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やっぱり日本が1番!地味に世界に誇れる日本のすごいところ10選

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海外生活をしていると、日本という国がいかに凄いかをしみじみ実感することがあります。

事実、海外留学や海外経験のある人は一様に「日本が一番」というもの。

今回は北欧に住んでいる留学生目線で、普段は何気なく当たり前でついついありがたみを忘れちゃうものの実は日本すごいと思えるところを10項目紹介して行きます。

1. 列に並ぶ

当たり前、と思うかもしれませんが日本の列に並ぶ文化は本当に洗練されています。

エスカレーターでは奇妙なほど一列に左(関東の場合)に並び、反対側は必ず開ける。バスに乗るときも電車に乗るときも列に並ぶというのが当たり前のように染み付いています。

「整然とした国民」と自慢げに語るスウェーデンやイギリス人も列は作ります。ですが、いざ満員になったり混雑したり、少しでも余裕がなくなると我先に押し合いなんて当たり前。「我々も列に並ぶ」と誇らしく言っている割には、大したことありません。

南欧なんていったらもはや列という概念はありません。通勤時間はおしくらまんじゅう状態当たり前。降りる客がいるのに我先にと乗り込んでくるため、ラッシュアワー時の電車は本当にカオスな状態。

「東京の満員列車がやばい」みたいな事をよく言われますが、乗っているストレスを考えたら圧倒的に日本のほうが快適。

最近の海外Youtuberの日本の満員列車に対する反応をみても「well-organised crowd」と、満員列車のカオティックなイメージとは全く違ったと語っている人が多くいます。

たまに帰国した際にきちんと列を作って整然と並ぶ姿をみると日本の良さをしみじみ感じます。

2. 食文化

フィッシュ&チップス

日本の食文化は本当に誇れます。特に鮮魚類。日本中、内陸でも海沿いでも、新鮮な魚が食べられるというのは世界の常識的には考えられません。

ヨーロッパで刺身はサーモンを除いて一部海沿い限定の食べ物、日本のようにスーパーで買ってきた魚を生で食べるなんていうのはほとんど自殺行為になります。

また、生食用の魚は必ず一度冷凍処理しなければならないなどの法律もあるため、新鮮な魚というのはなかなか手に入りませんし、あったとしても非常に高価。

また「活け締め Ike-jime」は実は日本独自の技術で、欧米にも徐々に広まってはきていますが、それでもまだまだ広く普及していると言えるには至っていません。

もちろん魚に限定することなく、日本の食文化は文化遺産にもなるくらい立派なもの。もちろんそんな食への安心感は日常からも感じ取ることができます。

「肉を焼いたら水浸しになる」この意味がわかる人は海外生活がある人かもしれません。

スウェーデンやイギリス、アイルランドなど数カ国で経験していますが、スーパーで肉を買ってフライパンで焼くと、肉の中から水が染み出してきていつのまにか茹で肉になっていることが多々。

これは肉を柔らかくするために水を注入するということが極めて一般的に行われているため。

世界に誇る日本食、これは決して名店の味だけではなく家庭料理にも言えることです。

3. どこも綺麗

日本の洪水の後に地下通路に溜まった水が透き通ってて凄い、みたいな報道は実はヨーロッパでもありました。

まだモラルのない人は多くいますが、それでもポイ捨てをしたりする人は欧米と比べたら少なく、人混みの渋谷や新宿でさえほとんど散らばったゴミを見かけることはありません。

こちらではゴミは散らかってて当然。ゴミ掃除の人がいるから道路を汚そうが自由、みたいな考えの人も多く、ポイ捨てには罪悪感すら感じていません。

歩きタバコも当たり前。ベビーカーがいようと小さな子供がいようと路上でのタバコは御構い無し。

ですので大体道路掃除が入る夜中の前は、どこもゴミ箱からはゴミが溢れ、道路に投げ捨てられたゴミが氾濫なんていうのは日常茶飯事。

そもそも清掃業者以外の人が公共の場所を掃除する、という文化があるのは日本の凄いところです。

4. 本音と建前

日本人のコミュニケーションの難しさに、本音と建前の使い分けがあります。これにはいい面と悪い面があるのはもちろん事実で、時にははっきり言ってくれと思う事もあります。

ただ思いやり、という精神がその背景にはあると考えればやはり素晴らしい国民性です。

一方、欧米諸国ではYes or No。曖昧な答えはありません。本音と建前の使い分けをするというスウェーデンでさえ、日本のレベルとは比になりません。気に入らないものはNo。行きたくなければNo。興味がなければNo。相手に合わせるなんていうことはなかなか起こりません。

そのせいで公共の場での喧嘩は日常茶飯事。バスの中であろうと電車の中であろうと毎週のようにイザコザを見かけます。

日本の相手をいかに傷つけずに気持ちを伝えるか、という心遣いは相手も自分も不快感を与えない最善の方法です。

5. 公共マナーの良さ

他の項目にもつながりますが、やはりマナーの良さは凄い。列に並ぶ、ポイ捨てしない、電車の中で通話しない、音漏れ気にする、大声で騒がない、これらのような「周りの人への配慮」というのが日本人は本当にすごいと感じます。

「音漏れして何が悪い、俺が聴きたい音で聞いてんだ」くらいのノリです。周りから初めて指摘されて、少し遠慮することはあっても、最初から周りに配慮して行動をするということを彼らはしてくれません。

6. 日本語が共通語

日本にいる限り日本語が通じないエリアは今の所ありません。最近は移民も増えてきましたが、それでも日本語が共通語。今住んでいる海外からの移民も、日本語をしっかり習得してくれている人が多いのも嬉しいところ。

