サンマリノ旅行にの前に!治安・観光・天候など基本情報まとめ

サンマリノ基本情報

世界最古の共和国と知られ、中心部であるサンマリノ市はまるごとユネスコ世界遺産に登録されているサンマリノ共和国。

もともと山の上にそびえ立つ要塞都市として知られており、その特殊な土地柄と長い歴史から世界中の多くの観光客をひきつけています。

今回は、そんなサンマリノへ旅行に行く前に是非念頭に入れておきたいサンマリノ基本情報をまとめてみました。

1. サンマリノ地理情報

サンマリノは国土を360度イタリアに囲まれた内陸国。

世界で5番目に小さなミニ国家である一方、世界最古の共和国としても知られており、なんとその起源は301年。

聖マリノがローマ帝国によるキリスト教迫害から逃げるように、現在のサンマリノ市中心部があるティターノ山に立てこもり建国したと言われています。

その後領土を維持し続け、正式にローマ教皇が独立を承認したのは1631年のこと。

その土地面積はわずか60㎢強で、東京都大田区と同じくらいと言われています。

現在の行政の中心であるサンマリノ市はティターノ山の山頂付近にあり、その標高は約750m。山頂にそびえるまさに要塞都市として君臨し続けています。

2. アクセス方法

トレニタリア

サンマリノはイタリアに国土を囲まれる内陸国であり、さらにその狭い国土から独自の国際空港や港を持っていません。

そのため、サンマリノを訪れる際にはイタリアから陸路で訪れる必要があります。

サンマリノもイタリアもEU加盟国であり、また国境移動の自由の定めたシェンゲン協定加盟国であるため、両国間の移動に際する入出国審査や税関はなく、イタリア入国後はそのままサンマリノへと入ることができます。

サンマリノへ行く際にはまず、イタリア国鉄を使ってイタリアの最寄り街であるレミニ Reminiに行き、そこからサンマリノ行きのバスを使うのが一般的。

詳しいアクセス方法はこちらの記事で注意事項とともに紹介しているので参考にしてください。

3. 天候

世界遺産に登録され、行政や観光の中心となるサンマリノ市は標高750mのティターノ山の頂上付近にあります。

そのため、気候が変わりやすく、なかなか予測がしづらい場所でもあります。実例を挙げると、写真右はサンマリノ到着初日夕方、そして右側がその翌日朝の写真。

晴れた日にはアドリア海までを望む絶景が期待できますが、雨の日や湿度が高い曇りの日などは濃霧が覆うこともあります。またその高い標高から強風なども吹きやすい環境にあります。

また冬場には大雪となることも稀にあるため、実際にサンマリノを訪れる際にはサンマリノやイタリア側の街レミニの天気予報などをよく確認した上で訪れることをお勧めします。

冬場の平均気温は約5−10度、夏場は約20度前後。その立地から周辺イタリア都市と比べると気温は低くなる傾向がありますが、一方で冬場も比較的安定しており、氷点下になることはあまりありません。

目安としてはイタリアを旅行する際の服装に1枚風除けのためのジャケットを用意するくらいで対応できるかと思います。

4. 食事

サンマリノはその土地柄イタリア中部の食文化の影響を強く受けています。そのため、主なものはパスタやスパゲッティ、ピッツァなどイタリア料理の典型とも言える食事がメイン。

また、アドリア海まで距離が近いこともありシーフード料理も盛んです。

日本人に取っても馴染みの大きい味付けの料理が多いので、サンマリノを訪れた際には安心して外食を楽しめるはずです。

5. 観光

サンマリノ名所

サンマリノはミニ国家とはいえ、その長い歴史もあり見どころはたくさん。

もちろんサンマリノ市全体が世界遺産登録されているということから、ただ中心部をぶらぶらしているだけでもかなり雰囲気があり楽しめると思います。

また、最も人気な第1の砦グアイタなどはもちろん、蝋人形博物館や好奇心博物館などちょっと珍しい変わり種博物館も多くあるため、滞在時間に応じて様々な楽しみ方ができるはずです。

街自体が非常にコンパクトで、観光の中心となる旧市街は全て徒歩で移動可能なので、とても充実したタイムロスの少ない観光をすることができます。

サンマリノ旧市街で是非訪れたいお勧め観光名所についてはこちらの記事で全て紹介しているので参考にしてください。


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6. 治安

サンマリノ治安

サンマリノはヨーロッパでもかなり治安がいい国として知られています。

それは国民のほとんどが顔見知りというほど小さな国とコミュニティをベースに成立していること、そしてサンマリノ中心部を訪れるほとんどの人が観光客という事実に基づきます。

