Fika i Sverige

北欧スウェーデンで海外留学中。留学準備や英語(IELTS)対策、北欧雑貨を含むスウェーデンでの日常や北ヨーロッパ旅行に役立つ情報を紹介。

                    

スウェーデン新市街地から見えた北欧式近代建築の特徴

      2016/08/29

北欧近代建築

スウェーデン南部の国境の街マルメ、隣国デンマークの首都コペンハーゲンから約30分の場所にあります。このマルメ、もともとスウェーデン第3位の都市ですが、現在急ピッチで開発が進んでいる都市としても有名です。旧市街の中世の雰囲気を残す多くの建物があるエリアのすぐ近くで、新市街地開発が進められており、北欧で最も高いビル(Turning Torso)があることでも知られています。

元々スウェーデンは北欧デザインやスカンジナビアンデザイン、北欧建築等という言葉があるだけあり、モダンデザインの本場、新市街地にはそんな斬新なデザインの建物が多く建てられてきています。

今回は、マルメ新市街地を散策し、スカンジナビアデザイン近代建築を見て回ってきたのでその一部をご紹介します。こんな家にいつか住んでみたいものです。

スポンサーリンク

新旧が融合した都市マルメ

スウェーデンの建築

マルメは北欧の中で最も最初に産業化が進んだ街で、その当時の歴史的な建築群も多く残っている一方、コペンハーゲンとつながるオーレンス橋が作られた後に一気に近代化が進んだこともあり、新旧が見事に融合した街並みを有しています。旧市街にいけば中世の雰囲気が、新市街に行けばモダンデザインの近代北欧建築群を見ることができます。

この記事の一番上にある写真にある高い建物、これはターニングトルソと言われ、マルメ新市街を代表する高層ビルです。北欧で最も高い建築とされています。世界的に有名な建築家、サンティアゴ・カラトラーバがデザインしたことでも有名で高層ビルそのものが観光地となっています。

そんなマルメの近代建築様式で建てられた北欧住居をご紹介していきます。

キーワード1 採光

北欧建築

北欧式近代建築に共通して見られることの1つ目に採光の方法があります。北欧では冬季は太陽が出ている時間が非常に短く、その自然光をいかに室内に取り込むかというのが重要になってきます。そのため多くのガラスを使用し、自然光を室内に取り入れる工夫がなされています。

北欧住宅

こちらは幾何学的な形を取り入れることで太陽が当たる面積を増やす工夫が採用されています。ガラスの面積が多く外から生活が結構丸見えなのですが、あまりそのようなことは気にしない国民性なのかもしれません。

近代北欧式建築

こちらも南側に大きなガラス窓が付けられており、各フラットそれぞれ大きなバルコニーが付与されています。太陽光を妨げるものがないので、夏季の間は電気を使用しなくても部屋の中を明るく保つことができます。

キーワード2 バルコニー

北欧デザイン

スウェーデン人は太陽が昇っている時期はとにかく屋外が好き。食事やティータイムも基本的には外です。そのため、バルコニー付きのフラットが随分と人気なようです。広いバルコニーには家庭菜園のようなものを行っている所やBBQセットを設置しているお宅がありました。一方、不思議なことに洗濯物を干しているというのは1度も見たことがありません。

北欧建築

あくまでもバルコニーはダイニングルームの延長線上という感覚なのでしょうか。テーブルや椅子を置きくつろいでいる人を数多く見かけます。

キーワード3 自然

北欧住宅

都市部のフラットに住んでいる人にとっては緑は重要な要素です。ヨーロッパの都市部に共通して言えますが、一軒家というのは珍しくほとんどが集合住宅のため、なかなか庭を持つということが難しいのが現状です。

そのため自然に触れ合えるような公園や自然が街中に多く残されています。コンクリートにしてしまいそうな場所もあえて芝にすることで柔らかい雰囲気を生み出しています。

スカンジナビアンデザイン

あるいはマンションの共有部分にちょっとした屋内ガーデンを作っている所もありました。椅子やテーブルも用意されており住民の方がここでお茶をしているようです。

まとめ

北欧デザインの近代建築が採用された住居に共通していることは

  • ガラスを多く使用し採光率を向上させる
  • バルコニーを広くとる
  • 自然の要素を取り入れる

ということがお分かりになると思います。日本ではプライバシーの問題ややや奇抜なデザインが敬遠されたりするかもしれませんが、色々と家造りの参考になることも多いように感じました。

他にも、モダンデザインの近代建築物がたくさん建築されており、北欧デザインや北欧建築という言葉が何故あるのか、何故デザイナーが多く北欧から生まれるのか、少し北欧の新市街を歩いて外観をみてるだけでもよくわかります。

ぜひ建築やデザインに興味のある方は一度自分の目で北欧を訪れてみてください。歴史的な建築物と近代建築の見事な融合に驚くことになるでしょう。