財布に優しい!リトアニアの物価をデータ・実例とともに紹介

1990年に旧ソ連支配から再独立を勝ち取り、2004年にEUに加盟、さらに2005年に公式通貨としてユーロを導入したリトアニア。

EU加盟後、年々物価は上昇していますが、それでも周辺北ヨーロッパ・西ヨーロッパ各国と比べると非常に物価の安い国として知られています。

今回はリトアニアの3都市(シャウレイ、カウナス、ヴィリニュス)を回りながら現地の物価を探ってきましたので、これからの旅行者への参考になるよう紹介していきます。

1. 物価概要

リトアニア物価

2017年のリトアニアの生活費は、日本(全国平均)と比較して約44%安いというデータがあります。

感覚としては、すべて日本の半額程度をざっくり覚えておくといいでしょう。

首都ヴィリニュスではやや高く、その他の街ではやや安くなっています。また観光客をターゲットにしたレストラン等ではやや価格設定が高くなっている傾向があります。

尚、参考までにリトアニアの平均給与(月額・手取り)は631ユーロ(約8万円弱)となっています。

2. 外食費用

リトアニア全国平均の物価統計より、最新のデータと、実際に旅行をした際の請求実例を紹介します。

レストラン(統計データ)

マックコンボセット: 5ユーロ

330ccコーラ: 1.03ユーロ

330ccミネラルウォーター: 0.77ユーロ

500ccビール(バー): 2.3ユーロ

3ミールコース(2人分): 30ユーロ

レストラン(実例1)

カウナスのダイニングバーのような場所でいただいたランチ。ビール、スープ、そしてメインであるビーフハンバーグを注文しました。

スープにはパンが、ビールにはお通しのような形でスナックがついていました(無料)。

リトアニア物価

料金はトータル7.5ユーロ(スープ1.5ユーロ、ハンバーグ4.8ユーロ、ビール1.2ユーロ)と非常に安く、統計データよりも随分と安くいただくことができました。

レストラン(実例2)

ヴィリニュスの旧市街の中心部、いわば観光客向けのリトアニア料理店でディナーをとりました。

リトアニア料理店ということだけあって伝統料理が多くありました。今回は定番のビーツスープ、ローストステーキ、デザートにワッフルとビール一杯を注文。

さすがに料金は観光客料金になっていましたが、料金は13.5ユーロ。

カウナスのランチと比較すると随分と高く感じてしまいますが、それでもこの量とクオリティでこの値段はかなり安いと言えます。北欧諸国で同じもの頼んだらビールとスープだけ15ユーロ程度するでしょう。

スナックスタンド(実例)

こちらはシャウレイ中央駅に併設されていたキオスクで頼んだジャンクフード。大量のポテトとソーセージ、ピクルスが盛大に守られています。料金は3.3ユーロ(ドリンク込みで4ユーロ)。

リトアニアではマクドナルドなど外資系のものはやや高いので、こういう街中にあるスナックスタンドで軽くランチをとるのが若者に人気です。

バー(実例)

カウナスバスターミナル内にあったビールバーにて500ccのリトアニアビール1杯を注文。1.69ユーロです。やはりこちらも統計データより安くでました。

立地的に地元の人が時間待ちの間に軽く一杯というような場所なため低価格に抑えられているのかもしれません。

3. スーパーマーケット

スーパーマーケットで食材を購入した際の物価を紹介します。実際にシャウレイにて大型スーパーマーケットで買い物をしましたが、統計データとほとんど変わらない印象でした。

リトアニアにて食費を最小限に抑えようと思ったら、スーパーマーケットでお惣菜を購入するのがお得です。かなり質の高い出来立てのお惣菜が1~2ユーロ程度で100g〜購入することができます。

スーパーマーケット販売価格(統計データ)

500ccビール(スーパー):  0.94ユーロ

卵12個: 1.52ユーロ

水1.5リットル: 0.66ユーロ

牛乳1リットル: 0.82ユーロ

オレンジ1キロ: 1.39ユーロ

3. 入場料(博物館等)

観光客をターゲットとした入場料・入館料は、公立か私立か、設備の規模によっても随分と差があります。

ですが、物価の安さを反映して、気軽に入れるような料金に設定されていることがほとんどです。

リトアニア国立博物館: 2ユーロ

ゲディミナス城タワー: 5ユーロ

KGBジェノサイド博物館: 4ユーロ

杉原千畝記念館: 3ユーロ

*すべて大人料金(2017年6月現在)

