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【ポルト】観光の見どころ30選・治安・キャッシュレス【旅行ガイド】

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ポルトはポルトガルの北西部にある観光・リゾートタウン。

リスボンに次ぐポルトガル第2の都市であり、旧市街は「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。

日本人旅行者にも人気の高い街、おすすめ観光名所30選をはじめとする旅行で訪れる前に知っておきたい必須の情報を紹介します。

目次

1. ポルトの概要・アクセス

1-1. ポルトの概要

ポルトは、ポルト県の県都であり、イベリア半島の主要都市圏の一つ。ポルトガル北部のドゥエロ川河口に位置しています。

ヨーロッパ最古の中心地の一つとされており、ローマ帝国の前哨地であった時代から発展が続いてきました。

中世よりポルト中心部ドウロ川南部に広がるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に集まっていたワインセラーで酒精強化ワイン(ポートワイン)の包装、輸送、輸出を担っていたことから、ポルトと名前が付けられています。

1-2. 日本からのアクセス方法

日本からポルトガルへの直行便を運行している航空会社はありません。そのためアジアや中東、ヨーロッパ各地で乗り継ぎをしてポルトや首都リスボンへと入る必要があります。

最短でのアクセスにおすすめなのがルフトハンザ航空の利用、乗り継ぎを含め最短15時間半ほどで東京からポルトガルへとアクセスが可能です。

ターキッシュ航空やシンガポール航空を使うと比較的リーズナブルな航空券を購入可能です。

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2. 治安と気をつけるポイント

ポルトガルは一般的に世界でも最も治安のいい国の一つとされ、観光をする上でも安心して街歩きを楽しめる国です。

とは言え、日本と比較すると犯罪率も高く、軽犯罪に巻き込まれるリスクなどは常につきまとうため旅行者として最低限の注意は必要になります。

2-1. 気をつけたいエリア

ポルトは通常観光客が見どころを廻りながら街歩きをする上で気をつけるエリアは特にありません。

しかし、一部のポルト郊外では高い犯罪率が報告されているエリアがあるため、メトロやバス利用中に予期せぬ場所で降りたりなどして迷い込むことがないように注意する必要があります。

Bairro do Aleixo

ポルト西部、最も貧困率が高いとされるエリアで従来は薬物犯罪の巣窟として悪名高いエリアでした。

近年福祉サービスの充実により状況は著しく改善してきていますが、それでも低所得者が多く住むエリアで観光の見どころもないので近づかないようにしましょう。

Cerco do Porto

ポルト西部、従来よりも改善されてきているとは言えポルトで問題の多いエリアとして認識されている地域。薬物や銃の所持に関連する犯罪が多数報告されてきています。

Lagarteiro

ポルト東部に位置し、夜間に薬物取引をする人が集まることで知られるエリア。薬物取引にまつわるトラブルに巻き込まれる可能性があるので近づかないようにしましょう。

2-2. 観光客に対する主な犯罪報告

ポルトガルは一般的に安全な国と言われますが、一方ポルトはポルトガルで最もリスクのある街として名前が上がり薬物に起因した犯罪が多く発生しています。

観光客に対する犯罪の大部分はぼったくり(詐欺)とスリ。特に繁華街で人が密集するエリアやメトロ車内では身の回りに注意してください。

2-3. 犯罪に巻き込まれないポイント

観光客として犯罪に巻き込まれないために、安全な国だとしても油断をしないことが大切。

財布やスマートフォンなどは肌身離さず身につけ、注意の届きにくいバッグの外ポケットやズボンの後ろポケットには入れない、多額の現金を持ち歩かない、話しかけてくる人に対応しない、夜間人通りの少ない場所を歩かないなど海外旅行をする上で基本的な注意を忘れないようにしましょう。

3. 物価の目安とキャッシュレス状況

3-1. 物価水準

ポルトガルの物価は一般的にヨーロッパ諸国と比較して安い水準となっています。

地元の人が使うレストランやスーパーマーケット、市場などは日本と比較しても安価な価格設定となっていることが一般的です。

一方で観光客が多く集まるポルト歴史地区内での物価水準は高く、観光客需要が高いためホテルやレストランの単価は高くなっています。

為替レート EUR: 火, 26 11月.

