カウナス完全制覇!満喫するために訪れたい観光名所20選

カウナス観光

「命のビザ」を発給したことで知られる杉原千畝が駐在していたリトアニア第2位の都市、カウナス。そんな杉原千畝の軌跡を求めて、コアな観光客を中心にカウナスを訪れる日本人が増えているようです。

一方でガイドブックなどではあまり紹介されないカウナスの観光名所、今回は実際に訪れておすすめでしたいスポットを20箇所紹介します。

1. カウナス中央駅

カウナス中央駅

カウナスの玄関口でもあるカウナス中央駅。第2次世界大戦後に再建された建物ではありますが、駅構内への入り口部分に杉原千畝が命のビザを発行し続けた功績をたたえた記念碑が設置されています。

現在の日本とリトアニアをつなぐ友好の地となっているカウナス、この地で一人の日本人が偉大な仕事をしたことを実感することができます。

カウナス中央駅

住所: Kaunas 44362, Lithuania

2. 杉原千畝記念館

杉原千畝の功績

カウナス中央駅から丘を登った住宅街の一角にある杉原千畝記念館。旧日本領事館の建物がそのまま使われています。

内部では当時の社会情勢やユダヤ人難民の戦前戦後、杉原千畝が発行した命のビザにまつわる歴史など幅広い展示が行われています。

多くの日本人が訪れる他、東欧やアメリカ、イスラエルなど多くの国から観光客が訪れており、またリトアニアの高校生を対象に社会科見学の場としても使われています。

日本語も話せるリトアニア人スタッフが非常に親切に展示内容を説明してくれるので、カウナスを訪れる際には必ず寄りたい場所です。

杉原千畝記念館

住所: Vaižganto 30, Kaunas 44229, Lithuania
開館時間
 平日: 11:00 ~ 15:00
 週末: 休館
 *季節変動あり

3. ホテルメトロポリス

杉原千畝がソ連による領事館退去勧告を受けたのち、出国までの間滞在していた老舗ホテル。現在もカウナス新市街の中心部で営業を続けており観光にも最適です。

ホテルの外壁には杉原千畝が滞在していたことを示す記念碑が設置されています。宿泊費も非常に安く設定されているので、カウナス滞在の際には是非宿泊してみてはいかがでしょうか。

実際の宿泊記はこちらの記事で紹介しています。

ホテルメトロポリス

住所: S. Daukanto g. 21, Kaunas 44249, Lithuania

4. 聖ミカエル教会

聖ミコラス大天使教会

1895年に建てられたビザンティン様式のカトリック教会で、カウナス新市街地メインストリートの一端にそびえ立っています。

旧ソ連による統治を受けていた際にはロシア正教の教会や美術館として使用されており、その後リトアニア独立に伴ってカトリック教会へと戻されました。

内部は祭事が行われていない際は見学が可能で、純白の内装と美しい美術品が見所です。

住所: Nepriklausomybės a. 14, Kaunas 44320, Lithuania

5. ライスヴェス通り

カウナス新市街中心部のメインストリートで、東西に1.6km伸びている東欧で最長の歩行者天国です。

ライスヴィス通り Laisves alejaとは英語でLiberty Avenue(自由の通り)という意味、現在では商業の中心地にもなっており、その他劇場やシネマ、博物館などの大型施設もこの通りに沿って並んでいます。

カウナスで最も賑わう通りであるとともに、ホテルやカフェ、レストラン、雑貨店なども多く、カウナス観光の中心になります。

6. ヴィータウタス大公戦争博物館

1936年に開館した、リトアニアやカウナスの歴史を軍事の面から紹介している博物館。

現在は国防相の管轄となっており、戦史時代から現在にいたる数多くの武器や甲冑を含む軍事用品、航空機などを展示しています。

博物館の前にはソ連からの独立の際に犠牲となったリトアニア人を奉るヴィエニーベス広場もあり、神聖な場所として地元民や観光客に知られています。

Vytautas Great War Museum

住所: K. Donelaičio g. 64, LT-44248 Kaunas
開館時間
 火 ~ 日: 10:00 ~ 17:00
 休館: 月曜

7. 国立チュルリョーニス美術館

ヴィータウタス大公戦争博物館と同じ建物内にリトアニア最大かつ最古の国立美術館、国立チュルリョーニス美術館が入っています。

主にリトアニアを代表する芸術家であり作曲家のミカロユス・チュルリョーニスMikalojus  Čiurlionis(1875 – 1911年)の作品や、17世紀以降のリトアニア民俗作品を展示しています。

M. K. ČIURLIONIS NATIONAL ART MUSEUM

住所: V. Putvinskio g. 55, Kaunas 44211, Lithuania
開館時間
 火 ~ 日: 11:00 ~ 17:00 (木: ~ 19:00)
 休館: 月

