IELTS対策をしている方は皆さんは、少なからず勉強方法に悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
私も例外なくその一人。他の英語試験と比較すると情報が少ないこともあり、自分の勉強方法に試行錯誤を繰り返しました。結果10冊以上もテキストを買ったものの、実際のところそのほとんどが殆ど手をつけないまま放置してしまったという過去があります。
今回はそんな経験を元に、IELTS対策(この記事では特にリーディングセクション対策)に役に立ったと思えるおすすめ学習教材と学習方法を紹介いたします。
リーディングはバンドスコア5.5→8.5まで約半年でバンド3.0上げていますが、これからご紹介する本、方法でしか勉強していません。
スコア=読解力×英単語力で決まってきます。リーディング対策に関しては、参考書の使い方が特に大事ですので、その方法もご紹介します。
*この記事はおかげさまで非常に多くのアクセスと200件以上のコメントを頂いています。全ての質問にお答えさせていただいており、記事内では書けなかったような内容も豊富ですので、是非コメント欄もご覧ください。
1. 学習計画の目安
英語の勉強に限りませんが、具体的な時期の目標がないのに効率的な学習は見込めません。
私のケースではちょうど海外大学院出願1年前に初めてIELTSを受験、その際のスコアがOverall 5.5。
と同時にあまりの手応えのなさと自分の英語力の低さに半分絶望しかけていました。
さらにこの時点では仕事が本当に忙しく、毎日帰宅が夜の10時以降という生活で実際には勉強がほとんどできず、IELTSに本腰を入れて対策を始めたのが出願半年前。
オーバーオール5.5、いわいる並みの4年生大学卒業生と同じレベルというところからのスタートで、目標は出願最低レベルであるOverall 6.5(全セクション6.0以上)というもの。
つまり約半年の間にOverall 1.0をあげる必要がありました。
一般的に言われているのが、Overall 0.5あげるのに勉強時間200~300時間という基準ですので、単純計算して月に50時間は勉強に当てないと間に合いません。この焦りが自分を追い込む事に少なからず貢献したように思います。
いずれにせよ、自分にはあとどのくらい時間が残されていて、その間にどの程度勉強すれば目標スコアに到達するのかを計算するところがスタート地点です。
ちなみに実際のところどのくらい時間がかかったのか、私のケースを考察したのでよろしければこちらもお読みください。
2. バンドR8.5獲得者のリーディング対策おすすめ参考書
といいつつ早速で申し訳ないのですが、リーディング対策としては特別な対策本はいりません。
私が推奨しているのはIELTS公式過去問集3冊(テスト4回分)+アカデミック英単語向け英単語帳1冊の計4冊体制による勉強法です。
私自身、もちろんこの4冊体制のみで半年間の勉強期間の間にリーディングスコア5.5から8.5まで引き上げることに成功しています。
ケンブリッジ出版公式IELTS過去問集
これはいうまでもなく「絶対」必要です。今から学習をおこなう方はIELTS公式過去問集の新しいものから3編を必ずそろえてください。過去問集を使った学習方法については後述します。
ちなみに、いくら余裕があっても12以前は問題レベルが現在の試験レベルより随分と簡単な気がするのであえて手を出す必要はないかと思います。
最新過去問集の3冊を手に入れるだけでも過去問の長文パッセージを30本近く解く事が出来るので、後述する精読・多読をこれらパッセージにしっかりと行えば、確実に力がつきます。
また市販の参考書等を使ってリーディング対策をあえてやる必要はありません。日本語テキストの場合は特にそうですが、設問形式が違ったり問題の難易度が随分と優しく作られている傾向があるので、はっきり言って時間の無駄と言わざるをえません。
また、ネット上には様々なIELTSサイトやブログやサイトなどがあり、IELTS講師を謳う方が様々な参考書を売ろうと必死になってたりします。
繰り返し言いますが、リーディング対策は公式問題集だけで充分。
この記事で紹介した勉強法のみでスコア8.5まで取れましたので間違いありませんし、現在この勉強法を模倣して非常に多くのIELTS学習者の方が目標スコアを獲得しています。
余計な本に手を広げすぎない事が、効率のいい学習へと繋がるキーでもあります。
実践IELTS英単語
この単語帳については使いやすさ等賛否両論ありますが、私はこれ一冊を信じました。
結果論ではありますが、まったく問題なかったですし、あまり使いづらいと感じたこともありませんでした。
また、この単語集はIELTSの過去問を中心に作られているので、上記の過去問集と並行して使っていくと結構覚えた単語がパッセージに出てきたりしてモチベーション上がります。
ちなみに最後の1章はまったく知らない単語ばかりで、しかも覚える時間も全く無かったのですが、それでも8.5取れたのでそこまで力を入れなくてもいいのかもしれません 。
その他シェアが高い単語帳にIELTS必須英単語4400というものもあります。
基本的には3500と掲載されている英単語レベルは同じですが、英熟語が別に1100掲載されているので4400と数字は大きくなっています。
どちらも内容的にもレイアウト的にも大差ないので好みの問題になるかと思います。
重要なのは、これらアカデミック単語に強い英単語帳を使って効率よく単語力を向上することです。
その他単語集
他にはToefl対策での定番単語集であるTOELF英単語3800、あるいはTOEFL必須英単語5600なんかも選択肢としてはいいと思います。
ですが、IELTSの試験ではTOEFLほどの専門用語は出てこないので、例えば3800を使うのであれば最後の2章は覚える必要ありません。
一方で、Duoや聞くタン、システム英単語等の大学受験向け単語帳はオススメできません。
IELTSの試験傾向とは異なる単語チョイスがされているものも多く、過不足がでてしまいIELTS対策に直結した英単語力向上としては遠回りになってしまいます。
繰り返しになりますが、過去問集3冊+アカデミックな英単語集1冊、これでIELTSのリーディング対策は目標スコアにかかわらず十分に行うことができます。
3. 読解力を鍛える英語学習法
ここからがこの記事の本題。私が半年間でスコア5.5から8.5に上げた際の学習方法を紹介します。
またこの方法をしっかりと行った多くの方からスコアアップの報告を受けているので、効果は間違いないはずです。労力は伴いますが、確実に実力につながるので是非トライしてみてください。
a. 英単語暗記法
