リトアニアの都市シャウレイ街歩き!観光名所と気になる治安

シャウレイ

一部コアな旅行者を中心に人気が高まりつつある十字架の丘を訪れる観光客が経由地とするシャウレイの街。

多くの人はシャウレイを素通りしてしまうのが実際のところですが、少し町歩きをして見ると他のリトアニアの都市とは全く違う独特の雰囲気を持っていることに気付くはずです。

今回はそんなシャウレイを実際に町歩きした際の様子、観光名所、そして気になる治安状況について紹介します。

1. シャウレイの概要

シャウレイの位置

シャウレイはリトアニアの北部にある人口10万人強の街で、リトアニア第4位の都市。首都ヴィリニュスからは約210km離れています。非公式的にはリトアニア北部の首都ともされる場所です。

シャウレイの歴史をみてみると、第1次世界大戦の際に街のほとんどは破壊され、その後復興するも今度は第2次世界大戦の際にまた壊滅的な被害を受けました。さらにその当時人口の1/5を占めていたユダヤ人のジェノサイドが行われたりと、非常に悲しい過去を持つエリアです。

シャウレイといえば、最も有名なのが世界遺産にも登録されている十字架の丘。この十字架の丘を訪れる観光客のベースタウンになります。

十字架の丘に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

2. シャウレイへのアクセス

シャウレイバスターミナル

シャウレイへ訪れる方の多くはリトアニアの首都ヴィリニュスもしくは第2の都市カウナスから向かうことになると思います。

主にシャウレイまでのアクセスは2パターン、バスを使用する場合と列車を使用する場合に分けられます。列車はバスより本数が少なく、やや使いづらいですが所要時間が短いため上手く時間を調整できれば非常に便利なアクセス方法になります。

ヴィリニュスおよびカウナスからのアクセス方法はそれぞれ以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

ヴィリニュス〜シャウレイ

カウナス〜シャウレイ

3. シャウレイの街歩き

シャウレイを訪れるほとんどの観光客と同様、主な目的は十字架の丘によるということだったため、シャウレイの町歩き自体は到着日の夜とバスを待つ間の小一時間ぶらりと歩いただけになってしまいました。

ですので、夕暮れもしくは朝まだ暗い時間帯での町歩きになってしまったため、暗い写真ばかりになってしまいましたが、シャウレイ中心部の様子を簡単に紹介します。

メインストリート

シャウレイ中心

シャウレイの中心部目抜き通りです。ちなみに時間帯としてはまだ夜の8時前。真冬ということもあってか人通りが全くといっていいほどなくやや不気味な雰囲気に感じました。

さらに広告がまた不気味で、、、

シャウレイ町歩き

まるでホラー映画のような写真になってしまいました。にしても閑散としています。

こう見るとまるで死んだ街のように思えるんですが、実際にはお店は営業しており、店内にはお客さんもそれなりにいたりして賑わっています。当然真冬なためテラス席はクローズです。

もともと観光客も少ないエリアですし、外は非常に寒いということもあってか地元の人もあまり外を出歩くことはないんでしょうか。

旧ソ連の色を残す街

シャウレイの街並み

シャウレイに限らずバルト3国の全ての街に言えますが、ソ連統治時代の雰囲気を未だに色強く残している建物が多く見られます。

味気のないコンクリートの建物がずらっと並ぶ姿を見ると、共産圏だったころの時代を想像させます。

アートな街

一方で、ちょっとおしゃれなグラフィティやペインティングが多くあることにも気付きます。建物の壁や窓に注目しながら歩いて見ると、かなり本格的なものからいたずら書きレベルのものまで様々なアートを見ることができます。

ちょっと変わった彫像

シャウレイの銅像

シャウレイの中心部にはなぜかちょっと変わった彫像がいたるところに置かれています。豚やロブスター、ちょっと不気味なウサギや反戦を意味するもの、抽象的な像から人物像まで様々です。

夜に歩いていると突然首から上だけの銅像に睨まれたりするので結構これはこれで不気味度をあげています。

4. シャウレイ観光名所

シャウレイの観光名所は正直いってほとんどないというのが実際のところですが、それでももし時間があるなら訪れてみると面白いかも、という場所がありますので今回は厳選して5箇所紹介します。。