3−2. キャッシュレスとクレジットカード対応状況

ポルトでの旅行には現状キャッシュが必須。

大型レストランやホテル、人気観光名所等ではクレジットカードでの支払いが可能ですが、個人経営のレストラン、お土産店、一部教会や市場などでは現金のみ対応という場所も未だに多くあります。

街中に両替所はほとんどなく、あったとしても非常にレートが悪いので利用するのは避ける方が無難。

また安全面で多額の現金を所持することはリスクが高く、両替手数料の観点からも日本から多額のユーロを持ち込むのはおすすめできません。

ポルト中心部では各所にATMが設置されているため、基本的にはクレジットカード決済で対応し、現金が必要な場面には海外キャッシング等で対応するといいでしょう。

ヨーロッパ旅行でおすすめなクレジットカードの選び方はこちらの記事で紹介しています。

北欧キャッシュレスの現状

4. 観光のおすすめ時期

ポルトの観光シーズンは春から夏にかけて。温暖で安定した気候は世界中から観光客を惹きつけます。

特に6月から8月にかけてはヨーロッパのホリデーシーズンにあたり、非常に混雑する時期。観光名所や人気レストランでの行列や、場合によっては予約も取れないなんていうことも想定する必要が出てきます。

これらの時期に旅行する際は前持って必要な予約を行い、時間に余裕を持たせた旅行プランを立てることが大切になります。

おすすめは4月〜5月、9月の比較的落ち着いている時期、ホテルや航空券料金も比較的安価なことが多く、比較的ゆったりと観光を楽しむことができます。

10月を過ぎると天候リスクがありますが、それでも降水量は西欧・北欧諸国と比較しても断然少なく冬場を通して10度を下回る日はほとんどないため、冬季も観光がしやすい街といえます。

5. 主要な観光の見どころ30選

ポルトを観光する上でおすすめな30箇所の観光名所を紹介します。

ポルトは「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。

ポルト歴史地区は以下で紹介するサン・ニコラウ地区、セー地区、ヴィトーリア地区、ミラガイア地区を指し、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院はヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に位置しています。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区

ポルト中心部、ドウロ川の南側に位置し、ポートワインのセラーが数多くあるリバーフロントエリア。

ポートワインにまつわる見どころが多く、また景色のいいレストランやバーが数多く建ち並んでいます。

5-1. WOW PORTO

The World of Wineの頭文字をとったポルトで今ホットな名所、WOW PORTO。もともとワインセラーが数多くあったエリアを再開発した複合施設で、7つの博物館と12のレストランが入っています。

博物館はポートワインやチョコレート、コルク、ロゼワインなどテーマに沿った体験型博物館となっており、展示を見学するだけではなく、チョコレートの試食やワインの飲み比べなどユニークな体験をすることができる施設となっています。

WOWの概要

名称:WOW PORTO
住所・地図:Rua do Choupelo 39, 4400-088 Vila Nova de Gaia
公式HP:https://wow.pt

5-2. カレム洞窟・ワインセラー

150年以上の歴史を持ち、地元ポルトガル人カレム一族が所有しつづけている名門ワイナリー、カレム。

ポルトで最も観光客に訪れられているワインセラーで、人気ガイドツアー(要予約)では内部の見学とワインテイスティングを体験することができます。

カレム洞窟の概要

名称:Caves Cálem
住所・地図:Av. de Diogo Leite 344, 4400-111 Vila Nova de Gaia
公式HP:https://tour.calem.pt/

5-3. テイラーズ・ポルト

創業1692年という長い歴史があるテイラーズが所有する、ポートワインセラー。

こちらはオーディオガイド(日本語含む)を使ったセルフツアー方式となっているため、自分のペースで好きな時に内部を見学することができ、もちろん見学後にワインテイスティングを楽しむことができます。

テイラーズ・ポルトの概要

名称:Taylor’s Port
住所・地図:Rua do Choupelo 250, 4400-088 Vila Nova de Gaia
公式HP:https://www.taylor.pt/