私が実際に利用した英単語本は実践IELTS英単語3500。語彙力増強のためにこの本を以下のように使いました。
まず1日40単語~100単語ペースで(2~5ページ)とにかくページを進める。
覚える努力はしますが、別にその場で完璧に覚える必要はありません。大事なのは1日100単語という比較的早いペースを守ることです。
そして、1章(500単語)を1週間で終わらせる。そしたらその章を最低5周する。5周終わった時点でそれでも覚えていない単語にチェックをつけ、今度はその単語だけをまた100個/日ペースで覚える努力をする。
単語学習の鍵は、とにかく同じ単語を目にする機会を増やすということです。
私は慣れてきた頃には1日1時間くらいで500単語程度をざーっと眺めてあいまいな記憶を少しずつ固めていきました。
たまに「1日20個前後をじっくり確実に覚える」なんていう人を見ますがこれは絶対に逆効果です。
・ページがなかなか進まない→モチベーション下がる
・先に進めば進むほど前に覚えた単語から忘れる
・いつになっても難易度の高い単語に慣れない
単語暗記はじっくり時間を使ってやるものではありません。
その場で覚えるのではなく、何度も目にすることで馴染ませるという単語暗記法を行ってください。絶対に英単語暗記が効率的に進むよう脳科学に基づく勉強法についてこちらの記事で詳しく説明しています。
b. 読解力と速読力の向上方法
まずリーディングはIELTS本番試験を想定して、20分間時間を計ってパッセージ1本を解きましょう。
しかし大事なのはそこでの自己採点結果ではなく、その後に行う精読と多読です。
この精読が読解力向上に、多読が速読力向上に、決定的な影響を及ぼしてきます。
読解力向上のための精読
行う順序は以下の通りです。
- わからない単語は全て調べ覚える(日本語で本文中に書き込むのはNG)
- 本文中に使われている同義語をチェック
- they, it, that等の代名詞が何を指すのかをチェック
- But, However, Although, While, Whereas等の逆説を示すマーカーにチェック
- SV構造、分詞構文、関係詞、複数形・単数形と動詞の活用の関係の確認、Phrase of Verb、特定の前置詞を取る動詞等をマーカーやカラーペンを使って徹底的に理解
時間の目安は1本の長文に対して最低でも1〜2時間程度になると思います(現在の語彙力にも依存)。
そしてこれだけでも過去問集がかなりやり込んだ風になってきます。
実際に精読を行う際の細かい注意事項などはこちらの記事で紹介しているので、セットでお読みください。
IELTSの学習に精通した筆者による個別チューターサービスを開始しました。添削の方法がよくわからない、マンツーマンで一度教えてほしい!というご要望にお応えいたします。詳しくは記事下を参照してください。
私がIELTS対策をしている際に行った精読後のテキストをサンプルとして公開するので、参考にしてみてください。
尚、こちらは精読をしはじめた初期のものなため、日本語で単語の訳が書いてある部分がありますが、これは真似しないでください。
後で多読をする際に後悔することになってしまいます。
速読力向上のための多読
精読後は次に多読の段階に入ります。この多読の回数が多いほど、速読力が自然とついてきます。これにはリスニングの設問を速く読む力にもつながってきます。
- 精読後もう一度問題を解く(ここで間違う場合には精読が不十分)
- 全て設問を解けるようになったら毎日繰り返し多読
- 1パッセージ3〜5分で読めるようになるまで訓練(250-300words/分目標)
- 多読と並行して新しい精読を最低週2回は行う。
- 過去問3冊分全て精読をした後は目標スコア到達までひたすら多読
精読後はなるべく毎日、1パッセージにつき最低5回は読むという事を習慣的に行ってください。これを何度も何度も繰り返す事で読む速さが上がると同時に単語や構文の理解も深まります。
内容が理解できている文章を何度も読むということで、この時の目標読解スピードは通常の試験時に要求されるスピードよりも速くなります。だいたい250−300単語/分(3〜5分で読み切るスピード)を目標にしてください。
そして、この時役立つのが、精読時にカラーで書き込んだ文法等のメモです。これのおかげで、一目で文の構造が分かるので、文法を含む読解力があがると同時に、速読スピードが上がります。
これを過去問3冊分の長文全てにやってください。最初の精読はかなり大変で時間もかかりますが、その後はとにかく頭の中でor声に出して、とにかく読むという作業なので少しずつ負荷は軽減されてくるはずです。
4. 他の受験者の声を聞く
もちろん他のIELTS受験者がどういう悩みを持ち、どういう勉強法を行って成功・失敗しているのかということを知ることは、気持ちを安定させる意味でも重要になってきます。
特にIELTSは受験勉強ではありませんので、競争関係ではなく皆協力し合うことができる資格試験です。
本記事のコメント欄はIELTSに関する記事を書いているブログの中で最も活発に意見交換が行われており非常に内容が濃いのが特徴。
目標である海外留学を決めた多くの方々が様々な学習のヒントやアドバイスなどを書いてくださったり、これから勉強を始める方の悩みや不安をシェアしてくださったりしています。
そういう現役のIELTS受験者の方の声ほど参考になるものはありませんし、記事内では紹介できなかった細かい内容などにも触れています。
是非、最後にコメント欄も目を通していただけると役立つ情報をみつけることができるはずです。
5. 最後に
英語力は日々の積み重ねで必ずついてきます。焦っていろいろな参考書に手をつける気持ちはよくわかるのですが、過去問集を中心に1本のテキストがボロボロになるくらい繰り替えしてみてください。
一番良くないのは、少しやっては参考書を変え、、、を繰り返すこと。覚悟を決めたら1冊やり通すという意思が本当に大事。気づいた頃には大きな力になっているはずです。
実はこの記事を始めて公開したのが2017年、2022年に再度IELTSアカデミックを受験し、改めて対策について検討してみましたのでこちらもよろしければ参考にしてください。
これらの記事もIELTS学習者の方への人気記事となっています。
勉強方法でお悩みの方はコメント欄から質問も受け付けています。全てのコメントに対しできる範囲でアドバイスをさせていただいています。
現在ではコメント欄には150を超える多くの質問や受験者ならではの悩みが寄せられており、質問者の方だけではなくIELTSの勉強をされている全ての方に有用な情報が盛りだくさんです。
他の受験者の気持ちもわかるいいフォーラムになっていますので、最後にコメント欄のチェックもお忘れ無く!
