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【ストックホルム】メトロ(地下鉄)乗車方法と地下鉄アートの楽しみ方

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ストックホルム各地を走るストックホルムメトロ。

旧市街(ガムラスタン)など中心部の観光だけをしている限りあまりお世話になることはありませんが、一方でメトロ駅全体を使った地下鉄アートそのものが観光資源としても紹介されるため、利用したいと思っている旅行者の方も多いかと思います。

今回は、ストックホルムメトロの利用方法と地下鉄アートをお得に堪能するための旅行術を紹介します。

1. 乗車券購入方法

ストックホルムのメトロは、ストックホルムを走るバスやトラムと同様、ストールストックホルムス・ロカールトラフィーク(株式会社大ストックホルム都市交通)によって運行管理されています。

運賃規則は非常にシンプル。ストールストックホルムス・ロカールトラフィークの運行する全ての交通機関において、75分以内の利用は一律料金(1回券)が設定されています。

メトロ利用時は有効な乗車券を自動改札機で読み取り、ホームエリアと入ります。

ストックホルムメトロの乗車券はペーパーレス化が進められ、現在はスマートフォンアプリ、ICカード(SL smart card)、コンタクトレス決済に対応したクレジットカードが利用可能となっています。

1-1. SLスマートカードの利用

ストックホルムメトロを利用する際に便利なのがICカードの利用。カード発行には20SEKのデポジットがかかりますが、チャージして再利用することが可能です。

各駅の駅窓口やチケットセンター、運行会社であるSLのロゴがかかれたキオスクなどで購入することができます。

ICカードにはシングルチケット(Single journey tickets: 75分間有効)をチャージ出来る他に、以下のトラベルカード(定期券)を追加することができます(価格は大人料金:2022年10月現在)。

  • 24 hours: SEK 165 
  • 72 hours: SEK 330 
  • 7 days: SEK 430
  • 30 days: SEK 970 
  • 90 days: SEK 2 810
  • 1 year: SEK 10 190 

ICカードは無記名式(個人情報への紐付けなし)であり、24時間券〜1年券を購入している際は他人に貸与することが可能となっています(公式情報)。

1-2. 自動券売機で購入

従来は自動券売機から紙の1回券を購入可能でしたが、現在はペーパーレス化に伴い廃止されています。

自動券売機はICカードのチャージ・トラベルカードの追加のみ利用可能となっています。

1-3. 駅窓口で購入

シングルチケット(Single journey tickets)は改札ゲート横にある有人窓口の駅係員より購入することが可能です。

1-4. モバイルアプリで購入

スマートフォンアプリを使いこなせる方におすすめなのが公式アプリを利用する方法。

ICカードで購入できるものと全く同じチケットをモバイルアプリ上で購入し管理することが可能です。

アプリは英語にも対応しているため旅行者でも利用が容易。ストックホルムの公共交通機関を完全に網羅しており、乗り換え案内や出発情報などを正確に調べることができるようになっています。

1-5. クレジットカード・スマートフォンのコンタクトレス決済を利用

お手持ちのクレジットカードがVISA、マスターカード、アメリカンエキスプレスカードであり、コンタクトレス決済に対応している場合、もしくはそのカードを登録したApple PayやGoogle Pay、Samsung Payが利用可能なスマートフォンを使用している場合には、カードや端末を直接かざして改札機を通過することが可能です。

自動改札機に書かれたマーク(緑色部分)に数秒間かざすことで自動的に決済が行われゲートが開きます。

乗り換えがある場合や1日に複数回公共交通機関を利用する際などは、その都度同一の決済方式を使用することで、自動的に最適な料金が選択され請求される仕組みとなっています。

2. メトロ料金の元を取る方法

ストックホルムメトロ

シングルチケットを購入した際に、75分有効のチケットをわずか数分の乗車で終えてしまうのはもったいありません。

ストックホルムメトロといえば、一部の駅に施された芸術的なペインティングが有名。

駅全体がアート空間となっており、地下鉄システムそのものが美術館として紹介されることもしばしばあるほどです。

もちろん駅構内なので無料ですし、地下鉄アートを楽しむために改札をいちいち出る必要もありません。

せっかくメトロを利用するのであれば、時間が許す限り様々な駅を回って、その駅ならではの地下鉄アートを楽しんでみましょう。

3. 最後に

ストックホルムのメトロはとても綺麗に保たれており、雰囲気も明るいため旅行者など不慣れな人にとっても非常に使いやすい公共交通機関。

運賃もリーズナブルでわかりやすい料金体系となっているので安心です。

是非移動手段としてだけではなく、観光の見どころとしての地下鉄アートを楽しみながらメトロを有効活用してください。

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ノルウェー、スウェーデン、イギリスに留学・長期滞在。都合がつく限りヨーロッパ各地を渡り歩き、決して観光ガイドだけではわからない現地の情報を収集。そんな情報を元に、ヨーロッパの生の観光情報と留学に必要なIELTS対策を紹介中。