オーストリアの首都ウィーンにはUバーンと呼ばれるメトロ(地下鉄)網が発達しており、観光の際の移動手段としても活用できると大変便利です。
地下鉄というと、東京の地下鉄を思い出しとても複雑なイメージがありますが、ウィーンの地下鉄は切符の買い方も簡単そのもの。1度知ってしまえば怖いものはありません。
今回はウィーンのメトロの乗り方をわかりやすくご紹介します。
1. メトロ駅の目印
メトロの目印はU-Bahnの頭文字をとって「U」のマークです。
ウィーン市内ではU1~6まで走っており、それぞれルートが異なります。駅への入り口には必ずこの「U」のロゴがありますので、目的のメトロのロゴがある駅を見つけてください。
2. 切符の購入
駅構内に入ると、このような自動券売機があります。
操作はタッチパネル式になっており、言語も英語で選択できるためさほど難しいことはありません。
大人の方がウィーンの市街地を片道移動する場合には、「1trip at the full price」を選択してください。
このチケットは2.2ユーロで、なんと地下鉄Uバーン、Sバーン、トラム全てに共通のチケットになります。目的地までの片道分であれば何度でも乗り換える事ができます。
支払い方法は、現金(コイン、小額紙幣)、もしくはクレジットカードです。
3. チケット確認
クレジットカードで購入した場合にはカード利用明細控えと切符の2枚が発券されます。右に写っているのが切符になります。繰り返しますが、この切符はすべての公共交通機関で有効です。
4. 打刻
1つ気をつけなければならないのが、切符を購入しただけではその切符は有効とはみなされません。チケットを有効化するためにメトロに乗車前に打刻をする必要があります。
左の写真のように、改札ゲートのようになっており、そこに打刻機が設置されている場合と、右のようにホームに設置されている場合があります。乗車前に必ずこの矢印の部分に手持ちの切符を挿入してください。
打刻後の切符です。このように打刻がされていない切符をもって乗車した場合には無賃乗車とみなされますので忘れずに気をつけて下さい。
5. メトロ列車
いろいろな種類がありますが、ウィーンのメトロはどれも綺麗です。
また、見ての通りホームにもほとんどゴミが落ちている気配はありません。
車内も非常に清潔で、安全面で不安になるようなことはありません。
最低限の注意をしておけば夜間の利用であっても特に心配はないはずです。
6. Uバーン路線図
ウィーン市内を走る地下鉄の路線図です。短期観光客が使用するのは主に中心部のリング周辺になるかとおもいます。
7. 最後に
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ウィーンの地下鉄Uバーンの乗り方、いかがでしたか?
切符の料金設定が非常にシンプルで、かつどの公共交通機関を使っても共通の切符というのが、世界一複雑な鉄道システムを持つ私たち日本人にとっては素晴らしいシステムだとおもいます。
ウィーンのSバーンの乗り方についてはこちらの記事で紹介しています。前述の通り、料金設定が同じで切符が共通ということで、乗り方についてはほとんど同じですので難しいことはないと思います。
また長距離列車についてはこちらで紹介していますので、他都市への鉄道旅行を検討されている方はご参照ください。
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