コメント失礼します。
カナダで卒業留学をしてる高校一年生で現在2年目です。
大学入試のためにIELTS が必要で探していたらこのブログにたどり着きました。
こないだ初めて受けた結果はL6.0R5.5W6.0S7.0でした。
リスニング・リーディング共に何を言っているのかはだいたいわかるのですが細かいところが理解できておらず、単語力の足りなさを実感しました。
現在TOEFL3800のレベル3までやったのですが、自分の場合中学二年生までしか日本で英語の授業を受けておらず、そのあとは現地で身につけたものなのでとても偏りがあり、普通の大学生や高校生が知っているような単語がを知らなかったりします。(part1より2の方が知ってる単語が多かったです汗)
こういう場合、今の単語帳を続けるのがいいのか、もう少しレベルを落とした単語帳を使った方がいいのかどう思いますか?
コメントありがとうございます。
海外にお住いの方によくあるパターンで、スピーキングは7、8余裕で取れるのにリーディングがどうにもならん、という話はよく聞きます。
また、リーディングは単語だけではなく、内容がやや専門的だったりして普通に日本語で受けても高校1年の知識だと難しいな、っていうのも実際なところかと思います。
TOEFL3800を始めてるのであれば、途中で変えることはせずその1冊を徹底的にやり込んだ方が良いと思います。もちろんレベル1からしっかりカバーできるように取り組んでください。
英単語力はそのままスコアにもつながってくるので頑張ってください。
こんばんは。
IELTSのoverall7.0を目指している高校二年生です。私は特に、リーディングが苦手で対策方法が全く分からなかったところ、こちらのブログでしっかりとした対策法を知りとてもモチベーションが上がりました!
そこで、精読について詳しく知りたいことがあり、教えて頂けたら幸いです。精読の手順の⑤でV構造、構文、関係詞、複数形・単数形と動詞の活用、Phrase of Verb、特定の前置詞を取る動詞等をマーカーやカラーペンを使って徹底的に理解と書かれていたのですが実際にどのように本文に書き込めば良いですか?
そして、実際に問題を解くときはどのように本文に印などをつけながら解いていらっしゃいますか?コツなどがあれば教えてください!お応えじていただけるとありがたいです
長文になり申し訳ありません。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
実際に精読時に本文に書き込む内容としては、関係代名詞などがどの部分にかかるのか(単語か、節にかかるのか、あるいは文全体なのか等)、代名詞が何をさすのか、asやsinceなどの接続詞の役割はなんなのか、なぜ過去完了で過去形ではないのか、などなどを自分で理解できる形で記入していけばいいと思います。
スペースが限られているので、文間はもちろん左右の余白を使って「超簡単な自分専用の文法書」を作っていくイメージです。ですのでこのように書くべき、というような正解はなくオリジナリティがあってしかるべきかと思います。
精読の添削します!という記事で実際の具体例をいくつか紹介してるのでそちらを参考にしてみてください。
実際に問題を解くときはなんせ時間がありません。解答根拠になりやすい人物や年代、地名などを目立つようにマーキングしたり、解答の引っ掛けになりやすい逆説や対比の表現、あるいは代名詞などにわかりやすいように「丸」で囲って後から読み返したときにすぐ見つけられるようにする程度が精一杯かと思います。
はじめましてばちんと申します。
留学のため入学条件と奨学金の関係で今年の8月までにはOverall6.5をとらなければならないのですが、先月初めて受験した際はOverallが5.0でした。今後もこのブログを勝手ながらスコアアップの参考にさせていただきますのでよろしくお願いします。
本題なのですが現在リーディング対策として、このブログ内で紹介されていた精読・多読を行っています。その中の多読に関して何度も同じものを読んでいるため、1パッセージを読み終える時間は4~5分ほどに収まるようになったのですが、その一文の単語一つ一つを見ずとも、その文の意味というかイメージがある程度浮かんでしまうようになってしまいました。
多読に対する個人的なイメージとしては「この単語がここにかかる」といった文法事項を瞬時に見抜けるようになる訓練なのではと考えています。ですので、このふわふわしたような状態で同じものを続けていいものなのでしょうか?
今後のリーディング対策のためにも、改善策などご回答いただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
多読についての最も大事な目的は「脳内朗読」をせずに英文を読み、素早く意味を汲み取れるようにすること、そしてその上で必要な目の動きを習得することにあります。
ですので、何度も同じ文章を読むともちろん意味がある程度頭に入ってきているはずなので、頭にイメージが湧いてしまうのは当然だと思いますが、それで全く問題ありません。
ただ、しっかりと目で単語や文法項目を捉える、ということは忘れないでください。慣れてくると多読をしているつもりでもただ目を動かしてるだけで全然意味や単語を見てない、なんてことが起こりがちになります。
文法事項を瞬時に見抜く、というのも大事ですが、実際に試験では完全に初見の英文をみるわけで、初見の英文を速読のスピードで読んで瞬時に把握するのは無理だと思います。文を分解して理解するというのはあくまでも精読の範疇ですので、精読を繰り返し様々なパッセージをする中で習得できてくるのではないでしょうか。
お忙しいところ失礼します。
藁にもすがる思いで質問させていただきます。
今回10月末までにIELTS overall5.5 or 6.0をとらなくてはならいないのですが。
当方英語全くの初心者で、先月からbe動詞から初めて高校文法まで一通り目を通し、概要は把握できたので、文法書(Forest)を周回しているレベルです。
分厚い文法書の様々な使い方等網羅すべくやっているのですが、どのタイミングで精読、スピーキングの練習を始めるべきでしょうか?