8. 聖ニコラス・ベネディグト会教会

15世紀に建てられたゴシック様式の歴史ある教会、リトアニアの歴史を反映するように損傷、改築、閉鎖、復興を繰り返しながら現在も地元の人の祈りの場を提供しています。

ソ連に統治されていた際には教会は閉鎖され、図書館として使用されていましたが、1990年に正式にベネディクト会教会として復帰しました。

現在の建物は1655年代に元々の建物から改築されたもので、装飾の多くは18〜19世紀に製作されたものとなっています。

St. Nicholas Benedictine Church

住所: Benediktinių g. 8, Kaunas 44261, Lithuania
開館時間
 月: 17:00 ~ 18:00 
 火 ~ 土: 9:00 ~ 18:00 
 日: 11:00 ~ 18:00 

9. ヴィリニアウス通り

旧市街のメインストリートであるヴィリニアウス通り Vilniaus gatvė、新市街から旧市庁舎広場へと繋いでいます。

石畳が敷かれ、通りの両脇にはカラフルで重厚な建物が立ち並んでおり、その雰囲気は中世東欧の雰囲気そのもの。

おしゃれな雑貨店やカフェも多く、天気がいい日にはぶらぶらするだけでも楽しむことができます。

10. 市庁舎・市庁舎広場

旧市庁舎広場

カウナスで最も広大で歴史のある市庁舎広場。その中心にそびえ立つ旧市庁舎は16世紀に建設され、当時の白い外装と特徴的な尖塔から「白鳥 White Swan」という名で呼ばれています(現在の塗装はアイボリー色)。

カウナスで最も美しい建物とも呼ばれる建物は、リトアニア臨時政府が置かれていた際には政権の中枢として、その他シアターや、消防署、ロシア人クラブ、収容所などリトアニアが歩んだ歴史とともに様々な用途で使用されてきました。

現在内部は市の結婚登記所、一部はセラミック博物館となっています。

広場は360度歴史的な建物に囲まれ、そこにレストランやカフェ、博物館などが入っていることから夏場には市民や観光客で最も活気あふれる広場になります。

Kaunas Town Hall

住所: Rotušės a. 15, Kaunas 44279, Lithuania

11. イエズス会教会

カウナスイエズス会教会

1660年から1720年にかけイエズス会が市庁舎広場にバロック様式で建設したカトリック教会で、1722年正式にイエズス会教会(Church of St. Francis Xavier)として奉献されました。

ソ連統治時代には、技術学校の体育館として使用されましたが、リトアニアの再独立により1989年に再度イエズス会教会に戻されています。

その美しい外観はもちろん、内部の豪華な装飾品は一見の価値あり、ミサの時間でなければ見学可能ですので是非訪れてみてください。

Church of St. Francis Xavier

住所: Rotušės a. 8, Kaunas 44280, Lithuania
開館時間
 平日: 16:00 ~ 18:00
 日曜: 7:00 ~ 13:00/16:00 ~ 18:00

12. カウナス城

カウナス城

14世紀に作られたリトアニアで最も古い石造りの要塞の1つで、ドイツをはじめ周辺国からの防衛の要所として極めて重要な役割を負ったカウナス城。

内部はカウナス市立博物館となっており、14世紀から現在に至るまでのカウナスの歴史やカウナス城の役割について展示しています。

Kaunas Castle

住所: Pilies str. 17, LT-44275 Kaunas
開館時間(6 ~ 8月)
 月 ~ 土: 10:00 ~ 18:00
 日: 10:00 ~ 16:00
 休館: 月
開館時間(9 ~ 5月)
 月 ~  金: 10:00 ~ 18:00
 土: 10:00 ~ 17:00
 休館: 日月

13. カウナス大聖堂(聖ペテロ&パウロ大聖堂)

聖ペトロ・パウロ大聖堂はリトアニアで最大のゴシック様式建築であるとともに、ゴシック様式としては唯一のバシリカ風教会です。

15世紀に建設されましたが、その後何度となく改築を重ねたことから、現在ではルネッサンス様式、バロック様式、古典様式、ネオゴシック様式、ネオバロック様式と様々な建築様式を取り入れた建物になっています。

美しい教会の内観、装飾、そして壮大なオルガンなど息を飲む光景に驚くこと間違いありません。

14. カウナス写真ギャラリー

カウナスフォトギャラリー

旧市街の中心部、市庁舎広場の角に200平方メートルの敷地を要するリトアニア最大のフォトギャラリーがあります。

リトアニアのみならずバルト海地域にとっても非常に重要なギャラリーで、東欧を中心とした数多くの貴重な歴史的写真を展示している他、写真を通してモダンアートの発展の歴史や表現方法の変化などをみてとる事ができます。

Kaunas Photography Gallery

住所: Vilniaus st. 2, Kaunas, LT-44280
開館時間
 平日: 11:00 ~ 18:00
 週末: 11:00 ~ 17:00
 休館: 月曜
入館料: 無料

