スペインとフランスの間、ピレネー山脈に周囲を囲まれたアンドラ公国。
ヨーロッパでも有数のミニ国家として知られていますが、夏には免税での買い物を楽しみに、冬はスキーリゾートとして多くの観光客が集まる観光立国でもあります。
スペインのバルセロナやフランスのトゥールズから日帰りや1泊で訪れる日本人も最近では増えてきている国。今回は首都であるアンドラ・ラ・ヴェリャを中心に必見の人気観光スポットを10箇所紹介します。
1. メリチェイ通り
アンドラ・ラ・ヴェリャの中心部、東西に一直線に延びるメリチェイ通り Avinguda Meritxell。「歩行者天国」となっており、数多くのスーパーマーケットや免税店が建ち並ぶショッピングストリートです。
アンドラ公国はEU非加盟国であり、独自の税制が採用されているためフランスやスペインをはじめとするヨーロッパ各国から免税でのショッピングを目的に渡航する人も多い国。
両手に数多くの買い物袋をぶら下げて歩いている人も多くみかけられます。アンドラ公国で買い物をするのであればまさにここが「天国」です。
英語名:Meritxell avenue
ジャンル:ショッピングストリート
住所・マップ:Av. Meritxell, AD500 Andorra la Vella
2. カサ・デ・ラ・バル
アンドラ大評議会の本部として使用されており、アンドラ公国の文化遺産に登録されているカサ・デ・ラ・バル Casa de la Vall。1508年に荘園として建てられたのが始まりで、良い状態のまま今にまで保存されています。
内部はガイドツアーでのみ入ることが許され、現在裁判所や議院場として使用されている部屋や貴重な文化財を見学することができます。
ジャンル:史跡
住所・マップ:Carrer de la Vall, AD500 Andorra la Vella, Andorra
3. プエンテ・デ・パリス
アンドラ・ラ・ヴェリャ中心部にあり、バリラ川に架かる象徴的な橋がプエンテ・デ・パリス Puente de Paris。
橋の前には大きく首都の名前である「ANDORRA LA VELLA」というモニュメントがあることもあり、人気写真撮影スポットになっています。
名称:Puente de Paris
ジャンル:アーキテクチャー・モニュメント
住所・マップ:Av. Consell d’Europa, AD500 Andorra la Vella, Andorra
4. ノビリティ・オブ・タイム・モニュメント
20世紀に活躍したスペイン出身の奇才、サルバドール・ダリ Salvador Daliによって寄贈された銅製のモニュメント。
サルバドール・ダリの作品には「時間の流れ」を表現したものが数多くあり、ここで設置されているものも彼の有名な作品の一つとして知られています。
アンドラ・ラ・ヴィリャの中心の広場に設置されており、写真スポットとして人が集まる場所になっています。
英語名:The Nobility of Time
ジャンル:アーキテクチャー・モニュメント
住所・マップ:Plaça de la Rotonda, AD500 Andorra la Vella, Andorra
5. カルデア
アンドラ・ラ・ヴェリャの街中にある最も有名な娯楽・リラクゼーション施設として知られるのがカルデア Caldea。
スパじゃジャグジー、温水プール、ローマ浴場、マッサージ設備などを備えたヨーロッパでも最大級の巨大な複合施設となっており、1日かけて楽しむことができます。
日本の温泉施設とは違い水着の着用が必須なので持参を忘れないようにしてください。
英語名:Caldea
ジャンル:スパ・リラクゼーション
住所・マップ:Parc de la Mola, 10, AD700 Escaldes-Engordany, Andorra
6. セントラルパーク
アンドラ・ラ・ヴェリャの中心地、バリラ川の南側に位置している公園、セントラルパーク Parc Central。
川沿いに伸びる散策路や遊具などが設置されている市民の憩いのスペースとなっています。
買い物客の多い中心地とは違いとても静かな環境、朝の散歩に最適です。
英語名:City Park
ジャンル:公園
住所・マップ:AD500 Andorra la Vella, Andorra