またこの時期から最低でもoverall5.5を英語の初心者が目指せるのはハードルが高いでしょうか・・・?(弱音を吐いても、できることをやるしかないとは思いますが。。)
恐らくこのレベルでIELTSを目指す人が少ないのか、どこを調べても5.0~のサクセスストーリーの話は沢山ありますが、3.0レベルから~という話が見つかりませんので質問させていただきました。
週に40時間ほど時間をさける予定です。
やる気はあります!
お返事頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
答えは簡単で、今すぐ、始めるべきかと思います。文法書をいくら読んでもスコアアップにはなりません。辞書のように使うのは構いませんが文法書を何週勉強しても変わりません。英文法を専攻している人や文法学者に全く英語を話せない、長文を読めない、みたいな人も多くいるというのはよく聞く話かと思います。
今すぐに精読多読と単語力強化を開始してください。スコア3.0〜だと精読が最初は相当大変に感じるとおもますがそれで構いません。1本のパッセージに何時間かけてもいいので、疑問点が1つも無くなるところまでしっかりと精読してください。
その過程で疑問に思った項目について、文法書などを併用して辞書のように調べるのはいいかもしれませんが、文法書を中心に勉強するのはIELTS対策としては極論いって時間の無駄かと思います(英検やTOEIC対策にはいいとは思いますが)。
あと半年ありますし、5.5のレベルはさほど高い英語力が必要になるレベルではないので、間違った勉強をしなければ普通に届く目標だと言っていいのではないでしょうか。
早速のご返信ありがとうございます!
英文法いつまでやるののだろう?下地がきっちりできないと無理だからと様々なところで解説されていて、学習方法に疑問をもって勉強していたので、とてもありがたいです。
早速精読を始めてみたいと思います!
できると信じてあきらめず精一杯やっていきたいと思います。
ありがとうございます。
コメント失礼します。
単語帳の例文は暗記した方が良いのでしょうか??単語を文の中で覚えられる、会話をする上での基礎として引き出しの数は多い方がいい、などの声と
時間の無駄などの色々な意見がありますが、どうすれば良いでしょうか。
また、長文に出てきた分からない単語を調べたときにその単語の例文も覚えた方がいいのでしょうか?
解答よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
私はIELTS3500を使って勉強していましたが、例文が無いorあまりいい例文ではないものが多かったこともあって例文を覚えるということはしませんでした。
単語は単語で割り切って単語帳を使って勉強する際には意味だけひたすら頭に入れていましたが、長文中に出てきた際に適当な意味を当てはめられるかというのは重要なことですので、長文中で使われている初見の英単語については使い方などは別に辞書などを使って調べる価値はあると思います。
返答ありがとうございました。
これからやっていきたいと思います。
3500がやはり一番いい単語帳のでしょうか。とりあえず頑張ってみます
単語帳としていい単語帳か、というとちょっと疑問符がつきますが、現状選択肢がほとんどないのでやむなく、といった感じです。
掲載されている英単語のレベルや選出はとてもいいと思いますが、紹介されている意味が少なかったり例文がない章があったりなどやや不親切なところもあるのは事実だとおもいます。
3500と過去問で語彙力を増強していきたいと思います。そのためにも何回もやり込むのは大事だと分かりました。
Shunさんは、大体どれくらいの期間で三冊の過去問をとき終えて、多読の段階に入りましたか?
コメントありがとうございます。
精読が終わったものから多読を始めていますので、多読の段階に入ったのは精読をしたその日から、ということになります。
3冊全て終わったのは多分一番最初(5.5)に精読を始めてから4ー5ヶ月程度かかっていると思います。その直後に8.5を取得しています。
毎日行う多読は自分で好きなものを選んでいいのでしょうか。それとも毎日すべてを読みますか?
好きなもの、の理由がわかりませんが、読みやすいから読むのでは意味がありません。
基本的には精読をおこなったものから順番に「今日はこの3本」「明日はこの3本」と決めて満遍なくこなしていくべきです。
目的はただ多読するだけではなく精読したパッセージの文法や単語の完全把握もありますので、偏っていてはせっかくの精読も台無しです。
もちろん理想は全部行うべきですが。
多めに見積もって速読時に1パッセージ読むのに5分かかるとすると同じパッセージを5回読んだら25−30分かかります。ですので、時間にもよりますが1日2−3パッセージを目標にするのが妥当ではないでしょうか。
こんにちは。
お忙しいところ失礼します。
記事大変参考になります!
貴重な記事をありがとうございます。
質問があるのですが、週二回新しい精読を行うとおっしゃっていますが、
これは週に2回、新しい長文を1つずつ取り入れるということでしょうか。
それとも、試験一回分の長文(3つずつ)を2回取り入れるということでしょうか?
よろしければ返信お待ちしております。
ラリンさん
コメントありがとうございます。
精読はちゃんとやると本当に時間がかかります。1本やるのに最低でも1時間半〜2時間、単語のレベルが追いついていなかったりすると3時間近くかかったりします。
というわけで、新しい精読のいうのは1パッセージ(本試験でいうところも20分)のことをさしています。
勉強頑張ってください!
はじめまして。へいです。
はじめてコメントさせて頂きます。
今度留学するためにアイエルツ を取得しなければならないのですが。
公式の問題集10〜12を全て精読したあとは新しい問題に手をつける必要はないのでしょうか???
同じものを何度も読むことを退屈に感じてしまいます。
それでも新しいものに手をつけるより
復習を繰り返す方が良いのでしょうか???
