハイム駅からはObertraun Dachsteinhöhlen Bahnhof行きのリージョナルトレイン(R)もしくはStainach-Irdning Bahnhof行きのリージョナルエクスプレス(REX) を使用します。

プラットホーム確認

乗り換え案内

駅構内には発着案内が各所に配置されているため、まずは乗り換え先のプラットホームを確認しましょう。主要途中駅としてハルシュタットが書かれています。

また駅プラットホームの案内にもハルシュタット経由であることが明記されているはずです。

実際には通年を通して多くの観光客が乗り込んでいくので後をついていけばいいのですが、念の為案内表記で確認するか不安があれば駅スタッフに確認してみてください。

座席

ハルシュタット

座席は全席自由の2列シートです。絶景をとにかく楽しみたいという方、最初の50分は進行方向向かって左側、残りの40分は右側に座ってみてください。

山と湖のコントラストを楽しむことができます。

c. ハルシュタット駅から渡し舟

ハルシュタット駅

ハルシュタット駅に列車が到着すると、それに合わせて対岸の村へと向かう渡し舟が待機しています。

片道4ユーロ、お釣りは出ますが現金のみ支払い可能なので注意してください。

列車で到着した全ての乗客がこの船に乗ることになり通勤電車並みにびっしり人を乗せて出航するため、なるべく早く列車の駅から船着場へ移動し、並び始めることをおすすめします。

乗船後約10分程度の航路になります。

ここでの景色は絶景そのものです。この景色を見るためだけに列車でのアクセスを選択する価値はあります。

d. ハルシュタット村到着

ハルシュタットの景色

渡し舟が村へと到着したら、そこが世界一美しい湖畔の村、ハルシュタットです。

帰りの船も列車の時間に合わせて運行しているため、あらかじめ帰路のスケジュールを確認しておくことをおすすめします。

2016-09-22-11-13-25

絶景づくめのこの村を是非堪能してくださいね!

5. 最後に

ハルシュタットへの詳細な行き方を写真をつけて紹介しました。

途中乗り換えなどがあり不安な方もいるかもしれませんが、鉄道、渡し船共に到着列車に接続するようになっているため、言葉に不安がある方でも安心してハルシュタットへ行くことが出来ます。

ハルシュタット村の湖畔の景色は評判の通り一生忘れないであろう絶景、是非ザルツブルク旅行のついでに立ち寄ってみてください。

ハルシュタット散策はこちらの記事で紹介していますのでこちらもあわせてお読みください。

ハルシュタット観光
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ザルツブルグでこのホテルに宿泊した際にあまりに感動したので、こちらの記事で事細かく紹介させていただきました。

もし空室があれば絶対に予約をおすすめします!

2件のコメント

大変参考になりました。
ありがとうございます。
ところで帰りのハルシュタットからザルツブルグへはなにゆきに乗ればいいのか
教えてもらえれば幸いです。

コメントありがとうございます。
ハルシュタットからアットナング・プッフハイム駅まではLinz/Donau Hbf駅行きのREX(リージョナルエクスプレス)、そこからはザルツブルグ駅行きの列車が走っています。
利用する列車は時間によって終点が違う場合もありますが、乗り換えの駅の名前さえしっかり覚えておけばハルシュタットからザルツブルグのアクセスも簡単かと思います。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。