旅プロが届ける旅行個別相談サービスはこちら

【サンマリノ】一泊で完全制覇する観光名所まとめ16選

サンマリノの観光名所
海外旅行にいくなら

海外旅行をする人が必ず持つべきクレジットカードの決定版は?

国際ブランド、付帯保険、旅行中の特典、カードを選ぶポイントは様々。

海外40ヵ国以上を訪れた旅のプロがヨーロッパ向けクレカの選び方とおすすめを伝授している人気記事をチェック!

世界で5番目に小さく、現存する世界最古の共和国であるサンマリノ共和国。その中心となるサンマリノ市の全てが「サンマリノの歴史地区とティターノ山」としてユネスコ世界遺産として登録されています。

現在は、その特徴的な国土や豊富な観光資源を利用した観光大国としても知られ、隣国イタリアはもちろん通年世界中から多くの観光客が訪れる国。

今回はそんな世界遺産に登録されているサンマリノ共和国のサンマリノ市中心部にあり、是非足を運びたい観光名所を16箇所紹介します。

全て徒歩圏内にあるので、日帰りや1泊といったショートステイでも十分に網羅することができるはずです。

1. 聖フランチェスコ門

サンマリノ旧市街へと続くまさに入口部分となるゲート。サンマリノ旧市街へバスや車など陸路で訪れた際にはここを通って中に入っていくことになります。

1361年にサンマリノ防衛のために築かれたもので、旧市街を取り囲むように存在する城壁の第3城壁の一部となっています。

ゲート内部には17世紀に設置された、外部からの武器の持ち込みに関する警告と罰則規定が書かれた石碑が埋め込まれています。

現在はゲート前にはサンマリノ警察が配備され、交通整理を行う傍、不審物の持ち込みなどを警戒しています。

概要

名称(英): San Francesco Gate
名称(伊): Porta San Francesco
住所・マップ: Piazzetta del Placito Feretrano, 47890 Città di San Marino

2. 蝋人形博物館

サンマリノにある変わり種博物館の1つが蝋人形博物館。とはいっても1966年から続く歴史のある博物館です。

内部ではワックスで作られた約100体の人形を使って、様々な歴史的に重要なシーンを再現しています。

また実際の中世の拷問器具を使って、どのような拷問や尋問が行われていたのかなどのシーンを再現したコーナーもあり、比較的小規模な博物館ではあるものの見応え十分になっています。

概要

名称(英): The wax museum
名称(伊): Museo Delle Cere
住所・マップ: 
公式HP: http://www.museodellecerersm.com

3. 好奇心博物館

変わり種博物館2つ目が、好奇心博物館。

世界一太った人、世界一長い爪、などギネスレコードにあるようなものの実物大展示や、ちょっと奇妙・奇抜な発明品など、好奇心をくすぐるような展示品が多数公開されており、子供も大人も楽しめる博物館になっています。

概要

名称(英): Museum of Curiosities
名称(伊): Museo delle curiosità
住所・マップ: Salita Alla Rocca, 26, 47890 Città di San Marino

4. バンパイア博物館

Museo delle Creature della Notte

変わり種博物館第3弾がバンパイア博物館。

典型的な吸血鬼はもちろん、魔物や妖怪のような未確認生物、また呪術や奇術などにまつわるものが多数展示されています。

かなり展示内容はリアルで惨劇が見事に再現されていたりとグロテスクなものも多いので入場する際はご注意を。

博物館のすぐ前には、バンパイアはもちろん様々なフィギュアや呪術グッズなども取り揃えているサンマリノ土産屋店もあるため、博物館に入場しない方も是非訪れてみてください。

概要

名称(英): Museum of Vampire
名称(伊): Museo dei vampiri
住所・マップ: Contrada dei Magazzeni, 47890 Città di San Marino

5. 中世犯罪・拷問博物館

最後に紹介する変わり種博物館が、中世ヨーロッパで行われていた犯罪人の処罰方法や拷問器具、処刑方法などを展示紹介している中世犯罪・拷問博物館。

やはりこちらも惨忍なものが多く、みているだけでも鳥肌が立ってくるようなリアルなものが多く展示されています。

サンマリノの変わり種博物館の中で最も人気になっているため、どれか1つだけ入場する場合にはこちらの博物館がオススメです。

概要

名称(英): Museum of Medieval Criminology and Torture
名称(伊): Museo di criminologia medioevale e della Tortura
住所・マップ: Porta San Francesco, 2, 47890 Città di San Marino
公式HP: http://www.thetorturemuseum.it

