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男女平等社会はここでも?ストックホルム宮殿と衛兵交代式

      2016/11/14


ストックホルムの旧市街、ガムラスタンの中心にはストックホルム宮殿 Kungahusetがあり、現在でもスウェーデン国王のカール・グルタフ16世や他の王族の執務室等として使われているのみならず、ストックホルムでもNo.1の観光地となっています。

今回はストックホルム宮殿やそこで行われる衛兵交代式の模様をご紹介しながら、スウェーデンの男女平等の概念についてもご紹介いたします。

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1. 歴史的要塞宮殿

ストックホルム宮殿の起源は13世紀に要塞として建てられたのをはじめとして、16世紀頃より大幅改修・増築を得て現在の姿になりました。現在の外観は1800年代前半に完成されたと言われているので約200年経過しています。ストックホルム宮殿の外観

ファサード様式で非常に美しいですね。

全体像としてはアーチ型をしており、いくつかのパートに分けることができます。

ストックホルム宮殿

Wikipediaより転載

なぜここでWikiの引用を使ったかといえば、、、なんと現在大規模改修中です(2015現在)。。。ちょっと残念。

宮殿改装中

ちなみに、現在ではスウェーデンの公式行事や、ノーベル賞受賞者の栄誉晩餐会を含む国賓を迎えた晩餐会で使用されており、普段国王一家が生活をしているのはストックホルムの郊外にあるドロットニングホルム宮殿という別の場所になっています。

2. 豪華絢爛な宮殿内部

宮殿内部は公式行事が行われていない際には誰でも見学をすることができます(ストックホルムカード利用可)。さすが王宮ということあって内部は豪華で華やかです。そしていうまでもなく非常に広大です。

内装は本当に洗練されています。シャンデリアも本当に豪華。。。昔は住居として使われていたこともあり、国王の寝室、王女の寝室、キッチン、ダイニングルーム等全て揃っていますがいずれも見学が出来るようになっています。

寝室も一人部屋にしては大きすぎるし、ダイニングテーブルもあんな一人一人離れていたら会話盛り上がるのかなーなんて庶民の考えがどうしても浮かんでしまいます。

3. 必見!衛兵交代式

ストックホルム宮殿でももちろん衛兵交代式が行われます(夏季毎日・冬季は週3、4)。衛兵交代式というとバッキンガム宮殿等イギリスのイメージが強いですが、ここストックホルム宮殿の交代式も16世紀から続く伝統となっています。

残念なことに一部宮殿が工事中でしたので、やや背景が残念ですが、迫力は十分伝わってきます。

こちらの衛兵は決して観光用というわけではなく、スウェーデン王国軍の現役の兵士がローテーションで任務を担っています。イラクから戻ったばかりの隊員や逆に明日からアフガニスタンへ派兵予定の隊員も多数混ざっているとのことで、名誉職ではあるものの、あくまでも通常任務の一環として行っているようです。

その点はイギリスの宮殿を守る儀仗隊と同じです。しかし、スウェーデンの衛兵は少しお茶目で、意外に夜等人通りの少ない時に話しかけると答えてくれたり、記念撮影をしようとするとカメラ目線で応じてくれたりもします。そういう意味では微動だにしたいイギリス式衛兵よりも自由?なのかもしれません。

そして、衛兵交代式ですが、なんとなく雰囲気がやわらかいんです。その理由はスウェーデンらしい事情がありました。

真の男女平等の意味するところ

スウェーデンでは男女平等が確立されています。日本でも有名な話ですよね。そして多くの方がスウェーデンの男女平等で日本も手本にすべき等、一部政治家や活動家が声をあげていますし、スウェーデンを羨ましがる声も多いのは承知しています。

が、この写真をみてください。

男女平等のスウェーデン

つまり男女平等というのは軍隊であっても例外はありません。軍であってもかなりの割合を女性が占めています。すなわち、いかなる職業であっても男女平等の原則は変わりません。

事実トラック運転手、道路工事、ゴミ収集、大工、なんでも男女平等で力仕事に励む女性を街中で頻繁に見ることができます。逆に収入のない主婦なんていうのはあり得ません。ゆえにスウェーデンの女性は世界で一番気が強いと言われるわけです。

もちろん、女性に対して男性が何かをおごるなんていう文化もありません。それは女性を上から扱っているというようにみなされ、失礼にあたります。レディファーストなんていう概念も基本的にはありません。そもそも男・女という区別がないのです。

個人的意見としては日本でこの男女平等というのが馴染むようには思えないのですが皆さんはどうお感じになるでしょうか。

議員の50%は女性で、女性の管理職の割合も高く社会進出が進んでいるという意味ではとてもいい国かもしれませんが、少し日本では理想的に語られすぎているのではないかなーと個人的には思う次第です。

騎馬隊・吹奏楽部隊による演出

さて本題に戻りましょう。

ストックホルム宮殿が工事に入る前の衛兵交代式の様子をどうぞごらんください。

シーズンによってユニフォームや交代式の構成は多少変わるようですので、どうぞ皆さんもストックホルムを訪れる際には時間をチェックして観覧してくださいね。

 

4. 最後に

いかがでしたか?今回は観光地紹介のみならず少し日本でも話題となっているトピックについても触れながら、ストックホルムの宮殿で行なわれている衛兵交代式を紹介しました。。

これについては色々意見があるのは承知していますが、スウェーデンで言われている本当の意味での男女平等を知るというのも、日本の将来を考えるいいきっかけになると思います。

それを踏まえて客観的な議論が今後進むことを願います(どうも政治等の世界では感情論が先行しているということが気になります)。

と、すこし込み入った話をしてみましたが、ストックホルム宮殿はとても広くブログだけではなかなか紹介しきれません。是非皆さん北欧旅行の際には実際に訪れてみてください。

スウェーデン観光の際はこのブログの他に上記の2冊を是非参考にしてみるといいと思います。いずれも異なる切り口からスウェーデンの魅力を紹介しているので、たとえ旅行をしなくても北欧好きな方は楽しめると思いますよ。特に最近出版された「北欧が好き!」はコミックなので読みやすく、私の好きな本の1冊です!