衝撃の展開!天空の城ラピュタ「スピシュ城」で撮影した絶景をシェアしたい

スピシュ城

スロバキア北東部にあり、ユネスコ世界遺産にも登録されているスピシュ城(スピシュスキー城: Spišský hrad)。

天空の城ラピュタのモデルとなった城としても知られ、有名ではあるもののなかなかアクセスが容易でないこともあって隠れた穴場として知られています。

今回は、実際にスピシェ城を訪れ、まさかの奇跡を起こしたので時系列のままみなさんにシェアしたいと思います(写真多めなので表示速度が遅くなるかもしれませんがご了承ください)。

1. バス乗車中の悲劇

スピシュ城

スピシュ城がある町、Spišské Podhradieまでバスで向かう道中から物語は始まります。

アクセス方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

天気予報は午前中は晴れ。午後から雷雨となる予報があったため朝一のバスに乗りスピシュ城へと向かいます。予報どうり道中は見事な晴れ。

非常に美しい緑あふれる景色が道中続きます。確かにこんな場所なら天空の城があってもおかしくない。

そんな期待を膨らませながら、1時間弱のバスの車窓を楽しんでいました。

目的地であるSpišské Podhradieの近くにくると、トンネルの中へ。このトンネルを抜ければいよいよスピシュ城のお出まし!とワクワクした気持ちを抑えながらトンネルを抜けたその瞬間。

え、、、

 

え、、、、、?????

 

うっそー

 

まさかの展開。曇りどころかガスがかかっていて視界完全に不良。なんとなくバス運転手から「お前運なさすぎだろ」という同情の視線を感じます。。。

2. 奇跡を信じて登山

とりあえずはまず町についての光景。

まさに「どんより」という言葉がぴったり。そして本来見えるはずの「城」が見えません。

もうこの時点で傷心。めっちゃくちゃ重いカメラ機材を抱えここまで来たのに、こりゃないわ、、、と思いつつ。

しかしまだ諦めていません。

もしかしたら、万が一したら城のある山頂部分は晴れていて雲海になってるんではないか。

もしそうなら、奇跡があるかもしれない。そんな気持ちを抱き、城へと伸びるハイキングコースへ向かいました。

スピシュ城へ向かうハイキングコースは2本あるのですが、こちらはマイナーだけども街から直線的に行けるルート。

この時点ではスピシュ城の影も形も見えません。

ひたすら登ります。意外と斜面がきつく足場も悪いため、重い荷物を持っているとかなり大変。

それもこれもキセキのため。

20分くらいかけて振り返ってみると、、、絶景?な景色が。晴れたら絶対綺麗だろうなぁと思いつつ、天気も気分も曇天気味。

そんなこんなで斜面を登ること30分。

城見えた。

 

え、、、、てことはつまり。

 

【悲報】奇跡おこらず。

 

いやいやありえねーだろ、神信じないしここまで来てこれかよ。こんな天気でここであと5時間どう時間潰せばいいんだよ。日曜だし朝だし店閉まってるし飲むことさえもできないじゃんか。

と脳裏に恨み節という恨み節が次から次へ浮かびます。

これ以上登っても体力の無駄が明らかだったので、ここでひとまず待機することに。

そんな中、なんとなくいい風が吹いているような野生の感覚が。ちょっと前まで無風だったのに、風が出て来た。ふと下を見るとさっきよりも確実に霧が取れて来ている。

昼過ぎからは雷雨の予報。雲が動く。もしかしたら一瞬かもしれない、そんな瞬間を逃すわけにはいかない、と慌てて下山する準備を整え、下から上を見上げられる絶景スポットへと足を進めました。

3. 日頃の行い

下山して街に戻る途中、明らかに最初の時よりも明るくなってきており、雲のあつみもとれてきているような感じ。

これはあるぞ、と思いつつ撮影スポットへ急行。

1枚目。

なんかかなりいい感じ。

3分後。

見えて来た見えてきた。

さらに3分後。

出たー!!