6. サンマリノ国立博物館

サンマリノにある最大の博物館が国立博物館。1899年に設立された博物館で、2001年に現在の場所に移転・リニューアルオープンされています。

地下から地上3階まで全てを使って約5000という非常に多くの展示品が公開されています。

その展示内容は多岐にわたり、サンマリノで発掘された新石器時代の出土品からはじまり、伝統工芸品、民俗、宗教画、歴史、文化にいたる様々な展示が行われています。

第一の碧ロッカ・グアイタ(後述)等と共通割引入場券も発売されているため、サンマリノを訪れた際には絶対に欠かすことのできない博物館の1つとしてカバーしてみてください。

概要

名称(英): National Museum
名称(伊): Museo di Stato
住所・マップ: Piazzetta del Titano, 1, 47890 Città di San Marino

7. 観光案内所

サンマリノはイタリアに国土を囲まれ、さらにシェンゲン協定加盟国なため入出国審査はありません。

ですが、その世界最古の共和国であると同時に有数のミニ国家という特殊性から、観光客がパスポートのスタンプを欲しいと思うのも当然のこと。

サンマリノ入国スタンプ

そんな時は、サンマリノの公式観光案内所を訪れてみてください。有料ではありますが、サンマリノの入国スタンプと記念切手をパスポートに貼ってくれます。

看板などがほとんどなくかなり場所がわかりにくいのですが、後述するケーブルカー乗り場のすぐ近く、壁に埋め込まれた王冠マークがついた石碑が目印です。

概要

名称(英): Official Tourism office
名称(伊): Ufficio del Turismo di San Marino
住所・マップ: Contrada Omagnano, 20, 47890 Città di San Marino
公式HP: https://www.sanmarinosite.com/

8. サンマリノ・ケーブルカー

サンマリノ市中心部から峠の下にある街ボルゴ・マッジョーレをつなぐサンマリノケーブルカー。

現在はバスなど陸路を使った移動が主なため、ほとんど観光利用を主となっていますが、元々は市民の移動の簡易化を目的に1959年に開業した長い歴史のあるケーブルカーです。

高低差166m、距離にして338mを一気に上下するため所要時間は約3分ととても短いですが、ケーブルカーからの景色は絶景そのもの。

もちろんケーブルカーに実際に乗らなくても乗り場からの絶景も見事。晴れた日にはサンマリノはもちろん、その奥にあるイタリアやアドリア海などの景色を楽しむことができます。

概要

名称(英): Cable Car
名称(伊): Funivia
住所・マップ: Contrada del Collegio, 48, 47890 Città di San Marino

9. 聖フランチェスコ教会

聖フランチェスコ門を入ったすぐの場所にある小さなローマ・カトリック教会。

1351年から1400年頃にかけてサンマリノの城壁の内部に建設されたサンマリノで最も古い教会として知られており、17世紀−18世紀には鐘塔が増設され現在の外観となりました。

内部には15世紀に描かれた貴重なフレスコ画などが飾られています。

概要

名称(英): The Church of Saint Francis
名称(伊): Chiesa di San Francesco
住所・マップ: Via Basilicius, 33, 47890 Città di San Marino

10. 聖マリノ・バジリカ聖堂

サンマリノにある最も美しい建物としばしば言われる聖マリノ・バジリカ聖堂。

19世紀初旬にボローニャの著名な建築家であるAntonio Serraによって建てられたローマ・カトリック教会で、サンマリノ教区における最高府にあたります。

内部は白を基調にした落ち着いた雰囲気。サンマリノの起源でもある聖マリノの彫像が祭壇正面に置かれています。

内部にはほかにも様々なイコン画や彫像があるので、ゆっくりと見て回ってみてください。

概要

名称(英): Basilica of Saint Marinus
名称(伊): Basilica di San Marino
住所・マップ: Piazzale Domus Plebis, 47890 Città di San Marino

11. パブリックハウス(共和国宮殿)

サンマリノ旧市街の中心部、リベルタ広場に建つパブリックハウス。サンマリノの政府機関や議会が内部に入っているサンマリノのシンボル的存在です。

内部が使用されてない際には観光客にも一般公開されており、宮殿内部や議会場などを見学することができます。

尚、このリベルタ広場にある像はサンマリノ共和国のシンボルである自由の女神像です。

概要

名称(英): Public Palace
名称(伊): Palais public
住所・マップ: 