5-4. ベイラ・リオ市場

起源は1868年にまで遡る歴史のある市場、ベイラ・リオ市場。生鮮食品を売るお店と数多くのフード・バーカウンターが入っており、ローカルグルメを楽しむことができるフードマーケットとなっています。

ベイラ・リオ市場の概要

名称:Mercado Beira Rio
住所・地図:Av. de Ramos Pinto 148, 4400-261 Vila Nova de Gaia
公式HP:https://mercadobeirario.pt/

5-5. コプケ・ワインハウス

1638年に創業したポルトで最も古いワイナリー、コプケが運営するワイン直売店。

ここでの人気はワインテイスティングで、5種類の異なるポートワインを製造のこだわりや特徴などを知識豊富なスタッフから聞きながら楽しむことができます。

コプケ・ワインハウスの概要

名称:Kopke Wine House
住所・地図:4430 999, Av. de Diogo Leite 312, Vila Nova de Gaia
公式HP:https://www.kopke1638.com/

5-6. パステル・デ・バカリャウの家

ポルトガルの伝統料理のバカリャウをテーマにしたテーマパーク型レストラン。

バカリャウのライブクッキングが行われており、出来立てのバカリャウをおすすめポートワインと一緒に楽しむペアリングセットがおすすめです。

パステル・デ・バカリャウの家の概要

名称:Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau
住所・地図:Av. de Diogo Leite 122, 4400-111 Vila Nova de Gaia
公式HP:http://www.pasteldebacalhau.pt/

5-7. ガイア・ロープウェー

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区のリバーサイドにあるモーラス・ピント通りとドン・ルイス1世橋やセラ・ド・ピラール修道院にほど近いモーロ庭園とを繋ぐロープウェー。

移動手段としてはもちろん、ロープウェー搭乗中の景色を楽しむために是非乗っておきたいロープウェーです。

ガイア・ロープウェーの概要

名称:Teleférico de Gaia
住所・地図:Av. de Ramos Pinto 331, 4430-233 Vila Nova de Gaia
公式HP:http://www.gaiacablecar.com/

5-8. セラ・ド・ピラール修道院

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を見下ろす丘の上にある円形の教会部分が特徴的な元修道院。

建設が始まった1537年から続く長い歴史があり、ポルトの世界遺産の登録名にも含まれる重要文化財です。

セラ・ド・ピラール修道院の概要

5-9. セラ・ド・ピラール展望台

セラ・ド・ピラール修道院の前にある展望台はポルトで一番の絶景スポットして有名。

ドン・ルイス1世橋やドウロ川対岸のポルト歴史地区を一望でき、特にサンセット前になると大きな人だかりができます。

セラ・ド・ピラール展望台の概要

名称:Miradouro da Serra do Pilar
住所・地図:Largo Aviz, 4430-329 Vila Nova de Gaia

サン・ニコラウ地区

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区からドウロ川を隔てて反対岸に位置するサン・ニコラウ地区。

リバーサイドにあたるリベイラなどポルト歴史地区の中心的場所で美しい街並みが広がる一方、ナイトライフの中心地としても人気の高いエリアです。

5-10. カイス・ダ・リベイラ

ドウロ川に面した景色のいい遊歩道、昼夜を問わず賑わいを見せる人気エリアで数多くのレストランやバーが軒を並べています。

カイス・ダ・リベイラの概要

名称:Cais da Ribeira
住所・地図:Cais da Ribeira, 4050-509 Porto

5-11. ボルサ宮殿

19世紀建てられた旧証券取引所、ボルサとは株という意味があります。

豪華なのはもちろんのこと、70年かけて建てられたことから様々な建築様式が組み合わされたユニークな内装はガイドツアーで見学可能です。

ボルサ宮殿の概要

名称:Palácio da Bolsa
住所・地図:R. de Ferreira Borges, 4050-253 Porto
公式HP:http://www.palaciodabolsa.pt/

