スロベニアの首都リュブリャナから北西方向に約80km、車で1時間もしくは鉄道・バスで2時間の場所にあるボーヒニ（ボーヒン）湖。
その水の透明度の高さが評判で、現地のスロベニア人がお勧めする湖畔リゾート地です。
今回はリュブリャナから半日で行くことのできるボーヒニ湖に実際に足を運んできたので、絶景写真とともに紹介します。
1. ボーヒニ湖とは
スロベニアの湖といえばブレッド湖が有名ですが、ボーヒニ湖はまだそこまで観光開発がされていないためその分生の自然を楽しむことができる湖畔リゾートです。
周囲の自然が完全な状態で残っており、水の透明度もブレッド湖より格段に上、もちろん団体観光ツアーなどもほとんど来ないため、地元スロベニア人にとってはブレッド湖以上に評価の高い景勝地です。
ブレッド湖の記事で紹介している写真と比べるだけでも水がいかに綺麗かをわかっていただけるはず。
事実、レンタカーを借りた際に営業所スタッフに「ブレッド湖もいいけどそこまで行くなら絶対ボーヒニ湖に行った方がいい」と言われ、今回足を運びましたが本当に美しくその言葉に偽りはありませんでした。
2. ボーヒニ湖アクセス
ボーヒニ湖へのアクセスは主に車がメインになります。
リュブリャナからだとブレッド湖を経由し、そこからさらに山道を30分程度進んで到着です。ですのでブレッド湖観光をした後、その足でボーヒニ湖まで足を延ばすというのが定番ルート。
そのほか、リュブリャナからブレッド経由の鉄道やバスなども出ているため車の利用ができない人でも公共交通機関を使ってアクセスが可能です。
ただ、その場合ブレッド湖とボーヒニ湖を両方堪能するのは運行本数が極めて少ないこともあり難しいかもしれません。
またボーヒニ湖への団体ツアーや現地ツアーもほとんど催行されていないのですが、現時点で現地ツアー会社が1−2社ブレッド湖とボーヒニ湖を組み合わせたツアーを販売しているようです。
もしレンタカーを使わずにアクセスしようとお考えの方はこちらの現地オプショナルツアー検索サイトを参考にしてみてください。
ボーヒニ湖の近くまでいくとアプルスの山々がお出迎え。そしてすぐ目の前には絶景の湖が広がります。
3. ボーヒニ湖散策
ボーヒニ湖に到着しまず湖畔に出てみると、その水の美しさに驚愕。まるでアドリア海にいるような透き通った美しい湖面に出会えます。
雪解け水も流れ込む湖水ということだけあり、水の冷たさは真夏でもなかなか。数名イタリア人らしき観光客が泳いでいるのを見かけましたが、ほんの数分でギブアップして引き返しているのをみました。
ブレッド湖と違い、湖の周辺にほとんど人工の建物は見当たらずまさに大自然の絶景を楽しむことができます。
湖から少し離れたところに、レストランや売店、いくつかのホテルがあり、こちらボーヒニでも滞在ができるようになっています。
ブレッド湖と比較すると本当に静かで、また訪れている人の数も圧倒的に少数。こちらはむしろスロベニア現地の方が週末疲れを癒しに来る場所、というような印象を受けました。
野鳥たちも日光浴。水の透明度が写真から伝わっていますか？
本当に美しい場所で、マイナスイオンが溢れているような本当に心洗われる場所です。
美しい湖、広く青い空、青々として山々、全てのコントラストが見事としかいいようがありません。
秋は紅葉も綺麗な場所なんだとか、季節による違いを楽しめるのもスロベニア現地の人に「あそこは本当にいい」と言わせる所以なのかもしれません。
4. 聖ヨハネバプティスト教会
ボーヒニでは特にこれといって入場して楽しむような観光地はなく、そこにある大自然を堪能するというのが主な楽しみ方になりますが、唯一湖畔に立つ聖ヨハネ教会は内部の見学をすることができます。
非常に小さな教会ですが、700年以上の歴史があり、その内部のフレスコ画が有名。
この美しい湖畔の街にぴったりな可愛らしい教会でした。
5. その他写真集
実際にボーヒニ湖周辺で撮影した写真も合わせてごらんください。
6. 最後に
リュブリャナからブレッド湖を超えたさらに先にあり、地元スロベニア人大絶賛のボーヒニ湖を紹介しました。
車でのアクセスが最適ですが、一部ツアー会社もブレッド湖と組み合わせたツアーを行なっているのでボーヒニ湖で大自然に浸かりたい方は参考にしてみてください。
湖としてはそこまで透明な水をみたのは個人的にも初めて、天気が良かったこともありとても癒しをもらえた場所です。
是非スロベニアへ個人旅行をされる際にはボーヒニ湖まで足を運んでみてください！
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