Fika i Sverige

北欧スウェーデンで海外留学中。留学準備や英語(IELTS)対策、北欧雑貨を含むスウェーデンでの日常や北ヨーロッパ旅行に役立つ情報を紹介。

                    

トロールの存在を信じますか?破壊も幸せも呼ぶ妖精

      2016/02/24


トロールってご存知ですか?

北欧で伝承される妖精で、北欧文化を語る上では無視できないとても重要なものです。見たことない!全く想像できない!と思われる方、実はあなたの身の回りにもいるかもしれませんよ。

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1. トロールとは

トロールとは国によって随分見た目が違うのですが、オリジナルはノルウェーから始まり

  • 毛むくじゃら
  • 巨人
  • 怪力
  • 体の再生能力
  • 変身能力
  • 醜い姿
  • 知識レベルが低い
  • 凶暴・大雑把
  • 指が4本
  • 大きく長い鼻

という風に伝承されてきた妖精のことを言います。非常にイメージとしては悪いですよね、まるで悪魔のような。。。しかしながら、スカンジナビア諸国に伝承されている間に少しづつ変化が生じ、小人のトロールが生まれたり、あるいは幸せをもたらす存在として現在では北欧諸国で愛される存在になっています。

そして、トロールは人々を恐れ人里から非常に離れた場所で集団生活をすると言われる一方で、人間にとってもトロールは危険な存在として言われているのです。

2. トロールのお国柄

とはいうものの、現在ではトロールはスカンジナビア諸国で愛され、各国で独自に発展したトロールの姿があります。

デンマークのトロール

長くて白いあご髭を生やし、赤いとんがり帽子をかぶっている老人の姿をしていると言い伝えられています。

そう、サンタクロースに似ていますよね?実はここから、サンタクロースもトロールの家系ではないかという考えがアイスランドでは主流で、サンタクロースは子供を脅かしたり怖がらせて楽しむちょっといたずら好きの存在というふうに語り継がれています。よくクリスマス前にこういう人形見かけませんか?彼らがいたずら好きのトロールですよ。トロールサンタ

フィンランドのトロール

フィンランドのトロすールは完全に悪魔扱いで、嵐や吹雪、霧が出た際に人間を池の中に引きずり込んで溺れ死にさせるという悪いやつです。。。

スウェーデン・ノエウェーのトロール

スウェーデンやノルウェーでは bjergfolk(丘に住む人々)と呼ばれており、教会の鐘の音が聞こえない人里離れた場所で集団で生活しているとされています。日の光に当たると石化してしまうため、基本的には夜行性とのこと。そう、彼らと同じです!

トロール人形(ディズニー®より)

非常に気まぐれで、偶然人間に出会った際に気に入った場合には十分な富と幸福を与え、気に入らなかった場合には破壊と不運を与えるとのことです。そして女子供の誘拐や財宝の窃盗を常習でしつつも、魔法や薬草の取り扱いが上手く怪我をした人間の手当てをすることもあるとか。

そしてノルウェーでは日常生活でモノが無くなった時にはトロールのいたずらと呼ばれ、特にトロール神話が日常生活に入り込んでいます。

3. トロールモチーフ作品

トロールはアナと雪の女王だけではなく数多くの映画に登場しています。

ハリーポッターシリーズや指輪物語、ホビット等の作品中には数多くのトロールが出てきますし、まさかのトトロもトロールの設定でした。

4. 街角のトロール

北欧を歩くとトロールとたくさん出会います。醜いVer.からより人間に近い姿をしているものまで。お土産屋等のお店の看板娘としても大活躍。

ノルウェーにはこんな看板も。気をつけて!道路飛び出し注意!

トロール標識

5. 最後に

いかがでしたか?こんなことも考えながら北欧旅行をしてみると、意外とあちこちにトロールがいるのでより楽しみが増えるかもしれません。

身近なものがなくなったりちょっとした不運に巻き込まれたり、、、もしかしたらトロールの仕業かもしれませんよ。でも幸せを運んでくれる妖精でもあるので見つけてもそっとしておいてあげてくださいね。