それと毎日限られた時間しか
勉強することができない場合は
例えば曜日ごとにリーディング、スピーキング、ライティング、リスニングを分けた方がいいのでしょうか?
それとも少ない時間でも全てに取り掛かるべきでしょうか?
今、洋書の小説(ハリーポッターなど)を読んでいてわからない単語などを調べたりして単語力をつけているのですがそれは意味があると思いますか?ニュースの記事などの方が有益なのでしょうか?解答お願いします。
周りにアイエルツに詳しい人がいません。解答お願いします。
へいさん
こんにちわ。目標スコアと現状の英語力によっても多少話は違ってきますが、10〜12全てを精読しいかなる細かい質問にも答えられる自信はありますか?意味のわからない単語が1つもないレベルに達していますか?多読を通して1パッセージにつき3分〜4分で読み切れるだけのスピードはつきましたか?
楽しさを求めてやるものではないので、退屈であろうと1つでも身についていないものがあれば再度繰り返し行うべきでしょう。
新しい問題は試験前など時間配分の参考などにやる分にはいいと思いますが、10〜12を完全にこなしたという前提であればあえて他の問題に手をつける理由はありません。
他の方のコメントの返事でも度々書いていますが、シャドーイング、多読、英単語は1日のブランクが相当大きく響きますので必ず毎日行ってください。
ライティングを書くのは週に1、2回(その他は模範エッセイを読む)で十分、スピーキングもCollinsなどを参考に模擬質問集などを作って暇なときや歩きながら練習をすれば十分かと思います。
同じ英語ですので小説を読むのが無駄とは言いませんが、もとめられる単語レベルや表現がアカデミック英語と物語ではまったく違うので直接的な勉強法ではありません。短期間でスコアアップを目指すのであればあくまで負荷がかかる勉強法に集中すべきかと思います。
コメント失礼いたします。
大学一年の者で現在留学のスコアを取るために勉強中です。
IELTSとTOEFLどちらでも出願できるので、今はTOEFLを中心に勉強しているのですが、TOEFLでも同じ勉強方法でよろしいでしょうか?
また、readingがものすごく苦手です。読むことにとても時間がかかります。(日本語でも)
精読後に速読の練習をしているのですが、なかなか速くなりません。
TOEFLのパッセージで10分弱かかってしまいます。
何かアドバイスいただけますか?
コメントありがとうございます。
TOEFLのことを全くと言っていいほど知らないのですが、長文の長さはIELTSより若干短めだったように思います。
ですので精読後に10分となると随分と時間がかかっているのかな、という印象はあります。
時間がかかる理由には色々あると思いますが、単語、文法などでつっかえているのか、それともスムーズにいくのに時間がかかるのかでも話が変わってきます。
よくあるパターンとしては、速読をしているのにもかかわらず脳内で1単語ずつ「音読」している、というものがあります。
この脳内音読はスピードアップの大きな弊害ですので、目を速く動かすということを意識してみてください。
初めまして、あかねと申します。
今回は多読について1点質問させてください。
多読は1日最低5回をこなすと記事にありますが、この5回はまとまった時間をとって一気にこなす方がいいのでしょうか?それとも、一日の中で分散させて、1回ずつこまめにこなす方がいいのでしょうか?
今は会社員として平日フルタイム勤務なこともあり、まとまった時間が取れず、多読は昼休みや帰りの電車に過去問の写メを読むことでなんとか5回クリアしている状態です。
また、帰宅後のまとまった時間は精読を優先してしまいがちで、家でも多読は隙間時間になりがちです。
コメントありがとうございます。
多読に関してはなるべく同じ時に一気に行うことをお勧めします。筋トレと同じで腹筋を10回に分けてやるよりは1度に10回やったほうがいいのと同じです。
ただ1パッセージにつき5回の多読となると大体15−20分で終わるはずですので、隙間時間でもなんとかマネージできるのではないかなと思います。
理想的には1時間など時間をとって3パッセージ程度を5回ずつ多読するような時間を確保したいところです。
やらないよりはずっと写メでも何でもやったほうがいいと思いますが、あまり目によくないので気をつけてください。
はじめまして、shoと申します。
長文ですが、コメントさせて頂きます。
現在、4月末の試験に向けて独学で勉強しておりオーストラリアの専門学校への
出願に向けて頑張っております。
参考までに詳細を記載します。
【最低必要バンド】各セクション5.5
【個人目標バンド】各セクション6.0
【受験経験】初受験
【所持テキスト】
公式過去問1~11(幸いいろいろなところから譲り受けました)
単語3500
リーディングに関して
現在、過去問を解いている限りでは5.5から6.0のレンジです。
仕事がある日ももちろん問題を解いたりはするのですが、
週末に時間がある時は一日に2、3回ほど問題を解いています。
答え合わせ、精読も行っていますが、これは出来れば問題を
解いた後にすぐ行ったほうが宜しいでしょうか?
週末に沢山時間があるときに沢山試験をこなして、あとから
まとめて精読の時間を取る、という形を今取っています。
幸い過去問も沢山あり、受験も初めてなのでどんどん新しいものを
使用して慣れた方が良いのではと思いますが、shunさんは
10~12などの新しいものの問題を(同じ問題を)何度も
解くことを推奨されています。
どんどん新しい問題を解くより、新しめのテキスト数冊に絞り
文章と回答を覚えるほど精読して解きまくるほうが宜しいでしょうか?