パリやロンドンでは首都にもかかわらず英語やフランス語といった母国語が使えないエリアがあります。私が住んでいるスウェーデンでも、アラビア語しか使えないエリアがかなりあります。

日本のアイデンティティとして、日本語が日本中でしっかり使えるというのは1つの誇れる所です。

7. 治安

いうまでもなく日本の治安はいいです。一部繁華街ではまだまだ少し怖い所はありますが、命に関わるようなことにはなりません。

北欧諸国も治安がいいとは言われますが、東京等日本の繁華街の人口密度を考えれば、そもそも比較をするのがおかしいことに気づきます。

ロンドンやパリでは、エリアによっては夜間の外出ができないところもありますし、首からカメラをさげて歩くなんていうのはスリの格好のマト。

スウェーデンでさえここ数年自家製手榴弾を使った爆破事件や銃撃事件がかなり増えてきており、実際私の滞在している街マルメでも移民同士のトラブル等で被害者がメイン広場のような場所で射殺される事件が度々発生します。

いわいる「No Go Zone」という警察でさえも立ち入る際に重装備で行くようなエリアが欧州先進国を中心にかなり増えてきました。

街を歩いていれば自動小銃をもった軍や警察が警備しているなんていうのはヨーロッパでは当たり前。

本来治安は「維持されている」のであって、決してもともとが安全な国ではない、ということに気づかされます。

それと比べると日本の治安の良さは国民性からくるもので比較するまでもありません。

8. 良い対外イメージ

先人たちが築き上げてきてくれたおかげで、日本のイメージは本当にいい。

はっきり言って、未だにヨーロッパは白人至上主義。差別をなくせといっている彼らでさえ、根のどこかに白人が優位で黄色人種を下目に見ていることはよくあります。

お店に入った時など結構失礼な態度してくる人もいますが、日本から来たというと態度が突然フレンドリーになったり、なんてことはかなり頻繁に経験します。

日本のイメージを聞いてもあまり悪いことを言う人はいませんし、日本人として自分の国を誇れるのは幸せなことです。

9. 低い失業率

日本の失業率が3%台だと言うと本当に驚かれます。経済大国のドイツやイギリス、世界一幸福と呼ばれるノルウェーでさえ日本よりも上。

スペインに至っては失業率20%以上、20代の失業率は4割にも昇るとスペイン人の友人が言っていました。イタリアも失業率は10%以上、かなり多くの若い人がイギリスやドイツへの就職や就学を目指して国を離れています。

スウェーデンでさえ、道を歩けばどこにもホームレスやロマ(ジプシー)。スーパー1店につき最低1人はコイン集めの人がいるくらい。ロンドンでも男女問わず10代や20代のホームレスをよく見かけます。

日本は就職活動が厳しいなど問題点はありますが、それでも失業率の低さは世界有数です。日本の経済規模ってやはりすごいんだと思います。

10. 物価の安さ

日本は物価が高い、と多くの人が感じています。さらに国際的にも東京は物価が高いと思われています。確かに周辺途上国と比べたらそうかもしれませんが、実際のところ欧米と比べたら全然いい方です。

500円でランチが食べられることが当たり前のように思えますが、北欧では500円じゃコーヒー1杯が精一杯、イギリスでもサンドイッチ1個買えるかどうかっていうレベルです。

牛丼に生卵と味噌汁ついて500円、1000円出せば豪華な食事、5000円出せばちょっとしたコース料理が食べられる。こんな国って先進国ではなかなかありません。

スウェーデン発のH&Mやイケアも日本で買ったほうがずっと安いですし、イギリス発のアパレルブランドも日本で買ったほうが安い。物価が安いおかげで生活の質が上がります。

ただし最近の日本の物価上昇の鈍さは深刻で、結果的に欧米諸国と比較して相対的に貧しくなっているのは認めないといけないところかもしれません。

最後に

完全に偏見に基づいているかもしれませんが、海外生活をしている留学生目線で日本人があまり気づかないけど実は感謝すべき事10項目紹介しました。

他にもあげればきりがないんですが、やっぱり住んでいて都だと感じるのは日本。

色々問題点も多いですが、問題かかえてるのは日本だけじゃないですし、実態生活としてやはり日本に住んでいるのが一番QOLレベルが高いです。

ちなみにちょっと改善してほしいなということや海外から見た日本についてはこちらの記事で紹介中。

多くの海外在住の人が日本に戻りたいという気持ち、日本にいる外国人が帰りたくないという気持ち、どちらもよくわかります!

8件のコメント

パリやロンドンでは首都にもかかわらず英語やフランス語といった母国語が使えない地域があるという記載がありますが具体的にどこの地域か教えていただきたいです。m_ _m

素晴らしい点も過去のものになりつつありますね。
残念で仕方ありません。

列という概念がないはびっくりしました!ほんとにすごいな。いつも当たり前で些細なことがね

列を作って並ぶ、他人に迷惑はかけないなんて、私たち日本人にとっては
当たり前のことですが、それは日本人の国民性を築いてきた先人たちのお陰
なんだと、改めて思い知らされました。

スウェーデンに多くの思い出を残してきた三十路です。
先人たちの努力、引き継いでいきたいですね。

この記事に100%同感です。
アメリカとヨーロッパ諸国で長く暮らしていますが、総合的に見て日本が最も発展している国だと確信しています。先進国と自負する欧米諸国と比べて、自分たちは遅れているなんて感じる必要は一切ありませんし、その謙虚さをむしろ誇りに思うべきです。

そうなんですよね。本当に些細なことの積み重ねが今の高い生活水準を生んでいるんだろうと。
最近はそういうのに逆行する動きが多くて残念です。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。