5-12. モヌメント・デ・サン・フランシスコ教会

ボルサ宮殿の隣にあるカトリック教会、14世紀に建てられた歴史ある教会で、豪華な祭壇周りと金箔がふんだんに使われた装飾が目を引きます。

内部は併設されている博物館とともに見学することができます。

モヌメント・デ・サン・フランシスコ教会の概要

名称:Igreja Monumento de São Francisco
住所・地図:Rua do Infante D. Henrique, 4050-297 Porto

5-13. フェレイラ・ボルジェス市場

1885年にリベイラ地区の旧市場を置き換える目的で建てられたフェレイラ・ボルジェス市場。産業革命後のヨーロッパでよくみられた鉄の枠組みからなり、完璧な姿で残っているものとしては非常に珍しい建物になっています。

実際にはこの場所が市場として使われたことは一度もなく、現在ではレストランやナイトクラブ、日中はハンドメイドのクラフトショップが置かれています。

フェレイラ・ボルジェス市場の概要

名称:Mercado Ferreira Borges
住所・地図:R. da Bolsa 19, 4050-253 Porto

5-14. リベイラ公共エレベータ

リバーサイドに当たるカイス・ダ・リベイラからポルト大聖堂などがあるセー地区の丘の上に上がる際に使いたいのがリベイラ公共エレベータ。

リベイラ・ケーブルカーが非常に観光客に人気である一方、エレベータは地元の人を除いてほとんど使われていない穴場。行列ができることはほとんどなく、料金も無料、景色も楽しめることから移動時に使わない手はありません。

リベイラ公共エレベータの概要

名称:Lift Lada Ribeira
住所・地図:R. da Lada, Porto

セー地区

ポルト歴史地区の中心的地区で、ポルト大聖堂(セー大聖堂)やサン・ベント駅など観光客が最も多く集まるエリアです。

5-15. ドン・ルイス1世橋

1886年に完成したドウロ川にかかるポルトを代表するアーチ橋。ポルトの世界遺産の登録名にも含まれています。

幅8m、長さ395m、上層部分は歩行者とメトロが、下層部分は車両と歩行者が通行できるようになっています。

ドン・ルイス1世橋の概要

名称:Ponte Luís I
住所・地図:Pte. Luiz I, Porto

5-16. ポルト・ケーブルカー

リベイラ地区からセー地区へと急勾配を上るケーブルカー。14世紀に築かれた城壁に沿って敷設されており、前述のエレベータと比べると観光客に人気が高い移動手段になっています。

車内からはドン・ルイス1世橋やリベイラの街並みを眺めることができます。

ポルト・ケーブルカーの概要

名称:Funicular dos Guindais
住所・地図:R. da Ribeira Negra 314, 4000-509 Porto

5-17. ポルト(セー)大聖堂

セー地区の高台に位置するポルト大聖堂。12世紀に建てられたロマネスク様式の教会で、ポルトの信仰と文化の中心として現在に至るまでその役割を果たしています。

豪華な内装はもちろんのこと、アズレージョのタイルワークが施された回廊は必見です。

ポルト大聖堂の概要

5-18. サン・ベント駅

アズレージョが一面に張り巡らされた駅構内が特徴的なポルトの中心駅、1910年からポルトを発着する旅行者を見守っています。日中は非常に混雑するので朝早い時間の見学がおすすめです。

サン・ベント駅の概要

名称:São Bento Station
住所・地図:Praça de Almeida Garrett, 4000-069 Porto
公式HP:https://www.cp.pt/

5-19. フローレス通り

サン・ベント駅前からセー地区とヴィートリア地区を隔てる隔てるように伸びる歩行者専用道路。

数多くのレストランやカフェ、土産物店が建ち並ぶ賑やかなショッピングストリートになっています。

フローレス通りの概要

名称:R. das Flores
住所・地図:R. das Flores, 4050-262 Porto, Portugal

ヴィートリア地区

ポルトのシンボルであるクレリゴス教会が代表的なヴィートリア地区。高台に位置しているため、ポルトのさまざまな場所から望むことができます。

5-20. クレリゴス教会・鐘塔(タワー)