4. 公共交通機関

公共交通機関は地元民が主に使うことを想定していることもあり、非常に安価な価格が設定されています。

旅行者にも利用しやすいので、是非積極的に使用していきたいところですがタクシー料金も安いので、臨機応変に交通手段を検討してみてください。

短距離バス

リトアニアのどの街も非常に小さく、観光地も中心街に集中しているためあまりローカルバスやトロリーバスを使うことはないかと思いますが、使用する場合でも距離に関係なく1回0.8〜1.2ユーロ程度となっています。

乗車時に運転手に現金で支払いますが、お釣りを用意していない場合も多いので小銭があると安心です。

現実的なことをいうと、乗客の半分以上は支払いをしていないようで、バスの運転手も黙認しているような感じでした(共産時代の名残?)。ですので周りの乗客と同じようにバスを使っているとうっかり支払うタイミングを逃してしまう可能性がありますので注意しましょう。

長距離バス

リトアニア国内には長距離バス網が整備されており、本数も非常に多いので都市間移動の主要手段となります。

料金は距離とバス会社によって多少違いがありますが、日本人が利用するであろうシャウレイ、カウナス、ヴィリニュスといった主要都市間は約10ユーロと考えておくといいでしょう。

シャウレイーカウナス間は8~12ユーロ、ヴィリニュス〜カウナス間は5~7ユーロ程度が相場となっています。

長距離列車

長距離バス網とは違い、ちょっと使いづらい高速鉄道網。列車の本数が少ないので時間を合わせる必要がありますが、バスよりも少ない所要時間で移動できるというメリットがあります。

運賃は長距離バスとほとんど同じか、ごくわずかに高いという程度。カウナス〜ヴィリニュス間4~6ユーロとなっています。

タクシー

リトアニアではタクシーもメーター制で安心して乗れます。

全国平均で初乗り0.7ユーロ、1キロ当たり0.6ユーロ加算となっており、また観光地などで1時間待機してもらった際も大体10ユーロ/時間程度となっています。

タクシーはあまり英語が通じないので、行き先を紙に書いておくといいでしょう。

5. 発着航空券

物価とはあまり関係ない気もするのですが、リトアニア各地を発着する国際線も非常に安い航空券が多くあります。

スカイスキャナー で適当に日付を入力して検索すると、ヴィリニュス発の5000円以下の航空券で6カ国に行くことができます。

リトアニア航空券

実際に私がリトアニアに訪れる際はいつもカウナスの空港を利用していました。

カウナスからだと日本への直通便も飛んでいるデンマークの首都コペンハーゲンと10ユーロの航空券が販売されており、トップシーズンや週末を除き比較的簡単にこの格安航空券をとることができます。

また、コペンハーゲンから電車で30分、スウェーデンのマルメという街の空港からは首都ヴィリニュスにまでやはり同じ10ユーロ航空券が販売されており、こちらも何度か利用したことがあります。

日本とリトアニアをつなぐ直通便はありませんが、欧州主要都市とリトアニアの各空港はどこの航空会社も格安で航空券を販売しているので、手軽に訪れることができます。

6. 宿泊料金

リトアニアでは宿泊料金も非常におトクな価格が設定されています。

目安としては、ホステル 1泊800円〜、ゲストハウス 1泊2000円〜、中級ホテル 1泊3000円〜、高級ホテル 1泊 6000円〜。

北欧諸国の宿泊と比べると1/5程度、英国と比べると1/3程度となっています。

ヴィリニュスの旧市街など観光客向けのホテルや外資系ホテルでは値段が高めに設定されています。

リトアニアでのホテル検索は、複数の予約サイトを縦断して価格比較ができるこちらを利用すると便利です。

ゲストハウス(実例)

首都ヴィリニュスで非常に高い人気を誇るゲストハウス、こちらは朝食付きセミダブルルーム1部屋3100円程度/泊でした。

中級ホテル(実例)

こちらはカウナスで利用した「杉原千畝が滞在した」ということで有名な老舗中級ホテル。こちらはダブルルーム(食事なし)で3500円程度/泊でした。

7. 最後に

リトアニアの物価を統計データと実例を元に紹介しました。

一言で言うならば、「安い」。

実際多くの北欧諸国の人が日帰りで飛行機を使って買い出しに行くような国で、特に10ユーロの格安航空券があるデンマーク人には「最も近い国」とも言われています。

実際1週間にわたりリトアニアに滞在しても、北欧でホテルに泊まって1〜2泊観光するのと同じくらいの予算で過ごすことができたりします。

リトアニアでのおトクなホテル検索はこちらからがおすすめ。

あまり財布の心配をしなくてもいいリトアニア、是非観光に訪れてみてください。

シェアして応援してください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Shun

1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

RELATED POST関連記事