12. メッシーナによるヌード像

20世紀最高の彫刻家とされたイタリア人フランチェスコ・メッシーナのによって製作された女性のヌード像がサンマリノ中心部にひっそりと設置されています。

その彫像の美しさから、この像を見るためだけに訪れる美術愛好家も多く、また芸術家の卵なども作風を学びに見学に来るとのこと。

像の両脇にはフランチェスコ・メッシーナの生い立ちや作品の説明などが展示されています。

概要

名称(英): Great Female Nude Statue
名称(伊):  Statua Grande Nudo Femminile
住所・マップ: Contrada Omerelli, 4, 47890 Città di San Marino

13. 第1の砦 グアイタ

サンマリノ名所

サンマリノを特徴付ける3つの城砦。そのうち最も古く、最も大きく、そして最も観光客に大人気なのが第1の砦、グアイタです。

11世紀に建てられたものを起源とし、その後幾度となく改修増築を繰り返し、15世紀中頃に現在の姿となったとされています。

内部も博物館として公開されており、特に人気なのが塔の頂上からの絶景。

非常に細い螺旋階段を上っていくため、夏場など観光シーズンはかなり混雑しますがそれでも一方の価値ありです。

概要

名称(英): Guaita tower
名称(伊): Rocca Guaita
住所・マップ: Salita Alla Rocca, 47890 Città di San Marino

14. 第2の砦 チェスタ

サンマリノ旧市街のあるティターナ山の頂上、標高755mの場所にそびえ立つのが第2の砦、ロッカ・チェスタ。第1の塔に遅れて13世紀に建設されました。

第1の塔からは徒歩5−10分ほど尾根に沿って整備された散策路を使って訪れることができます。

現在内部は古代武器博物館として公開されており、1500以上の主に中世に使われた武器や防具などが展示されています。

塔の頂上からの眺めは、サンマリノで最も美しい絶景とも言われるほど。また、博物館に入場しなくても塔のすぐ手前から第1の塔を眺める展望スポットがあり、そこも有名な展望スポットになっています。

概要

名称(英): Cesta Tower
名称(伊): Rocca Cesta
住所・マップ: Ancient weapons museum 47890 San Marino

15. 第3の砦 モンターレ

第2の塔からさらに歩くこと5−10分、第3の塔ロッカ・モンターレへと到着します。

サンマリノ共和国のシンボルである3つの塔の中で最も小さく、14世紀建設と最もあたらしいものになっています。

もともと監視塔として建てられ、その後は牢として長い間使用されていたため、塔への唯一の入り口は地上から7mも上。

それゆえ内部公開はされていませんが、第2の塔から第3の塔までの散策路は木々が生い茂り、歩いているだけでも気持ちがいいので散歩がてら足を運んで見てください。

概要

名称(英): Montale Tower
名称(伊): Torre Montale
住所・マップ: Torre Montale, 47890 San Marino

16. 第2城壁群

サンマリノ旧市街のやや外れから第1の塔へと向かって伸びる城塞壁の1つである第2城壁群。

13世紀に防衛のために築かれたもので、20世紀初旬に修復が行われたのち現在も通路として一般利用されています。

その立地からサンマリノ中心部から第1の塔へ向かうために非常に重宝されたとされる非常に重要な防衛システムの一端になっています。

防衛壁沿いには監視塔も複数建てられており、銃の普及にあわせて対応したのぞき窓なども設置されています。

かなり急勾配な階段が続きますが、このような城壁を歩くことができる場所はヨーロッパでも少ないので是非チャレンジしてみてください。

概要

名称(英): Second set of walls
住所・マップ: Piazzale Cava Antica, 47890 Città di San Marino

サンマリノで参加可能なアクティビティ

サンマリノはミニ国家というだけあって非常にコンパクト、しかし多くの旅行客が日帰りや一泊など時間の余裕が無いということもあってガイドツアーが人気になっています。

効率よく短時間の中で主要な見どころを回りつつ、サンマリノならではの文化や歴史を学ぶことができます。

最後に

いかがでしたか?

世界遺産サンマリノ市にある観光名所の中から、実際に訪れてみてこれから旅行する人にお勧めできるスポットを16箇所紹介しました。

サンマリノのお土産事情についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、どうぞ参考にしてください。

また、観光名所が多いことから、1泊宿泊してゆっくりと滞在するのもおすすめ。特にこちらの記事で紹介している日の出などは一生忘れることのない景色になること間違いありません。

そんな時はこちらの記事で紹介しているHotel Rosaが本当におすすめ。その理由は宿泊レビュー記事で詳しく紹介しています。

世界有数のミニ国家とはいえ多くの思い出を残してくれたサンマリノ共和国、是非みなさんも機会があれば観光してみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
アバター画像
Eurotraveller 公式
ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。