欧州LCCの新参者!激安ウィズエアー Wizzair搭乗記

欧州域内を周遊旅行する際に非常に便利でお得な交通手段となる格安航空会社。

ヨーロッパでは日常的に仕様されているいたって普通の手段ですが、一方まだ日本では馴染みがないこともあり格安航空会社と聞くと少し躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は、現在欧州で最も新しく勢いのある格安航空会社、ウィズエアー Wizzairを紹介します。

1. Wizzair概要

wizzair

Wizzairは2004年から運行を開始したハンガリーの格安航空会社。欧州の中で最も新しい格安航空会社と言われています。一方、ハンガリーのフラグシップキャリアが倒産したこともあり、ハンガリーを代表する同国最大の航空会社でもあります。

現在は、ハンガリー発着便だけでなく、バルト3国や北欧を含めヨーロッパ各国で運行を行っている大手航空会社でもあり。2017年1月現在保有機材は77機、さらに135機発注中という勢いがあります。

Wizzairの特徴はなんといってもその安さを生み出す細かい価格設定。後述しますが、他の格安航空会社と比べても値段設定が少し細くなっています。

格安航空会社と聞くと少し心配なイメージがあるかもしれませんが、少なくとも欧州域内で言えば最も搭乗者数の多い主要移動手段です。今回は、リトアニアのヴィリュニュスとスウェーデンのマルメ間のルートを利用したので、実際の搭乗レビューとして紹介します。

2. 予約方法

Wizzairの予約は、他者格安航空会社と同様全て自社HPより直接行います(英語)。しかしながら、格安航空会社は毎日同じ航路の運行があるとも限らないため、他者の予約と同様基本的な流れは、スカイスキャナー で発着先を検索して利用可能かを探すということになるかと思います。

欧州格安航空会社検索

今回利用した路線で検索すると、Wizzairが一番上に表示され、さらに空路とは思えないほどとんでもなく安い値段が表示されたので迷わず予約にいたりました。約1時間半のフライトを1300円台で飛行機に乗れる、それが欧州格安航空会社の醍醐味でもあります。

実際にスカイスキャナーよりWizzairの予約ページへと飛ぶと、いくつか料金プランが表示されます。

こちらは往路の予約画面。ここからはユーロ表示になりますが、9.99ユーロとスカイスキャナーで表示されている1283円(日本円換算)と同じ結果が出ています。

BASICというのが一番基本のプランで最安値のもの。その他チェックイン荷物や座席指定をしたい場合にはWIZZ GOというものを、さらにキャンセル無料や優先搭乗などのプライオリティをつけたい場合にはWIZZ PLUSを選択します。

チェックイン荷物があると突然値段が上がりますが、それでも3500円程度。とはいっても格安航空会社を利用する以上その安さの恩恵を受けるために機内持ち込み荷物だけで乗り込むことが理想ではあります(詳しくは次項)。

3. 荷物の大きさ加算

WIZZair予約画面

Wizzairが他の航空会社と違うのは、機内手荷物の大きさでさらに金額が変わるということ。42x32x25 cm(ちょっとしたハンドバッグ程度)の荷物であれば無料ですが、それ以上の小型キャリーケースやバックパックなどは「Large」として10ユーロ加算があります。

現実的には、旅行する以上ハンドバッグ1つだけというわけにはいかないので、ここで「Large」加算を支払う必要が出てしまうのがこのWizzairのトリックでもあります。

つまりWIzzairで旅行するに至っては、機内手荷物のみ+Large加算10ユーロを払うか、もしくはハンドバック+チェックイン荷物16ユーロを払うか、いずれにせよ加算料金を免れないということ。

ですので、見かけだけの安さに惑わされず、荷物加算後の料金で計算する必要があります。複数人で旅行する際には1つのスーツケース等に荷物をまとめるなどして加算を最小限に抑えるというのも手です。

尚、空港や搭乗ゲートにはこのようなスケールが置いてあり、荷物の大きさがあってないと判断されると確かめるよう指示されることがあります。くれぐれも荷物の大きさを守るというのが格安航空会社使用時の原則です。 

3. チェックイン

格安航空会社の基本として、Wizzairもチェックインは原則オンライン上で行います。予約完了後送られてくるメールの指示に従いチェックイン手続きを行った後、搭乗券を印刷しておく必要があります。

航空券予約時に「空港チェックイン」も選択できますが、その場合10ユーロ加算がかかるので注意してください。尚、空港チェックインを選択せずに当日空港でチェックインを行う場合、罰金のような高額な手数料を取られますのでこれは避けたいところ。

4. 航空券

印刷した搭乗券には、座席番号、搭乗時間、出発時間が記載されているほか、搭乗に使用するドアの位置も書かれています。

座席が後部の場合には後方出入り口を使うよう描かれているので、その指示に従ってください。

ちなみにライアンエアーのような事前の「VISA CHECK」の指示は特になかったのですが、なぜか搭乗ゲートを通った際に勝手にスタンプを押されました。空港のチェックインカウンターでスタンプを押してもらわなければ搭乗拒否、というようなことはなさそうですが心配であれば空港の職員に聞いてみるといいかもしれません。

5. 使用機材

ウィズエアー

ウィズエアーは機材繰りや機材メインテナンスにかかる人件費を削減するため、使用機材は全てAirbus A320ファミリーに統一しているようです。

ピンクの機体に大きくWizzと描かれた独特の機体は目を引きます。

6. 機内

機内はというとシンプルでいたって普通。典型的な格安航空会社仕様となっているため、座席とテーブルのみの最低限となっています。

シートピッチも標準的な格安航空会社の間隔で30−32インチとのこと。リクライニング機能は付いていません。標準的な日本人にとってはそこまで窮屈ということもなく、短時間のフライトであればまったく問題ありません。

7. 機内サービス

機内サービスもほかの格安航空会社と同様、全て有料になります。メニューは各シートに備え付けてあり希望があれば注文する形。

ライアンエアーのような買え買えオーラを出すこともなく、淡々とサービスしている印象でした。また、物価の安いハンガリーの会社ということもあってか、機内サービスの値段も抑えめな印象。

周囲を見ていると結構注文している人が多いように思いました。実際物価の高い北欧等で空港の売店で飲み物やサンドイッチを買うよりは機内で購入した方が安いので、Wizzairにいたっては機内での購入がお得かもしれません。

8. 運行について

もちろん格安航空会社とはいえ運行そのものにはまったく問題なく、私が乗った便に遅延なども発生しませんでした。

セーフティデモンストレーションなどもいたって普通です。

9. 最後に

欧州で最も新しい格安航空会社Wizzairの搭乗レビューを紹介しました。

スカイスキャナーの航空券比較

格安航空会社の代名詞であるライアンエアーやイージージェットがその厳し過ぎるルールなどで評判を落とす中、Wizzairは同等の価格設定にもかかわらず安心してストレスフリーで利用することができました。

尚、フラグシップキャリアのような上級会員制度がないwizzAirであってもプライオリティパスを使うことで空港ラウンジを利用することができるので、LCCを含め航空機での移動を良く使う人は登録していくことをおすすめします。

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長くなりがちな待ち時間を有効に使うことができるはずです。

交通機関として考えるのであればいたって普通、荷物の追加料金を払っても非常に安いので時間や運行ルートがあるのであれば是非気軽に使ってみてはいかがでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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