ライアンエアーに乗る前に心得るべき10個のルールと暗黙の了解

ヨーロッパで最も成功し、最も知名度があり、格安航空会社の代名詞とも言えるのがライアンエアー Ryanair。

欧州域内の飛行ルートをバス料金かと思わせるほどの格安の航空券で販売している、節約旅行者の味方でもあります。

一方、その値段を支えるために、色々と他の航空会社には見られない特徴があるのも事実。今回は、ライアンエアーに乗る際に知っておくべきことを10項目紹介します。

ルール

1. オンラインチェックインと印刷

ライアンエアーに搭乗する際に絶対に忘れてはいけないのが、搭乗前のオンラインチェックイン。通常は24時間前より、予約時に座席指定を有料で行った場合には、予約以降いつでも行うことができます。

また、オンラインチェックインと同時に忘れてはならないのが、搭乗券の印刷。オンラインチェックイン時にPDFでダウンロードできるので、それを必ず印刷して空港に持参してください。

このオンラインチェックイン、忘れると搭乗券印刷代 60ユーロというとんでもない高額の罰金を空港ターミナルで取られてしまいます。

2. ビザチェック

ビザチェック

ライアンエアーには他の航空会社にはない「VISA CHECK」というちょっと面倒な制度があります。

航空会社は乗客が入国拒否等担った場合には「航空会社の負担で」出発地に連れ戻さないといけないというルールがあり、このリスクを無くすために行うコスト削減の一環です。

EU市民ではない全ての乗客(もちろん日本人も含む)は、印刷した搭乗券とパスポートを持って、セキュリティチェックの前に航空会社カウンターに行ってスタンプをもらわなければなりません。

これを忘れてセキュリティを抜け搭乗ゲートまで行っても、航空機を目の前にして搭乗拒否を言い渡されるという残酷な目にあいますので充分に注意が必要です。

印刷した搭乗券にこの「VISA CHECK」についての案内も書いてあるので目を通しておくといいでしょう。

オンラインチェックインをして荷物預けいれもないにもかかわらず、航空会社カウンターに並ばないといけないのは結構不便に感じます。

3. 荷物許容量順守

ライアンエアー手荷物

以前よりはずいぶんと緩和されましたが、それでもライアンエアーは荷物の許容量についてはかなりシビアです。

機内に持ち込める荷物の数は2つですが以下のようにルールが定められています。

  • 1つめ 55 x 40 x 20 cm以下
  • 2つめ 35 x 20 x 20 cm以下

簡単に言うと、大きな荷物1つとハンドバックなど身の回りのもの1つといったところ。大きいと見られるとチェックするように指示されたり、追加料金を請求されるのでパッキングの際には充分注意してください。

また機内の頭上荷物スペースが不足しそうな状況の場合、1つめ荷物として持ち込もうとしている大きめのキャリーバッグをチェックイン荷物として機内預けいれにするよう搭乗ゲート前で指示されることがあります。

1つめの荷物としての条件を満たしている場合にはこの場合無料で預けることができますが、そうならないためにも大きめの荷物を持っていく場合には搭乗ゲートに早く行って並ぶということをすることをお勧めします(後述)。

暗黙の了解

4. 隔離された出発ゲート

LCCターミナル

一般論として、格安航空会社のターミナルは空港の端に簡易的に用意されていることが多く、フラグシップキャリアを利用する場合と比較して空港内を歩く距離が増えます。

特に、ライアンエアーやイージージェットといった「超格安航空会社」に分類される航空会社の場合には、格安航空会社ターミナルの中でも一番端の端が割り当てられることがほとんどです。

ですので、特に大きな空港の場合には、空港内での移動量がかなり多くなりがちですので覚悟が必要です。また、長い距離移動しても、今度は出発ゲート付近には簡易的なコンビニとトイレが1つあるだけ、のようなことが大半です。

免税店での買い物など予定している場合には先に済ませてから出発ゲートへ向かうようにしてください。

5. どこでも大行列

ライアンエアー最強

ライアンエアーはとにかく並びます。

まず空港スタッフの数が少ないため、ビザチェックや荷物預けいれの際に大行列。さらに、荷物スペース確保のために早く機内に乗り込めるようにと搭乗ゲート前にかなり早くから並び始め、いざ搭乗が開始されてもまた行列。

