【バルセロナ】ラ・ボケリア市場に行ってきたので隅々までレビュー

バルセロナ最大の市場であるラ・ボケリア市場 La Boquería。

バルセロナの人々の食生活を垣間見ることができるスポットである一方、お土産探しや食べ歩きなど観光客でも存分に楽しめる人気のスポットになっています。

今回はラ・ボケリア市場をじっくりと歩いてみたので、その内部の様子を紹介します。

1. 地元の人の台所を支える市場

起源は13世紀にまで遡るというラ・ボケリア市場。

現在のラ・ボケリア市場は公式には1840年にオープンしたことになっていますが、現在の市場の基礎となる建設は1853年に完了。屋根が取り付けられたのは20世紀に入ってからと月日を追うごとに改装・増築が行われています。

広大な敷地には300を超える小売店がひしめきあい、一年を通して活気が満ちている空間となっています。

スペイン人好みの肉と地中海で揚がる鮮魚

スペイン人は肉料理が大好き。タパス料理の定番でもある生ハムやサラミはもちろん、牛肉や豚肉、猪肉や鹿肉などのジビエの肉も数多く揃えたお店が立ち並んでいます。

アパートメントタイプのホテルに泊まってる際にはディナーの材料を揃えるのに最適。またサラミなど加工品も安価で購入できるのでホテルに帰ってからのおつまみとしてもおすすめです。

精肉店が並ぶエリアにはチーズを取り扱うお店や卵専門店などもありなんでも揃います。

バルセロナにある多くのレストランもこのマーケットで仕入れを行うようで、本場レストランの味を観光客もお得な値段で少量から購入することができます。

肉市場に遅れること1911年に完成したという鮮魚エリアも現在では地中海で水揚げされた新鮮な魚介類を取り揃える数多くのブースが立ち並ぶ人気のエリア。

こちらも1匹単位での購入はもちろん、切り身での販売にも対応してくれるので気になったものがあったらお店の人に声をかけてみてください。

蟹やロブスターなど日本では高級品とされるものであっても、ラ・ボケリア市場では驚きの値段で売っていたりします。

鮮度抜群の野菜・果物も充実

もちろんラ・ボケリア市場は肉や魚だけではありません。スペイン各地はもちろんのこと、ヨーロッパをはじめ世界各地から集まった新鮮な青果がたくさん。

中にはドラゴンフルーツやドリアンなど東南アジアからのものもあり、国際色豊かな品揃えとなっています。

1個から購入可能なので食べ歩きにもぴったりです。

2. 見るだけでも楽しいカラフルな空間

このラ・ボケリア市場の特徴はなんといってもそのカラフルさ。青果エリアを中心に人を「色」で惹きつけるブースが数多くみられます。

市場には珍しくお菓子のブースも。子供がお母さんにおねだりしている、そんな光景が至る所で見られます。

カラフルで見た目がかわいいということもあって普段は甘いものをあまり食べない人であっても少し気になってしまうに違いありません。

こちらは全て量り売り。もちろん数個であっても購入可能なので、気軽に試すことができます。

3. 観光客にも嬉しい食べ歩きが楽しいマーケット

このラ・ボケリア市場で観光客に一番人気の食べ歩き商品が新鮮なフルーツを使った絞り出しフレッシュジュース。

1種類のフルーツを使ったものからいろいろな組み合わせをミックスしたものまであり、どれを買うか選ぶのが難しいほど。

ブースによって若干値段が異なるので、買う時はいろいろなお店を回ってみるのがおすすめ。

食べ歩きやお土産に人気なのがある程度長い間保存もできるスイーツ類。

特にチョコレートやドライフルーツなどはとても人気が高く、多くの人だかりができていました。

バルセロナの観光のおともにも最適。試食もさせてくれるので、気に入ったものをいろいろな種類を少量ずつ購入してみてください。

4. 小腹が空いたらお安い市場飯もおすすめ

ラ・ボケリア市場は食材を買うだけではありません。

市場の中にはタパス料理を提供するカウンター屋台がたくさん。お店によって肉料理メインのところやシーフードに力を入れているところなど様々あります。

ラ・ボケリア市場のタパス屋台はどこもフードのクオリティが高いことで知られており、地元の人にも愛される老舗がたくさんあります。

タパス屋台なので、お店が提供しているメニューの実物をショーケースやカウンター上で見ることも可能。美味しそうと思ったお店に飛び込んでみてください。

5. 最後に

ラ・ボケリア市場いかがでしたか？

地球の歩き方 スペイン版

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カラフルなマーケット、連日大賑わいの活気、豊富な鮮度の高い食材。地元の人にはもちろん観光客にも人気な理由がよくわかりました。

バルセロナを観光する上では絶対に欠かせない名所の一つ、ぜひお腹を空かせて覗いてみてください。