また、サンマリノ旧市街では定期的に警察官による巡回があったりと、治安維持の試みもされています。

実際に訪れてみて、イタリア側でよく見かける物乞いや観光客目当てのスリ、ジプシー、ホームレスなどは一人も見かけることはなかったので、旅慣れていない人でも安心して訪れることができるかと思います。

一点注意としては、サンマリノへ向かうベースとなるイタリア側の都市レミニは、残念ながらイタリアの治安が悪い都市で常に上位に入る街で、実際駅周辺などあまり雰囲気がよくありません。

レミニ駅からサンマリノ行きのバスに乗り込むまでの間は十分に注意するようにしてください。

7. お土産

サンマリノの定場の土産というとセラミック製のペンダントや食器、そしてサンマリノ発行の切手やコインが有名です。

ですが、実際にサンマリノの街を見てみると、香水屋やブランド物屋、そして武器屋が非常に多いことに気づくはず。

それはサンマリノには消費税がなく、イタリアを始めとするEU加盟国からやすい税率での買い物を求めて多くの客が足を運ぶためです。

もともと日本人など非EU市民の場合は空港で免税手続きができるため、あまりサンマリノの消費税0%については恩恵は受けることができません。

また、銃やナイフなどの武器を扱っているお店も多いですが、実際に購入すると空港での出入国時に問題になる可能性が高いため、見るだけに留めておくことをお勧めします。

実際のサンマリノで見られるお土産情報についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

8. 英語

サンマリノは世界有数の観光立国であるため、英語の通用率はイタリアと比べると比較的高くなっています。

特にホテルなどの宿泊施設やお土産屋などでは英語が通用すると考えていいでしょう。

一方、サンマリノ国立博物館やパブリックハウスなど公共の設備で、比較的年配のサンマリノ人が受付をやっているような場所ではまだまだ英語が通用しない場所も多くあり、英語でのコミュニケーションが成立しない場合もあります。

また、博物館などでは英語の説明が完全に網羅されているわけでもないのも事実です。

今後ここら辺は改善されて行く可能性が高いと思いますが、年配の方にはあまり英語が通じないということは覚えておくといいかと思います。

9. 通貨

サンマリノ通貨

サンマリノはEU加盟国であり、現在の法定通貨はユーロのみとなっています。そのため、イタリアと同様のユーロ紙幣、通貨を使用することができます。

またクレジットカード普及率も極めて高く、ほとんどの場所でクレジットカードの使用が可能です。

ユーロ硬貨は発行国が独自のデザインをしているのはよく知られていますが、サンマリノ共和国も通貨発行を行っています。

国の規模が小さいこともあり発行量が極めて少なく、通常EU諸国で観光している際にサンマリノ発行通貨にお目にかかることはまずありません。

ですので、お土産としてサンマリノ発行通貨を持ち帰る人も多いようです。

写真左上がサンマリノ発行の2ユーロ硬貨ですが、2017年のものはパブリックハウス(共和国宮殿)がデザインされています。

10. 最後に

いかがでしたか?

サンマリノを観光する上であらかじめ念頭に入れておきたい基本情報をまとめてみました。

実際に私もサンマリノに宿泊しながら取材を行ってきましたが、非常に観光名所が多く、ミニ国家という評判だけが一人歩きしてしまっている観光穴場だと感じました。

特にサンマリノから眺める日の出や日の入りの景色はまさに絶景そのもので、天気が晴れた日に訪れることができれば一生忘れられない思い出を作れる場所だと思います。

今回私が宿泊に利用したホテルについては上記の記事で紹介していますが、観光立国であることもあってか非常にホスピタリティが高く、小〜中規模ホテルとしては非常にクオリティの高い満足なステイをすることができました。

是非サンマリノで宿泊を検討している方は参考にしてください。

イタリア旅行のついでに寄る、という人が多いサンマリノですが、実際にはサンマリノをメインディッシュにしてもいいくらい魅力溢れる国。

機会があったら是非実際に自分の足で訪れてみてください!

イタリアで鉄道旅するなら!

イタリアは長くつに例えられるほど細長い国土をしており、非常に特徴的な文化や風習が各地に根付いています。

そんなイタリア全土の魅力を堪能するためには都市間を高速で移動できるトレニタリアの活用が不可欠。

ユーレイル イタリアパスを使うことで、トレニタリアのリッジョナーレは乗り放題、フレッチャロッサやフレッチャビアンカなど日本の新幹線に該当する特急列車も約1000円程度で座席指定券を購入することができるようになります。

他にも観光地の入場が割引になったりフェリーが無料になったりと特典が盛りだくさん。

イタリアで鉄道を使った移動を考えている人は是非ユーレイル イタリアパスの利用も検討してみてください!

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

アイルランド、スウェーデン、イギリスに留学経験あり。その際時間の都合がつく限りヨーロッパ各国を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。

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