それと問題を解く際、2,3単語で回答する問題は割と解けるの
ですが、i iii v等でマッチさせるもの(ヘッドライン等?)や
not given 系の問題が苦手な傾向です。時間に時間に追われる
あまり急いで読むことに気をとられ概要を理解しきれていないのだと
思いますが、これも提唱されている精読を行えば結果はついてくるもの
でしょうか。ほかに解き方、解決方法があればご教授願います。
リスニングに関して
過去問のバンドレンジは5.5から7.0です。これは寝起きや体調、
脳の疲労具合でかなり差があります。個人的に豪語と英語アクセント
のほうが親しみがあるのは強みですが、こちらも所持しているテキスト
の沢山使用するよりも新しいテキスト数冊に絞り、その数冊を完璧に
解けるような対策に変えたほうが良いでしょうか。
ライティング、スピーキングに関しては試験としては初めて受けるセクション
なので不安がとても多い部分です。(他の英語試験ではLとRは経験済)
幸運にもネイティヴの知り合いが何人かおりますので、Wの添削や
Sの試験官役も頼むことができます。ですが初受験のためSWの自分の
レベルがいまいち掴めずとてももどかしいです。過去コメントで、shunさんは
週に1,2のエッセイを書いていたと拝見しましたが、初受験で猶予3ヶ月
の私がすべきことに、何かアドバイスあれば是非お願い致します。
単語帳は何十週か回した甲斐もあり、大体の単語は入りました。まだまだ
覚える余地はありますが、精読で微妙な単語は再度ピックアップしたり
とりあえず目に入れるために毎日読んではいます(暗記済みはすっとばして
いるのでザッとですが)
過去の質問も読ませて頂きましたが個人的にも伺いたかったので
長文ですが、遠慮せずにという言葉に甘えてコメントさせて頂きました。
お手すきのときにでも返信を頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
まずリーディングですが、過去問1−8は今となってははっきり言って紙くず同然ですので必要ありません。問題レベルが現実的ではありませんので新しいものを買い足してください。
また、精読記事を読んでいただければご理解いただいてるかと思いますが、問題を解くことは何ら英語力向上につながるものではなく、スコアアップという意味では無意味と断言してもいいでしょう。問題形式に慣れる、もしくは自分の現状確認でしか使えません。
一番大事なのは時間をかけて英文1つ1つを分解し、徹底的に理解すること、そしてその後はとにかく多読を行い読解スピードを上げることにあります。
毎日精読多読を行うのは大変効果がありますのですべきですが、毎日問題を解くのは時間の無駄です。
問題を解くのは週に1〜2パッセージで十分、その直後に繰り返し何度も精読・多読を行なってください。
まだ英語力バンド6前後というのは問題形式をあえて考えたりする段階ではありません。総合的な読解力を向上することが急務です。
「あまり急いで読むことに気をとられ概要を理解しきれていない」とご自身でも書いておられる通り、「問題形式」が問題なのではなく、「読解力」が問題なのであって、そこを向上しないことにはいくらテクニックや小手先の対策をしてもスコアアップには繋がらないかと思います。
リスニングについても他の記事で書いていますのでそちらを参考にしてください。このブログでは必要以上に参考書に手をつけて全部中途半端に終わらせるような学習法は推奨していません。1、2冊の最低限をやりこむことが重要、それはリスニングでも同様です。
3ヶ月あればバンド1.0十分に上げることが可能です。とにかく学習時間をとること、精読多読シャドーイングを毎日行うこと、ライティングは定期的にエッセイを書く習慣をつけること、それにつきます。ライティングのレベルがわからないのは初受験であれば仕方ありません。が、闇雲にエッセイを書くのは意味がないので、バンドスコア7レベル以上のサンプルエッセイを何度も繰り返し読み、アカデミックエッセイの構成や求められていることを先に理解することが大事ではないでしょうか。
迅速な回答を頂きありがとうございます。
そうですね、まずは理解力を高めるというところに焦点を置いて、闇雲に解くのではなく精読多読に時間をたくさん費やそうと思います。
コメントをしようか迷っていたのですが、まだ過去問はやり始めなので早い段階で意見を聞けて大変よかったです。危うく問題集1から片っ端にやる羽目になるところでした。
ライティングも習慣づけていこうと思います。
返答して頂き本当にありがとうございます。モチベーションをあげるときもこちらを訪れ記事を都度都度読ませて頂きます。
はじめまして。IELTSの勉強法に迷っていたところ最近このサイトに到達しほぼ全てのIELTS関連の記事を拝見させていただきました。
とてもわかりやすく書いてあって精読や、シャドーイングをコツコツ実行し始めたところです。
今高校3年生で大学留学のためにIELTSのスコアを6.0取得する必要があり、夏休み頃から勉強を始め、10月に初めて受験したところspeaking以外は4.5、speakingは4.0でoverall4.5でした。 あと1.5のスコアが必要な状態です。
そこで勉強法、今後の進路についてアドバイスをいただきたいと思いコメントさせていただきました。
まず、勉強法に関してなのですが、2月3日に次の受験を予定しています。ボキャブラリーに関しては現在学校で使ってきたキクタン(黄・青)を使用しています。ですが、ここで紹介されているようなIELTS用単語集を使用した方いいのでしょうか?