1. 聖ジョージ教会 St. George’s Church

シャウレイ中心部より徒歩5分程度、シャウレイ中央駅のすぐ向かいにある聖ジョージ教会です。非常にこじんまりしていますが、煉瓦造りで立派な外観はさすがキリスト教国だということを感じさせます。

聖ジョージ教会

住所: Kražių g. 17, Šiauliai 77154

2. 聖ピーター&パウロ大聖堂 Cathedral of Saints Peter and Paul

シャウレイ大聖堂

シャウレイで最大の教会で、1626年に建てられました。数々の天災や戦争などにより度々破壊されましたが、その都度修復され現在も建設当時の姿を保っています。

立派な外観はもとより、白を基調として内装も綺麗で足を運ぶ価値ありです。

聖ピーター&パウロ大聖堂

住所: Aušros tak. 3, Šiauliai 76294

3. 自転車博物館

シャウレイの中心部メインストリートにある自転車博物館。世界中の変り種自転車が数多く展示されており、シャウレイでも人気の博物館になっています。

自転車博物館

住所: Vilniaus g. 139, Šiauliai 76353
営業時間:
 平日 10:00 – 18:00
 土曜 11:00 – 17:00
 日曜定休

4. チョコレート博物館 Sokolado Muziejus

チョコレートやカカオのこと、それにまつわる歴史などが幅広く展示されています。また博物館内でチョコレート作りもしておりその製造過程をみて回ることができます。特にショップは充実しており、作りたての手作りチョコレートをお土産にするのもいいかもしれません。

また大人向けおよび子ども向けのチョコレート作りのワークショップがあり、大人9ユーロで参加することができます(英語、ロシア語、リトアニア語)。

チョコレート博物館

住所: Tilžės g. 133, Šiauliai 76349
営業時間:
 平日 10:00 – 19:00
 土曜 10:00 – 17:00
 日曜定休

5. 写真博物館 Photography Museum

とてもこじんまりとした博物館ですが、写真好き以外の方にもお勧めできるのが写真博物館。カメラの歴史や古い撮影技法など簡単な紹介がありますが、それ以外に古い写真が数多く展示されており、そこからリトアニアの歴史を学ぶことができます。

過去に何度となく戦争や虐殺の被害に直面してきたその瞬間を写した貴重な資料がとても多く、シャウレイでリトアニアの歴史を学ぶには一番わかりやすいかもしれません。

写真博物館

住所: Vilniaus g. 140Siauliai 76296
営業時間
 月曜定休
 火-金曜: 10:00 – 18:00
 週末: 11:00 – 17:00

5. シャウレイの治安

最後にシャウレイの気になる治安のことを紹介します。

結論から言うと夜はかなり不気味だが安全、と言えるでしょう。街灯も少なく人通りもほとんどないためかなり不安にはなります。女性の一人歩きは避けたほうがいいかもしれません。

ですが、リトアニア全土に共通して言えることは治安の良さはヨーロッパでも随一です。もともと共産圏だったこともあり犯罪率が少なく、さらに移民難民もほとんどいません。

街を歩いていて驚きますが、ヨーロッパではどこにでもいると思われた物乞いやホームレスも1度も見かけることはありませんでした(リトアニアは何故だか難民に不人気らしく過去にたったの3人しか難民申請がないとか)。もちろん観光客を狙ったスリなどもいません。

実際薄暗い中カメラをぶら下げ歩いていても、恐怖を感じるような場面は一切なく(不気味な広告と目があった時を除く)、他の通行人も良くも悪くも観光客に興味なしといった感じ。明るい日中に至っては体感する治安の良さは欧州でも随一、犯罪の気配が全くしません。

レストランの店員にきいても犯罪らしい犯罪なんて全然ないとのことでした。

例えるならば、周囲にほとんど人がいない花畑を歩いていて犯罪に巻き込まれる可能性が極めて少ないのと同じ、と言う感じ。最低限注意をしていれば、安心して町歩きができると言えると思います。

6. 最後に

いかがでしたか?

十字架の丘だけだと思われるシャウレイの街、観光資源が多いとは言えませんが赤買う訪れたのであれば軽くでも町歩きを楽しんでみてください。

夜間は少し閑散としすぎて不気味なところはありますが治安は良好。

カウナスやヴィリニュスとはまた違ったリトアニアの郊外の雰囲気を感じ取ることができるはずです。

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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