ヨーロッパに来ていつも思うのは、本当にこっちの人って傘ささないなーっということ。
スウェーデンでも秋〜春にかけて雨が非常に多く、下手したら1週間連続雨なんて当たり前のように起こるのにも関わらず、傘文化は全く発達していません。
そんな国から生まれた高性能レインコートブランド STUTTERHEIMはとてもおしゃれ。
ついに日本での取り扱いが公式に開始され、いうまでもなく梅雨の季節など日本でも間違いなく役立ちそうなのでご紹介します。
1. 欧米人が傘をささない理由
スウェーデンで知り合いに「なんで傘ささないの?」と聞いたところ帰ってきた答えは「邪魔だから」。濡れるとかそういうのってあんまり気にしないようです。
しかし、そう答える理由が最近わかりました。スウェーデンで傘を買うと「重い。壊れやすい。ダサい。」の3重奏。
日本のように軽くてコンパクトな折りたたみ傘とか、最悪捨ててもいいビニール傘とか、あるいは女性が好きそうなデザイン性の高い傘なんてものはありません。ごつくて重い真っ黒傘ばっかりなのです。
さらにスウェーデンでは突然雨が降ったと思ったら急に晴れたり、またその逆も然りだったりと傘を携帯するタイミングが難しく、しかも風が強いこともあって傘を使いづらいという事情もあります。
2. レインコートは大人気
一方でレインコートを着用している人は比較的多いです。
ビニール合羽みたいな人やディスポーザルのもの、あるいは少しおしゃれな防水コートなど。アパレルショップにもレインコートは随分と色々な種類が置かれています。
スウェーデンでなぜおしゃれなレインコートが生まれるのでしょうか。
色々考えたのですが、レインコート=雨という概念があまりないからな気がします。先ほども言った通り、雨が降るタイミングも気まぐれ。雨が降っていない時にレインコートを着ていてもおかしくないようにデザイン性が高いものが多く、そして風除けや保温等のためにコート代わりとして使う人も多いのです。
レインコートというよりは防水のコートというような考え方をしている人が多いように感じます。
3. スウェーデン発レインコートブランド
そんなスウェーデンからおしゃれなレインコート専門ブランドであるSTUTTERHEIMが日本のAmazonでの取り扱いを開始しました。
ストックホルムの小さな工場から始まったコートの専門製造会社で、Alexander Stutterheimというオーナーの祖父が嵐の中漁をするために着ていたコートがあまりにかっこよく、高品質だったことに影響を受けて立ち上げたそう。
現在はストックホルムにデザイン事務所があり、ポーランドで製造されています。
完全ハンドメイド
オーナーであるAlexander Stutterheimは自分の工場を立ち上げたのち、徹底的に手作りにこだわっており、現在も全製品がフルハンドメイド製品となっています。
大量生産品ではないので、売り切れやサイズ切れも出やすいようですが、その分希少性も高そうです。
充実のレインコートコレクション
とにかくそのコレクションの数がすごいです。一部をご紹介しますが、これら全てがレインコートです!
ポップでカラフルなレインコートは雨の薄暗い日を明るくしそう。
もはやレインコートには見えないようなおしゃれコートデザインのものもあります。
これらについてはもはや雨の有無に関わらず、毎日のデイリーユーズでも全く問題なさそうな洗練されたデザインです。
防水性と保温性抜群の高性能品質
品質はいうまでもなく大変高いです。製品仕様書によるとこう書いてあります。
Rubberized coating in 100% PVC on a cotton/poly membrane (52% Cotton and 48% Polyester).
表層は防水性に特化したラバーコーティングされているPVC(ソファー等で使われる合成皮革の材料と同じ)で、内側は通気性と保温性を考えた綿とポリエステルの複合材料となっています。
豊富なサイズ展開
サイズ展開は充実していますが、欧州規格なので少し注意が必要です。また、商品説明ページでは、モデルの身長と着用サイズも参考に書かれているので、参考にしてください。
目安としては男女兼用モデル(ARHOLMA、STOCKHOLM等)では
- 身長185cm前後でM
- 身長175cm前後でXS
- 身長170cm前後でXXS
- 身長165cm前後でXXXS
女性専用モデル(MOSEBACKE等)
- 身長175〜180cm前後でM
- 身長170cm前後でS
- 身長165cm前後でXS
- 身長160cm前後でXXS
全製品の細かい採寸が示されているので、サイズ感がわからない方はサイズ一覧 を見ながらお持ちのコートと比較してみてください。
4. 最後に
いかがでしたか?
日本発売が決定したSTUTTERHEIM公式HP・注文はこちら
欧州では傘文化はありませんがかわりに、とてもデザイン性の高く高性能なレインコートが流行っています。
私はストックホルムの公式店でフォーマルにもカジュアルにも使えそうなデザインのSTOCKHOLM NAVYを1着購入して使っていますが耐久性も高く雨の多い冬は毎日のように着ています(サイズはXSでした、、、悔しい 笑)。
是非みなさんも日本でおしゃれな北欧生まれのレインコートを着て、周りと差をつけてみてください!
初めまして!
いまオランダに短期留学中なのですが、次にドイツへ行く予定を変更し、スウェーデンに行くことになりました。こちらを見つけ、本当に役立つ情報が多くて、とってもありがたかったです!ガイドブックも持っていないので、こちらの情報など頼りにするつもりです!
ありがとうございます!実際に現地にいる人しかかけない情報を中心にこれからもどんどんアップ予定あるので楽しみにしててください。
僕も実は再来週末にオランダに2日間いくので何かお勧めあれば教えてください^_^
もし送信済みならすみません。
再送します。
返信ありがとうございます。
オランダは初めてですか?
私は1ヶ月オランダで暮らし、毎日出歩き、たまにガイドさんと街歩きしたので、随分わかってきましたよ!
人が優しく気軽に話しかけてくれます。やっと朝晩、秋の風を感じますが日中は半袖です。
北欧に行く予定が無かったので防寒対策を全く準備して無かったのですが
1ヶ月後〜二週間滞在のスウェーデン、どうでしょう?ダウン、ですか?
オランダのオススメは美術館ですね!2日間なら1日は使ってしまいますね!
皆さんあまり外食はされないようです。日本食材、お米、買えますよ!
スウェーデンでは買えないんですよね。チーズとワイン、ここへ来て大好きになりましたよ。
Yamaさんの記事を読んで、是非、電車で回ってみようと思いました!
エーテボリ、ヨーテボリ、イエテボリって、全部同じことですか??
滞在先はルンドですが、ストックホルムやエーテボリにも行ってみます。
ところで、治安は。。何か感じる事はありますか?良ければ教えてください。
アドレスはお伝え出来てるのかな?そちらでもいいですし、こちらでもいいです。
コメントありがとうございます。
スウェーデンは南マルメ・ルンドからだんだんストックホルムへ北上していくと、街の規模もだんだんと大きくなり楽しいと思います。
ちなみに個人的に一番好きな街はGöteborgイエテボリです。ヨーテボリ、エーテボリ全て同じ街ですが、スウェーデン語の発音だと「イェッテボーリ」となります(英語読みだとGothenburg ゴーセンバーグ)。
来月ということですよね?ストックホルムは結構寒くなってきてます。日本の11月くらいです。マルメ、ルンドはそれでもまだ15度前後かと思います。
治安については皆さん心配されているようですので、実は記事を書いて有ります。9月9日の日本時間18時にアップロードされる予定ですので、もしよろしければそちらをお読みください。簡単に言うと最低限の注意はすべきですが、他のパリやローマと比べたらずっとマシです。