安心安全なスロバキア鉄道の旅!チケット購入方法と実際の乗車レビュー

スロバキア国鉄の絶景

中欧〜東欧に位置し、内陸国でもあるスロバキア。

スロバキアの国土は首都ブラチスラバをほぼ西端に東西に伸びた楕円形の形をしており、東部に位置するコシツェ を訪れる場合など東西横断をする際には鉄道の利用が最適です。

今回は旧スロバキア国鉄、現在の鉄道企業体スロバキア、通称ZSSK(Železničná spoločnosť Slovensko)のチケット予約方法と、高速鉄道インターシティ、特急リーフリクの乗車レビューを紹介します。

1. スロバキア鉄道チケット購入方法

1994年よりスロバキア国内の鉄道輸送はスロバキア国鉄が担ってきましたが、2005年の分社化に伴い現在の旅客運送はZSSK(Železničná spoločnosť Slovensko)が一律担っています。

尚、ZSSKは現在、国営株式会社として運営が行われており、実質的にスロバキア国内の旅客輸送を「国鉄」時代と変わることなく独占しています。

a. オンライン事前予約

ZSSKのほとんどの鉄道は全席自由席となっており、事前予約は必要ありません。

ですが、一番観光で使う可能性が高いブラチスラバ〜コシツェ (Bratislava-Košice)を最短4時間半で結ぶインターシティ InterCityや、オーストリアのウィーンとコシツェ を結ぶインターシティなどの高速鉄道は全席予約となっており、特に週末などを中心に満席になりやすい傾向があります。

また予約時期が早ければ早いほど運賃も安くなるので、観光でこのような路線を利用する予定がある際にはオンラインで乗車券と座席指定券の事前購入をおすすめします。

a-1. 英語サイトで予約

スロバキア国鉄予約方法

英語での予約に特に不安がない方は、ZSSK公式HPより予約することが可能です。

トップページより出発地と目的地、希望の時間帯を入力すると列車一覧が表示されます。

スロバキア国鉄予約方法

ここでインターシティ InterCityとかかれているものが全席指定の高速鉄道、Rは座席指定任意のリーフリーク(特急)となります。

ZSSKの中ではインターシティが最速の優等列車の扱いとなっており旅行者の方には特に最適です。

価格情報

インターシティは他のリージョナルトレインを事前予約した場合と比べて価格差が約3割〜5割程度高くなります。

例えば、予約時期によって値段は変動しますがブラチスラバ〜コシツェ 間のインターシティの価格が20ユーロ〜25ユーロ前後、リーフリークは10ユーロ〜20ユーロ。

実際に乗車1ヶ月前にチケットを購入した際の料金明細の写真を紹介します。価格的にはインターシティの方が2倍近くなっていますが、旅行で使う限りにおいてはもともとの運賃の安さもありあまり差は気にならないのではないでしょうか。

また、学割(STUDENT)はスロバキアの学生証がないと有効とはみなされないので注意してください。

インターシティ予約時や、リージョナルトレイン予約時に「Reservation」を指定した場合には列車選択後座席選択画面が表示されます。

こちらで希望の座席を選択してください。

支払い方法はクレジットカード、VISAとマスターカードのみ対応となっています。

支払いが完了すると、個人情報入力画面で記入したメールアドレス宛に画像データとPDFファイルでチケットが送信されてきます。

乗車時に車掌に提示する必要があるので、スマートフォンで提示できるようにして置くか、PDFファイルを印刷して持参してください。

a-2. 日本語

英語サイトでの予約や決済が不安という方は、ヨーロッパ各国の国鉄が共同出資して鉄道チケットの一括販売を行なっているレイルヨーロッパの日本語サイトからも購入が可能です。

手数料がかかるので値段はZSSKで買うよりも高くなりますが、自宅に乗車券の宅配が可能など日本ならではのサービスがあります。

また支払い方法もアメリカン・エキスプレスやJCBカードなどに対応しており、スロバキア国鉄HPから直接購入するよりも幅広いオプションが選択可能です。

また、レイルヨーロッパが発売している鉄道乗り放題パス「ユーレイルスロバキアパス」もおすすめ。

特にスロバキアパスは有効期限内であればスロバキア国内の鉄道全て格安定額で乗り放題というお得なパスなので、複数回鉄道を利用する方や、山岳鉄道を使ってタトラ山観光をする方などにおすすめです。