これぞ日頃の行いというもの。朝一の曇天からまさかの大回復を成し遂げ、雲がかかった奇跡の「天空の城」状態で撮影。

完璧です。

まさか2時間も経たない間にここまで大きく天候が変わるとは思ってもいない嬉しい予想外。

天気が変わりやすい、今回はいい一面を見せてくれました。

4. スピシュ城を堪能あれ

一気に雲が流れ太陽が現れると街並みの雰囲気も一転。カラフルな建物、青い空、そして雲の高さに浮かぶ城。

全てのバランスが完璧にマッチしています。神々しい。

とても綺麗な街並み。そしてサマーシーズンの週末だというのにこの人の少なさ。世界遺産にも登録されているにも関わらず、観光客目当てらしきお店なども一切ない秘境感漂う街です。

ただし、東欧の田舎あるあるですがロマ(ジプシー)が結構住んでいるようで、しっかりと小銭を要求してくる子供連れ親子がそれなりにいました。

気分良くなっておりコインあげてもいいくらいの気持ちではあったものの、「ハングリー、マネーマネーハローマネー」とたかりがしつこく、さらにここで渡せば新たな犠牲者が将来出るだけなのであえてロシア語で一言。

ニェット Нет!

スピシュ城とは反対側の丘の上に登って見ると、街並みが隠れ違った雰囲気に。にしてもかなり距離が離れているにも関わらず非常に大きく見えます。

せっかく晴れたので、まさかの半日に2回目の登山を決意。すでに前日からの疲労もあり足がかなり筋肉痛、さらに重い荷物のせいで肩もかなり限界に近づいていましたが、晴れたからには登るしかありません。

5. 2度目の登山

今度はメインのハイキングコース入口から城まで目指していくことに。

時期は5月末。様々な花が咲き誇り、緑の斜面に黄色や紫、オレンジ色のアクセントがついてとても映える絵になります。

今度は朝と違って全景がくっきり。今までヨーロッパに住みながら各地の様々な城を訪れましたが、今まで訪れたどの廃城よりも巨大で威厳を感じました。

そしてここが城の入り口部分。ここまで約30分、朝一の雨の影響もありかなり蒸し暑く、そして直射日光に照らされながら、なんとかたどり着きました。

この時点で体力は相当限界。

でも、この景色を見れば疲れも吹っ飛びます。

6. スピシュスケー・ポドフラジエの街並み

スピシュ城麓にある街、スピシュスケー・ポドフラジエは上から見下ろしてもオレンジ色の屋根が一面に広がり、中にぽつぽつと教会の尖塔や鐘塔が見えるとても美しい街。

ここまで登るのにほぼ全ての体力を消耗していたものの、この景色を見るだけで体力が回復してきます。

35mm換算で300mmの望遠レンズを担いで来たので使わないのはもったいないと言わんばかりにカメラにセットして街の中心部を撮影。

三角形に空いているところが街の中心です。よくよく見るとオレンジ屋根の伝統的な家屋に混じって共産団地も建っています。

にしても日曜なのに本当に静か。

スピシュ城麓からの眺め

パノラマ合成写真。横幅2000ピクセルにまで圧縮していますが、クリックで拡大することができます。

どうですか、この絶景。

朝の絶望から始まったこのスピシュ城を巡る旅。結果的には奇跡の天候大回復によって、この街で堪能できる全ての魅力を見きれた気がします。

7. 最後に

いかがでしたか?

スロベキア東部の世界遺産、スピシュ城を現地絶景生写真とともに紹介しました。

10kg近いカメラ機材に三脚を担いでなかなか苦行の登山旅でしたが大満足。

特に朝一の悪天候からの奇跡の回復によって、気持ちがどん底から頂点にまで引き上げられ、いい意味でエキサイティングな経験でした。

下山後にメイン広場から最後に撮影したのですが、この時は雲が増えている一方で霧が完全に晴れ、とてもくっきりしたスピシュ城が姿を現してくれました。

こういう天候によっても見せる表情が違うというのも天空の城ラピュタのモチーフになったと言われる由縁なのかもしれませんね。

ややアクセスが面倒な場所にはありますが、スピシュ城はもちろん街並みもカラフルでとても綺麗なので、ぜひスロバキア観光の際には時間をとって足を伸ばしてみてください!

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スピシュ城

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