また、問題集に関してなのですが、旺文社のブリティッシュ・カウンシル公認問題集、ディーエイチシーの完全対策トリプル模試、speakingとwriting用に旺文社技能別問題集を使用しているのですが、サイトでも紹介されている通り、やはりケンブリッジの過去問を使用している人が多く、過去問を解いた方がいいのかと迷っています。
しかし、次の試験までに時間が無いので新しいものに手をつけるよりも今やっているものを反復して復習した方がいいのではないかと思ったりしていて勉強法に迷っている状態です。
そして、今後の進路についてなのですが、IELTSスコアを取得するのに語学留学することについてのShunさんの記事を読み、実は私も2月に6.0が取れなかった場合4月からフィリピンのIELTS点数保証コースがある学校に語学留学をする予定を立てていたのですが、自費留学となりお金もかかるので、Shunさんの意見を聞いて確かに自分がどれだけ頑張るかが大切なのだと思い、時間はかかりますが日本でスコアを6.0まであげる方法もあると思い始めました。
しかし、その場合どれだけ時間がかかるのか分からない不安や、独学でどこまで勉強できるのだろうかという不安もあり少し決断しかねています。
その点についてもアドバイスをいただけるとありがたいです。
長文になり申し訳ありません。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
さっそく本題に入りますが、やはり学習方法を改めることをお勧めします。
まず、単語帳ですが傾向が随分違うので受験英語で使うような単語集はいち早く辞め、IELTSやTOEFL用の英単語帳を取り組む必要があります。
また、私が聞いた限りでは日本語参考書を使ってスコアが劇的に伸びたという話は聞いたことがありませんし、掲載されている問題レベルも適切だとは思いません。
日本語の解説を読み、日本語で考えている時間が無駄ですし、そもそも日本語で書かれた解説を読むだけではわかったつもりになるだけで、全く力にはなりません。
いち早く過去問集をベースとした勉強法に移すことをお勧めします。
フィリピン留学については、時間の無駄、とはっきりいっておきます。なぜIELTSの学習をするのにわざわざ非英語圏であるフィリピンへ行く必要があるのでしょう?学習室にこもって勉強するのであれば日本で十分ですし、海外にいようと日本にいようと自分の勉強時間が重要であり、場所は問題でありません。
フィリピンやオーストラリアは日本人や韓国人生徒ばかりで、ネイティヴを話す機会はほとんどありませんし、ましてフィリピンはその安さを売りにしつつ学校運営が一つの外貨獲得となっているだけで、クオリティが高いとはお世辞にも言えないところが多いというのが私周囲の人の感想です。
この記事内に130を超えるコメントがあり、中にはスコア達成された方のコメントも多くあります。そういう方がどういう学習を行ってきたのかも参考にしてみてください。
返信ありがとうございます。
やはり勉強法をシフトする必要がありますね…
早急に新しいスケジュールを練りたいと思います。
留学の件もしっかり考えてみます。
本当にたくさんのみなさんのコメントがあるのですべて読んでみて参考に出来るものを探しながら勉強頑張りたいと思います!!
また勉強につまづいたら質問させていただくと思うのでよろしくお願いします。
こんばんは
ielts目標6.0を目指している高校2年生のものです。
自分では対策に不備な点が多く、アドバイス頂きたいと思いコメントさせていただきました。
未だieltsのテストを受けていないのですがおそらく現段階で受けても壊滅的な数字が出るほどだと思います。
上記の対策本をこなしていますが、Listeningが酷く、そして並行してspeakingも同様になると思っています。どのようにすればlisteningとspeakingで得点を取ることができるのでしょうか。
まだ右も左も分からないようなieltsのことに関して未熟なものですがお応えじていただけるとありがたいです。
コメントありがとうございます。
まず英語の勉強には時間がかかる、ということを念頭にじっくりと取り組む必要があります。逆に言えば特効薬はないのでコツコツ継続することが大事です。
その上で、リスニング対策には別記事で紹介している通りとにかくシャドーイングをしてください。(ディクテーションは不要です)
シャドーイングを毎日、3ヶ月くらい続けるとかなり聞けるようになるかと思います。リスニング力はそのまま英語の基礎力に比例するので、なかなか急激なスコアアップは期待できませんが、勉強量に比例して上がってくるはずです。
スピーキングはまずは想定問答集のようなものを作り、タスク2では2分間スピーチ、タスク3では3−5センテンス程度で解答できるように特訓してください。
個人的に言えば、スピーキングは最もスコアを上げやすいセクションで、英語力というより準備量で差が出て来るかと思います。
はじめまして、大学3年生のcygnusと申します。
9月の半ばに留学を思い立って、(年内にスコアを獲得する必要があり)短期間で目標のIELTS Overall6.5を達成するための勉強計画を考えていたところこのブログに出会いました。
特に、単語帳の使い方、シャドーイングについてはそっくりそのまま踏襲しました。
勉強を開始して40日たらずではありましたが、初めて受験した先月のIELTSで幸運にも恵まれ
L:6.5 R:8.0 W:6.5 S:5.5 Overall6.5
というスコアを獲得することができました。
このブログのおかげで、勉強方法に迷うことなく集中して過ごすことができました。本当に感謝しています、ありがとうございました!!
まだまだリーディンング以外には全然自信が持てない状態ですので、たゆまず、あせらず楽しみながら英語を使って能力を伸ばしていければと思います。
ブログ経営は大変なこともあるかと思いますが、ご自分のペースで頑張ってください。応援しております。
嬉しいコメントありがとうございます。
正直言ってIELTS対策に関してのネタはもう全て出し切っており、逆に言えばそこまで記事数はないですがそれを着実に実行していただければスコアアップに必ず繋がるものと確信しています。
そんなこともあって最近ではIELTSネタの記事はほとんど書いておらず修正のみ。まるで旅行サイト化してきましたがそれでも根強くIELTS学習者に支持をいただいていて嬉しいばかりです!
有用な情報提供ありがとうございます。
多読回数について質問です。
「精読後はなるべく毎日、1パッセージにつき最低5回は読むという事を習慣的に行ってください。」とありますが、下記①②どちらの意味でしょうか。
①1パッセージにつき1日5回
②1パッセージにつき通算5回
文脈的には①ととれますが、不安なので質問した次第です。
また①だった場合、3~5分以内で読めるようになったパッセージについては、卒業という形でもう練習しないということでしょうか。
ちなみに、現状Readingスコアは6.5で、7.5を目指しています。
お忙しい中大変恐縮ですが、
ご回答いただけたら幸いです。
追記です。
3−5分で読めたら卒業ということはありません(ちなみに5分では遅い)。
安定して意味も把握しつつ3分台−2分台を出せるようになってきたら、ひとまず達成の目安ではありますが、だからと言ってそのままそのパッセージには一切手をつけないというのはもったいないです。
毎日とは言いませんが週に1回でも2回でも習得したパッセージを振り返って速読する習慣を継続すれば、その分今度は文法や難易度の高い英単語、文の使い方などより高度な知識を自然と身に付けることに繋がるはずです。
コメントありがとうございます。
御察しの通り、通算5回では全然不十分です。
1日に同じものを5回以上読むという解釈をしてください。
というのもたとえ同じ日であっても1回目と5回目では随分とスピードが変わってくるからです。
ですので、例えばですが、1日に5長文の速読をする、と決めた場合には、5x5=25回は最低でも速読をすることをお勧めします。
早速のご回答ありがとうございます!