特に、ライアンエアーの場合は屋外に停留している飛行機まで歩いていき、そこからタラップを自分の足で乗り込むため、お年寄りなんかがいると屋外のタラップ前で行列。屋外で並ぶため天気が悪い時や冬場はなかなかの苦行です。

さらに、機内にやっとたどり着いても今度は荷物スペース探しのためみな行ったり来たり。なかなか前に進まないなんていうのは日常茶飯事。

心を大きく開いてゆとりを持たないと結構ストレスがたまってきます。

6. 荷物スペース争奪戦

ライアンエアーを利用する客は皆、とにかく安く移動したい、ということが念頭にあります。ですのであまり荷物を機内預け入れにすることはなく、制限の範囲内で最大限機内に持ち込もうとする傾向があります。

大きなキャリーバッグをかなりの乗客が持ち込もうとするため、搭乗後半になってくるとだんだんと荷物スペースが不足してきます。特に最後の2割くらいの乗客になると、もはやどこにも場所がなくCAとともに途方に暮れてる、なんてこともしばしば。

ですので、荷物が大きい方は少し早めから搭乗ゲート前で並び始めることをお勧めします。

7. 機内清掃の概念なし

ライアンエアー等格安航空会社はとにかくその運行率・回転率の高さで収益を出しています。ですので、乗客を降ろして、数分後には次の客の搭乗開始なんていうのは当たり前。

もちろん機内清掃に時間を使っているような時間はありません。ですので、しばしばポテトチップが床に散らばっていたり、食べかすがシートの上に乗っかってたりなんてことがあります。

清潔感を気にされる方には向かないかもしれません。

8. 時間にゆとりを

空港到着後のビザチェックのための行列から始まり、遠いターミナルへの移動、早めに並び始める鉄則など、ライアンエアー利用時はかなり時間を消費します。

時間をお金で買うとはまさにことのことで、航空券が安いからこそ色々時間の無駄も多くなってしまうのは仕方ありません。

なるべく時間に余裕を持った行動をするようにしましょう。

9. CAの愛嬌を期待しない

ライアンエアーのCAの仕事は、ドアの開閉、安全確認、機内食・商品の販売に限られていると割り切ることをお勧めします。

みんながみんな愛嬌のいい対応をしてくれるとは限りません。またシャツがズボンから出てるだらしない系CAとかも結構普通にいます。

彼らにはあまりホスピタリティの概念はなく、あくまで最低限の仕事をしてるといった感じ。ですのでサービスの質には期待しないことが鉄則です。

もし愛嬌のいい笑顔が欲しければ、機内販売でなんか買ってあげてください。お金を受け取る一瞬だけ笑顔になります。

10. 窮屈なのはしばし我慢

ライアンエアーに限らず多くの格安航空会社のシートは固定されており、リクライニングをすることはできません。

体格の大きい方にはちょっと窮屈そうですが、短時間のフライトが基本だと思いますのでしばしの間我慢しましょう。

最後に

いかがでしたか?

世界で最も有名で格安航空会社の代名詞、ライアンエアー。格安航空券はスカイスキャナー から一括検索可能です。

フラグシップキャリアと比較するとかなり驚くことが多いのですが、それも激安航空券の賜物と開き直って使用してみてください。

ちなみに、ライアンエアーは定時運行率は比較的高く、安全に関してもまったく問題ないので、ただ単に移動手段として考えれば何ら心配ごとはありません。

実際の搭乗記についてはこちらの記事で紹介しています。

サービスと時間をお金を払ってフラグシップキャリアの航空券を買うか、サービスも時間もいらないから格安航空会社を選ぶか、あなたはどっち派ですか?

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でYama 北欧留学中をフォローしよう!

気に入ったらシェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Yama

1988年 横浜生まれ。2016春よりスウェーデン南部マルメ、2017年夏より英国ロンドンに大学院留学。その間北欧ほぼ全ての都市を廻る。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光のエキスパートとしてブログを運営中。