7. サンタ・クローマ・ダンドラ教会
アンドラ・ラ・ヴェリャ の中心部から徒歩30−40分の場所に位置するサンタ・クローマ・ダンドラ教会 Església de Santa Coloma d’Andorra。
アンドラで最も古い教会で8−9世紀頃に設立されたもので、アンドラ公国の文化財に指定されており将来のユネスコ世界文化遺産登録が期待されています。
プレロマネスク様式で建てられた教会は今も当時の姿を残しており、アンドラの硬貨のデザインとしても長い間採用されています。
英語名:Church of Santa Coloma d’Andorra
ジャンル:教会・宗教施設
住所・マップ:Carrer Major, AD500 Santa Coloma, Andorra
8. サンタ・ペレ・マルティル教会
ネオロマネスク様式で鐘塔が象徴的なサンタ・ペレ・マルティル教会 Església de Sant Pere Màrtir。
1956年に花崗岩で建てられ、もともとは教区にとって重要だった織物産業のための羊毛を生産する場所として使用されていました。
祭壇周りは当時羊毛の生産者や織物士など様々な人が関わって造られたとされる珍しいインテリアデザインとなっています。
英語名:The Church of Sant Pere Màrtir
ジャンル:教会・宗教施設
住所・マップ:Av. Carlemany, AD700 Les Escaldes, Andorra
9. サンタ・ミケル・デンゴラステル教会
アンドラにある非常に歴史の長い教会の一つであるサンタ・ミケル・デンゴラステル教会 Església de Sant Miquel d’Engolasters。11−12世紀にロマネスク様式で建てられ、アンドラ公国の文化財に登録されています。
山の中腹に位置しているためタクシー等を使って訪れることが必要な場所ですが、ここから見下ろすアンドラ・ラ・ヴェリャの街並みは絶景。
隠れた展望スポットとしておすすめです。
英語名:Church of Sant Miquel d’Engolasters
ジャンル:教会・宗教施設
住所・マップ:AD700 Engolasters, Andorra
アンドラ・ラ・ヴェリャ からのアクセス:タクシーで約10分
10. ミラドール・ロック・デル・クエル
アンドラ公国で最も有名な展望スポットがミラドール ロック デル クエル Mirador Roc Del Quer。
アンドラ・ラ・ヴェリャから車で20分、オルディノ地区の山の上に位置しており、そこからは眼下に広がる街並みやピレネー山脈を一望することができます。
名称:Mirador Roc Del Quer
ジャンル:展望スポット
住所・マップ:Ctra. de Montaup, AD300 Ordino, Andorra
アンドラ・ラ・ヴェリャ からのアクセス:タクシーで約20分
今回紹介した場所のマップ情報とまとめ
今回紹介したアンドラ公国おすすめ観光名所の立地をマップ上にまとめました。
アンドラ・ラ・ヴェリャ中心地に位置している観光名所は全て徒歩で回ることができ、郊外にある場所についてもタクシーを2−3時間ほどハイヤーすればくまなく回ることができます。
タクシーはメーター制となっており物価が安いこともありタクシー料金は良心的、また待機時間には安いレートが適応されるので安心です。
短い滞在期間でもアンドラ公国全土を満喫することができるようしっかりとプランニングをして観光を楽しんでください。
アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャの中心部にあり、バスターミナルからも徒歩5分程度の場所にある4つ星art hotel。
スペインやフランスで展開している中規模ホテルグループで、観光客やビジネス客に人気のホテルで高い評価を受けています。
ホテル料金を考えると客室は大変と広々としており、アメニティも充実しているため日本人も宿泊しやすい施設。山川の客室からは目の前を流れるヴァリラ川やピレネー山脈の展望を楽しむことができます。
宿泊施設の詳細・クチコミはこちらから
Expedia:アクタ アートホテル
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