承知しました。
この方法に倣って精進します!
こんにちは。Shunさんは精読し始めたとき、1passageにつき何個ほどわからない単語がありましたか?
ぼくはひどいときpassageによっては60程度ありました。
単語帳IELTS3500はShunさんと同じようにBand 7 のところまではほぼ覚えていますが、いざテストになると全然読めませんでした。
精読速読を行っていますが、いまひとつ成果が出ていないように感じます。
これは精読の精度が甘いため、速読をしても効果が出ないのでしょうか。
(文法事項でいえば分子構文、付帯状況with、関係代名詞など理解しているつもりですが、、、)
単語帳は一冊に絞ると書いておられるので、他は何もやっていません。
毎日鬱になりそうなほど悩んでいますが、改善策はなんでしょうか?このまま速読を続けたらいつか報われるでしょうか、、、
単語帳は1冊をやりこむだけで十分だと思います。
ですので問題は精読の質ではないでしょうか。
現実どの程度のことをされているのかわからないので、なんともいえませんが、例えば誰かに質問された時にそのパッセージのことなら全て疑いなく説明できる自信はありますか?
「分子構文、付帯状況with、関係代名詞など」っていうのはあくまで一例ですので、それだけではありません。
詳しい精読については精読の別の記事でも紹介していますし、こちらのコメント欄だけでも100以上のコメントにtipを紹介してますのでそちらも合わてみてください。
速読ですが、だいたい1パッセージにつき2分ー3分台を目指して続けてください。もちろん目だけ流れてては意味がないので、中身を捉えながらの読解スピードをあげるという意味です。
あとは別の記事でもかいてますが、基本的にはスコアアップには一定の時間がかかります。月に100時間勉強しても2ヶ月後に上がるスコアは0.5程度。鬱になる気持ちもわからないでもないですが、鬱になっているのが時間の無駄なので地道に続けることが最善かと思います。
早速返信頂き、ありがとうございます。
本当に役立つ情報ばかりで、気持ちが救われるばかりです、、(笑)
Reading対策は嫌い過ぎて時間を取っていませんでしたが、筆者様のことを信じて多く時間を当ててみます。
ちなみにSpeakingは最低6.0で目標は6.5です。
論理マーカーというものが何かを調べたところ、Speakingでまったく使っていないものでした。是非練習、次の本場で使いたいと思います。
これは多く習得することでReadingでも活かせるのかなという気がします!
こんにちは、いつもブログ拝見させて頂いています!
一人で考えることが辛くなり
アドバイスを頂けたらと思い、コメントさせてもらいます。
先日返ってきたスコアは
L: 6.0 W:5.0 R: 5.0 S: 4.5 でした。
Overall6.5が必要なので、Listeningはなんとか良しとして
ReadingとSpeakingに難有りです。
writingはというとtask1.2ともに文字数不足だったため、文字数クリアでれば6.0は達成できると思うのですが、、、
(文字数不足が減点と聞いたので)
またReadingはブログで書かれている通り精読、多読することが全てだということで勉強法はそれに絞りますが、
Speakingに関しては、mytutorのIELTS Speaking course 100回分を購入しました。毎日4〜5 lessonほどやれば1ヶ月で6.0程度までスコアは上がるでしょうか?
ちなみにバイトは辞めたので、全ての時間をIELTS につぎ込む覚悟です。
お忙しい中恐縮ですが、section毎のアドバイスなど(できればスコア達成にどのくらいかかるか等)、して頂ければ嬉しく思います。
Yuya様
コメントありがとうございます。
まずリーディングに関しては、その全てをこのブログ上で書いてこれ以上は何もないと思いますので、そのままの通り実践してください。
スピーキングでの目標スコアをどこにしているかはわかりませんが、5.5までであれば2分しっかり話し続け、タスク3では内容に関わらず質問にさえ答えていればでる点数です。
6.0以上になってくると多少論理性やストラクチャー「ーだと考える。なぜなら1、さらに2、だからこうだ(等)」が必要になってきますが、それでも6.5程度までであればさほど高いものは求められていません。
ちなみに自分の経験ですが、Sで7.5をとっても英語がペラペラ話せるのとは全く別問題です。あくまで試験対策として「質問にしっかり答える」「論理マーカーを使う」「ストラクチャーを意識する」「様々な時制を使い分ける」など採点項目として重視される事項を念頭に対策をしてください。
ですので、マイチューターのスピーキング対策を通して英語を多少でも毎日口にする機会をもてるのであればそんなに難しいことではないのかな、という気がします。
ライティングは-10%を超えると減点対象になりますので字数を満たすのは絶対的に必要です。
1つ常に頭に入れておくべきは、そんなすぐにはスコアは上がらないということ。別の記事にも書きましたが、スコア0.5上げるのに200時間近くかかります。ですので、焦らず毎日コツコツ継続することが確実な道であり、一番の近道かと思います。
頑張ってください。
こんばんは。IELTS目標スコア6.5を目指して勉強している、大学一回生のものです。Shunさんの記事とても参考になりました。
1つお伺いしたいのですが、Shunさんはリーディングのテストの際、どのような手順で問題を解いていらっしゃるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
過去のコメントで同じような質問を何度かうけているので、そちらも参考にしていただきたいのですが、特に変わったことはしていません。
問題を読み、答えを探しにパッセージに戻るを繰り返すだけです(IELTSでは設問の順番と本文中の答えの場所の順番は同じなため: 一部並べ替えやタイトルマッチ設問除く)。
また速読力がついて来た際だと普通に本文を全て読む時間の余裕も意外とあったりするので、特別なテクニックを使ったりということはしていません。