18世紀に建てられたバロック様式の教会、市内の様々な角度から見える鐘塔が街のシンボルにもなっています。

ポルトガルを代表するバロック建築で、全面大理石で作られた祭壇周りや75.6メートルの鐘塔から見下ろす市内の景色が見どころ。期間限定でプロジェクションマッピングやライブが行われたりとイベントで使用されることも多くある教会です。

クレリゴス教会の概要

名称:Igreja dos Clérigos
住所・地図:R. de São Filipe de Nery, 4050-546 Porto
公式HP:http://www.torredosclerigos.pt/

5-21. ポルト大学

1911年創立のポルトガル国内では最も学生数の多い名門大学。

構内には複数博物館を擁しており、観光客でも内部を見学することが可能です。

ポルト大学の概要

名称:Universidade do Porto
住所・地図:Praça de Gomes Teixeira, 4099-002 Porto
公式HP:http://www.up.pt/

5-22. レロ・イ・イルマオン

ポルトで最も長い行列を作り、最も混雑するレロ・イ・イルマオンは世界一美しい本屋とされる人気観光スポット。

入場料がかかりますが本を購入する場合にはその代金が割り引かれるので、ポルト土産の一冊を選んでみてはいかがでしょうか。

レロ・イ・イルマオンの概要

名称:Livraria Lello
住所・地図:R. das Carmelitas 144, 4050-161 Porto
公式HP:http://www.livrarialello.pt/

5-23. カルモ教会

1756年に建てられた教会側面のアズレージョが特徴的なバロック様式のカトリック教会。

教会と併設されている「隠し部屋」、カタコンベ(地下墓地)などを見学することができます。

カルモ教会の概要

名称:Igreja do Carmo
住所・地図:R. do Carmo, 4050-164 Porto

サント・イルデフンソ地区

サン・ベント駅から北東部に広がるサント・イルデフンソ地区。商業、行政の中心的なエリアとなっています。

5-24. ポルト市庁舎

ポルト中心部にある行政の中心、市庁舎。内部見学はできませんが、ポルトを代表する記念撮影スポットとして観光客に人気となっています。

市庁舎周辺に伸びるアリアドース(Aliados)通りには格調高い建築が集まっており、ハイブランド店や高級ホテルなどが多数軒を連ねています。

ポルト市庁舎の概要

名称:Câmara Municipal do Porto
住所・地図:R. Clube dos Fenianos 5, 4000-407 Porto, ポルトガル
公式HP:http://www.cm-porto.pt/

5-25. ボリャン市場

1914年に開場し、ポルトガルで最も名声高い市場の一つであるボリャン市場、新古典様式で建てられた広大なスペースでは生鮮品や鮮魚、精肉店など数多くの新鮮な食材が販売されています。

市場内には複数のレストランも入っており、ローカルグルメを安価にいただくことができます。

ボリャン市場の概要

名称:Mercado do Bolhão
住所・地図:R. Formosa, 4000-214 Porto
公式HP:http://www.mercadobolhao.pt/

5-26. アルマス聖堂

アズレージョのファサード装飾が目を引くアルマス聖堂。

修道士アッシジのフランチェスコと聖カタリナの生涯をモチーフに、1929年に1万6千枚ものタイルを用いて装飾されました。

アルマス聖堂の概要

名称:Capela das Almas
住所・地図:Rua de Santa Catarina 428, 4000-124 Porto
公式HP:http://www.diocese-porto.pt/

5-27. ヴィア・カタリナショッピング

ポルト最大級のショッピングセンターで、衣料品から電化製品、日用品や食材までなんでも揃う地元民に人気のスポット。

最上階には大規模なフードコートもあるため、コストを抑えた食事を探している人にもおすすめ。

ヴィア・カタリナショッピングの概要

名称:ViaCatarina Shopping
住所・地図:Rua de Santa Catarina 312 a 350, 4000-443 Porto
公式HP:http://www.viacatarina.pt/

5-28. マジェスティックカフェ

世界で最も美しいカフェの一つとしばし称されるマジェスティックカフェ。その起源は1921年にまで遡る歴史のあるカフェです。

アール・ヌーヴォー様式の外観とベル・エポック時代の内装が評判を呼び現在ではポルトの主要観光スポットに。値段もそれ相応となっていますがサービスは一流。フレンチトーストがおすすめです。