b. 現地窓口

スロバキア国鉄のリージョナルトレインやインターシティ(空席がある場合に限る)を使用する際に、駅窓口でも購入可能です。

この場合、駅スタッフが英語を話さない可能性がかなり高いので、行き先や時間などをメモして提示するとスムーズかもしれません。

また、当日購入の場合には当日料金となるため、事前購入の場合よりも運賃は高くなります。

2. インターシティ乗車記

今回インターシティを使用したのはブラチスラバ〜コシツェ の路線。

早朝5時43分に出発する列車で予定所要時間は4時間57分となっていたのですが、驚くべきことに出発も到着も寸分の狂いのない定刻通りの運行でした。

乗車列車

スロバキア国鉄

今回利用したのはインターシティ521号、ブラチスラバ〜コシツェ 間の路線。

欧州ではまだ一般的な電気機関車が客車を牽引する客車列車方式がとられており、今回利用した列車に使用されていたのは350形交直流電気機関車でした。

1等席座席

スロバキア国鉄

また価格差が2ユーロしかなかったため1等席を利用しています。

座席は2人席、4人ボックス席、1人席があり、人数や趣向に合わせて選択可能です。

車内では無料Wi-Fiがあるほか、各座席にはコンセントも用意されており、スマートフォンの充電はもちろん長時間のPCを使った作業などが可能です。

車内サービス

1等席の乗客には無料の車内サービスもついており、500mlの水入りペットボトルとコーヒーや紅茶が配布されます。

またスナックやアルコール類はワゴンでの車内販売もあります。

インターシティには食堂車も連結されているので、長距離の移動で食事が必要な方は是非利用してみてください。

1等席と2等席の価格差がとても少ないので、空席がある際には1等席をおすすめします。

3. リーフリク(特急)乗車記

コシツェ 〜ブラチスラバ間でリーフリクを利用しました。予定所要時間は5時間50分、出発は定刻通りでしたが、ブラチスラバ到着は最終的に10分ほど遅延しました。

特急とはいえインターシティよりも停車駅が多く、また退避線での待ち合わせやすれ違いなどで停車することが多い印象でした。

乗車列車

スロバキア鉄道

リーフリークもインターシティと同様客車列車タイプ。

先頭の機関車は比較的新しいドイツのシーメンス製Vectron型機関車でした。

1等席座席

今回も使用座席は1等車。2等席との価格差は2ユーロのみでした。

牽引されている客車は食堂車を除きすべて6人用コンパート。

2等席の座席よりも前後の間隔が広く、シートもクッションの効いたものになっています。

コンセントは窓側の頭上に計4個、通路側の座席だとやや使用しずらいかもしれません。

車内Wi-Fiは完備されており、トンネル内などを除きある程度のスピードでインターネットにつなげることができます。

車内サービス

1等席のサービスは500mlの水が配られるのみ。また、1等車の隣には食堂車が連結されているので、食事はそちらで取ることができます。

また、1時間〜2時間に1回程度ワゴン販売も回ってきます。

今回当たった車掌は年配の方で英語が一切だめ。チケットの件でややトラブルがあったのですが、隣席していたスロバキア人の方が全て通訳をしてくれました。

複数言語を話す車掌が常時乗っているのはインターシティだけのようです。

車内放送はスロバキア語と英語での案内があり、食堂車では英語が通じました。

4. 最後に

いかがでしたか?

ZSSKのチケット購入方法と実際の乗車レビューを紹介しました。

インターシティは日本の新幹線やその他諸国の高速鉄道のように国際化に対応しており、また綺麗に清掃されていてとても安心して利用できます。また車内は大変静かで日本の新幹線を思い出させるくらいでした。

車内放送は全てスロバキア語と英語の両言語で行われ、また車掌も皆スロバキア語のほか英語、ドイツ語など複数言語を話すスタッフばかり。

一方リーフリクは地方路線の特急列車という感じで、英語が通じないなどやや問題発生時には心もとない印象。

価格差はそこまで大きいわけではないので、時間とコスト、旅慣れの度合いなどに応じて列車を選ぶといいと思います。

山々や湖の麓など大自然の絶景の中を走るとても美しい路線がおおいので、是非スロバキア旅行の際には安心して鉄道旅行を楽しまれてください。

スロバキア鉄道旅にオススメ!

スロバキア国内を鉄道を使って周遊したいという方におすすめなのがユーレイルスロバキアパス。国内の鉄道が乗り放題になるだけでなく、美術館や博物館など観光名所の割引があるなどお得な特典がいっぱいついてきます。

安心安全で快適なスロバキア国鉄の旅をさらに楽しくしてくれる必需品です!

スロバキア国鉄の絶景

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