15. ペルクーナスの家

ペルクナスの家

15世紀後半にハンザ商人の手によって建てられたリトアニアで最初のゴシック建築です。

建設された本当の理由は不明とされていますが、1818年に発見されたペルクナス(リトアニア神話主要神格の1つ)の像にまつわる伝説が残されています。

現在ではポーランドを代表する詩人Adomas Mickevičiusの作品の展示をはじめ、美術品の展示、コンサートホールとして使用されています。

House of Perkūnas

住所: Aleksoto g. 6, Kaunas
開館時間
 火 ~ 金: 10:00 ~ 16:30
 休館: 月・週末

16. ビタウタス大公教会

Vytautas' the Great Church

15世紀前半、リトアニア大公ビタウタスがボルスクラ川の戦いで難を逃れたことを神に感謝するために建造したゴシック様式のカトリック教会です。

カウナスで最も古い教会の1つで、リトアニアンブリックゴシック様式の代表的な建築として知られています。

市庁舎広場の近く、ネマン川の川沿いに建てられた美しい煉瓦造りの教会は、カウナスを代表する風景の1つでもあります。

Vytautas’ the Great Church

住所: Aleksoto g. 3, Kaunas 44280, Lithuania

17. 旧大統領官邸

旧大統領官邸

リトアニアが最初に独立を果たした1919年~1940年の間にリトアニアを統治した三人の大統領が住んだ官邸が、カウナス中心部に今も残されています。

官邸内部の庭園には大統領3人の銅像が、内部ではこの官邸が使われていた当時の戦前〜戦中に渡る歴史の紹介や資料が公開されています。

Historical Presidential Palace

住所: Vilniaus g. 33, Kaunas 44290, Lithuania
開館時間
 火 ~ 日: 11:00 ~ 17:00
 休館: 月曜

18. 悪魔博物館

悪魔博物館

国立チュルリョーニス美術館の分館であり、世界中から集めた悪魔にまつわる彫刻や絵画、日用品を展示している悪魔博物館。

開設当初は個人的コレクションを中心に数百点の展示でしたが、現在では贈答などもあり3000点を超える作品が展示されています。その中には日本の鬼の彫刻や仮面なども。

世界的にも珍しい博物館で、少し不気味な雰囲気が漂う隠れた穴場スポットになっています。

Velnių muziejus

住所: V. Putvinskio g. 64, LT-44211 Kaunas
開館時間
 火 ~ 日: 11:00 ~ 17:00(木: ~ 19:00)
 休館: 月

19. 第9要塞博物館

第9要塞

19世紀、カウナスに帝政ロシアが建設した12の要塞のうち唯一現存する第9要塞。カウナス観光のマストスポットの1つです。

第2次世界大戦の際にはナチスドイツ軍が収容所として使用し、多くのリトアニア系ユダヤ人、反体制派がここから強制収容所へと運ばれ殺害されました。

要塞跡地は500ヘクタールに及ぶ広大な敷地におよび、内部には資料館やモニュメント、当時の地下壕などがあります。資料館では犠牲者の遺品記録、第9要塞の歴史が展示されており、地下壕のガイドツアーも催行されています。

9th Fort Museum

住所: Žemaičių plentas 73, Kaunas
開館時間
 火 ~ 日: 10:00 ~ 18:00
 休館: 月

20. ネマン川

東ヨーロッパを流れバルト海へと注ぐネマン川。カウナスの旧市街に面して流れています。

夏季には川のほとりで日光浴や散歩を楽しむ人、冬季には凍った川の上で雪遊びをしたりと、地元の人がのんびりとすごく日常を感じる事ができます。

最後に

いかがでしたか?カウナスの観光名所20箇所を紹介しました。

杉原千畝で有名なカウナスですが、それ以外にも観光名所はたくさんあり、滞在期間によって様々な楽しみ方をすることができる街です。

カウナスの街並みや雰囲気などはこちらの街歩きの記事をよんでいただけるとイメージがつきやすいかと思います。

「カウナスといえば杉原千畝」「もっと杉原の足跡を辿る旅をしたい!」という方には、杉原千畝にまつわる10スポットをこちらで紹介していますので参考にしてください。

カウナスで泊まるなら!

カウナスで宿泊するなら絶対おすすめなのがホテル・メトロポリス。杉原千畝一家が領事館退去後に滞在し、出国直前まで命のビザを書き続けたという老舗ホテルです。

客室は清潔に保たれている一方、老舗ならではの歴史を感じる雰囲気も残されており、杉原千畝も同じ景色を見ながら滞在していたと考えると日本人として感慨深くなります。

宿泊料金も非常にお手頃なので是非カウナス滞在の際には宿泊してみてください。実際の宿泊記も紹介しているのでこちらもご覧下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

Shun

1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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