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【ベルファスト】在欧旅プロがおすすめする観光スポット10選【旅行ガイド】

ベルファスト観光
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北アイルランドの首都、ベルファスト。現在はイギリスを構成する一地方ですが、歴史的にもロンドンのあるイングランドや、スコットランドとはまた異なる歩みを踏んできた地域になります。

20世紀後半には多くの犠牲を払う紛争を経験し、現在もカトリック系住民とプロテスタント系住民のわだかまりが残っていることでも知られています。

とはいえ、現在の治安は安定しており、アイルランド共和国やイングランド・スコットランド方面から短期観光で訪れる人も多い観光地でもあります。

この記事ではベルファスト市街地中心部にあり、短期滞在でも欠かさずに見ておきたいおすすめ観光スポットを10項目紹介します。

1. ベルファスト市庁舎

ベルファスト繁華街中心エリアにあり、一際目立つ重厚な建物がベルファスト市庁舎。

ベルファスト観光のウォーキングツアーや北アイルランド観光バスの出発地点となる街のシンボルでもあります。

1888年のヴィクトリア女王時代に建てられた歴史的建造物で、内部には自由に見学できる北アイルランドやベルファストの歴史にまつわる展示エリアが設置されています。

また一般立ち入り禁止エリアを見学できるガイドツアーが開催されています。

ベルファスト市庁舎

2. 聖ジョージマーケット

ヴィクトリア様式で1890年代に建てられた北アイルランド最古にして最大の屋内マーケット。

金曜から日曜日、週に3回オープンしており、曜日によってマーケットの出店テーマが変わります。金曜日は青果や魚に加え工芸品や衣料品など、一方土曜日は肉製品やローカル・インターナショナルフードなどなど。

オープン時間が限られていますが、週末にベルファストを訪れる場合は必見、フードスタンドも数多く出ているので特に朝食やブランチがてら午前中にいくのがお勧めです。

聖ジョージマーケット

3. ヴィクトリアスクエア/ショッピングモール

ヴィクトリアスクエアと名前のついたベルファスト最大のショッピングモール。

内部には数多くのマーケットプレイスやレストラン、シネマが入る複合商業施設となっています。

雨天の時はもちろん、ヨーロッパを先取るファッションなどチェックしたい方におすすめです。

ヴィクトリアスクエア

名称: Victoria Square
住所・地図: Victoria Square, Belfast BT1 4QG
公式HP: https://victoriasquare.com

4. アルバート記念時計

ビクトリア女王の夫、アルバート公を記念して1869年に建てられた時計塔。

ベルファスト中心部のクイーンズスクエアの前に建つシンボリックな時計塔で、高さは34m。戦争中の傷跡を遺しながらも街のシンボルとして今も愛されている歴史建造物です。

アルバート記念時計

名称: Albert Memorial Clock
住所・地図: Custom House Square, Belfast BT1 2AG

5. The Big Fish

大きな魚(The Big Fish)、またの名を知恵の鮭(The Salmon of Knowledge)と呼ばれる大きな魚のモニュメント。

鱗を模すように小さなセラミックタイルの組み合わせで構成されており、一枚一枚のタイルにはベルファストの歴史を伝える写真や新聞の切り抜き、当時残されたメッセージが印刷されています。

The Big Fish

名称: The Big Fish
住所・地図: Donegall Quay, Belfast BT1 3NG

6. ベルファスト大聖堂

ベルファスト最大のアイルランド国教会の大聖堂であり、聖アン大聖堂とも呼ばれている宗教施設。

1899年から1981年に至るまで増改築を繰り返しながら拡張し現在の姿となりました。

礼拝時間以外であれば観光客も内部の見学が可能、ロマネスク様式の美しい内外装や天井ドームのモザイク画、ステンドグラスが見どころです。

ベルファスト大聖堂

名称: St Anne’s Cathedral
住所・地図: Donegall St, Belfast BT1 2HB
公式HP: http://www.belfastcathedral.org/

7. タイタニック博物館

処女航海中に氷山と衝突する事故で沈没したことで有名なタイタニック号の造船が行われたドックがあるのがベルファスト。

造船所があった場所は現在、タイタニック号の造船の過程や船内内部のモックアップなどを展示した大型博物館になっています。

体験型アトラクションが豊富な展示内容となっており、子供連れにもおすすめです。

タイタニック博物館

名称: Titanic Belfast
住所・地図: 1 Olympic Way Queen’s Road Belfast BT3 9EP
公式HP: https://www.titanicbelfast.com

8. 平和の壁

20世紀後半、長い間続いた民族紛争であるベルファスト問題を垣間見ることができる遺構が数多く残されているが今のベルファスト。

カトリック系住民とプロテスタント系住民を隔てる壁が今も街中至る所に残されています。

その中でも最大のものがキューパー通り沿いに建てられた平和の壁。ブレクジットなどでも度々話題になる複雑な北アイルランド問題の一端を感じることができる場所です。

9. ベルファストの壁画

北アイルランド紛争の終結からまだ十数年というベルファストは今も区画によって住民構成(プロテスタント系・カトリック系)がはっきりと分かれている場所が数多くあります。

ベルファストの中心部を少し外れると途端に増える壁画。この壁画には宗教や思想を反映しているものが多く、その画を見るだけでその区画の住民構成が見て取れる現状があります。

街中に散らばっており、なかなか個人では回りずらいので、現状の解説や紛争当時の状況などを詳しく説明してくれる現地ガイドツアーやタクシーツアーに参加するのがお勧めです。

ベルファストの壁画

名称: Belfast murals
壁画ツアー: Mural tours Belfast

10. クラムリン通り刑務所

北アイルランドに唯一残るヴィクトリア時代の刑務所、北アイルランド紛争時には武装組織IRA(アイルランド共和軍)の政治犯か数多く収容され、処刑も行われたという悪名高い刑務所です。

1996年に刑務所としての役割を終え、現在はベルファストの犯罪史や当時の囚人の様子などを公開する博物館となっています。

クルムリン通り刑務所

名称: Crumlin Road Goal
住所・地図: 53-55 Crumlin Rd, Belfast BT14 6ST
公式HP: https://www.crumlinroadgaol.com

最後に

複雑な政治的な事情が現在も残る北アイルランド・ベルファスト。一方街中にはヴィクトリア女王時代の歴史的建造物が今も数多く残り、人気観光名所も多い観光地となっています。

事実、現在のベルファストは治安も良く、独立記念日など政治的な意味を持つ日を除いては昼夜含め安心して歩ける街。

ベルファストからは北アイルランドの大自然を満喫できる日帰りツアーも数多く出ているため、イギリス滞在時には是非ベルファストに立ち寄ってみてください。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。