マジェスティックカフェの概要

名称:Majestic Café
住所・地図:Rua Santa Catarina 112, 4000-442 Porto
公式HP:http://www.cafemajestic.com/

5-29. サント・イルデフォンソ教会

1739年にプロトバロック様式で建てられた教会で、正面ファサードは1932年にアズレージョで美しく装飾されていることから写真スポットとしても人気。

内部は教会と宗教博物館として公開されています。

サント・イルデフォンソ教会の概要

名称:Igreja Paroquial de Santo Ildefonso
住所・地図:R. de Santo Ildefonso 11, 4000-542 Porto
公式HP:https://santoildefonso.org/

ミラガイア地区

ドウロ川の北側、リベイラ地区の西側に位置するミラガイア地区。リバーサイドでありながらポルトの歴史的なトラムが走るなど長閑なエリアです。

5-30. ワールド・オブ・ディスカバリーズ

ポルトガルといえば中世の時代、日本を含む世界中に貿易や植民地支配で影響を与えた歴史があります。

そんなポルトガルと世界各国との関わりをボートに乗りながら楽しく学ぶことができ、ファミリー層に非常に人気が高い室内アトラクションスポットとなっています。

ワールド・オブ・ディスカバリーズの概要

名称:World of Discoveries
住所・地図:Rua de Miragaia 106, 4050-387 Porto
公式HP:http://www.worldofdiscoveries.com/

6. 現地で参加可能なデイツアー

世界的な観光地でもあるポルトでは、現地で参加可能な半日〜1日ツアーが数多く催行されています。

街のことをよく知るローカルガイドによるウォーキングツアーから、ポルト周辺のワイナリーをめぐるツアー、ドウロ川のクルージングなどが人気の高いアクティビティになっています。こちらのサイトからポルト現地で参加可能なツアーを一括検索することが可能です。

7. 観光に必要な日数

ポルトはコンパクトな街とはいえ見どころが非常に多く、また勾配のきつい斜面が街中にあるため短期間で一気に見て回るというのは体力的な負担が大きくなります。

またハイシーズンは混雑する観光名所も多く、待ち時間や予約の都合など時間ロスも長くなりがちです。

ポルトを観光する上でおすすめは最低3日間。可能であれば4-5日を見ておくとゆったりと見どころを網羅することができるようになります。

ドウロ川を挟んだ南側、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区で1日、リバーサイドで景色を楽しみながら散策したりワインセラー見学、また今ポルトで最もホットなWOWへ訪れてみてください。

ドウロ川の北側、ポルト大聖堂やサン・ベント駅があるエリアでは最低2日は欲しいところ。街歩きはもちろんですが、入場しての見学をするタイプの観光名所が多いので時間があればあるほどゆっくりとポルトの歴史や文化を楽しむことができるようになります。

8. まとめ

ポルトの観光情報を詳しく紹介しました。ポルトを観光するコツはゆとりを持つこと。

世界的に人気のリゾート都市ということを念頭に、混雑や予約状況などに惑わされず、またワインセラーや博物館、教会など入場が必要な場所の中でいかにゆったりと見学できるかが旅行の満足度を左右するといっても過言ではありません。

事前に観光計画を立て、必要に応じて早めに予約を入れるなど準備をしっかりとしてポルト旅行を満喫してください。

ポルトに泊まるなら

ポルト旅行の際に是非泊まって欲しいのがイェットマンホテル The Yeatman Hotel。

ポルトを代表するワイナリー、Taylor’sグループと提携しているポルト随一の高級スパ&リゾートホテルで、まるで宮殿にいるかのようなホテル設備や客室は最高の思い出作りに最適。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区の高台に位置することから客室からはもちろんレストラン、スパ、プール、どこからでもポルトの絶景を楽しめ、ポルトで最も景色が美しいホテルとしても知られています。

豪華な朝食ブッフェやTaylor’sワインギフトなどホテル宿泊者としての特典も満載、非常に人気があるホテルになっているため早めの予約がおすすめです!

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