独り身朗報!スウェーデンのバレンタインデーは灯火程度だった

いよいよ日本ではバレンタインデー間近ということで、デパートやスーパーだけでなく各地でバレンタインデー商戦が活発化しています。

日本のバレンタインデーはお菓子メーカー主導で作り上げられた文化というのは随分と広まってきていますが、そんなバレンタインデーの習慣はここスウェーデンにもあります。

ともし火程度のバレンタインデーではありますが。

1. プロテスタント教国スウェーデン

もともとバレンタインデーは、恋人たちの守護聖人と言われた聖ヴァレンティヌスというカトリックの聖人(諸説あり)に由来し、彼の殉職日である2/14をお祝いすることから始まりました。

よってバレンタインデーは元々キリスト教の中でも、どちらかというとカトッリックの文化です(聖母マリアを崇め、顔の前で十字を切るのがカトリック)。

一方でスウェーデンはプロテスタントの国。よってスウェーデンにはもともとバレンタインデーという文化はありません。

現在のスウェーデンでのバレンタインデーは、1990代より世界中で商業的な側面が大きくなってくるにつれ広まったものですが、クリスマスやイースターなど他のキリスト教のイベントと比較するとやはり重要性は低いままです。

2. オールハートデー

 

北欧のバレンタイン

スウェーデンでは、2/14のことをバレンタインデーとは呼ばず、”Alla hjärtans dag (英:All Heart’s day)”といいます。オールハートデー、つまりみんなで愛に感謝したり、お互いに感謝し合う日とされています。

家族で祝ったり恋人同士で祝ったりその方法は様々。男性から女性にバラを送ったり、グミやチョコを交換したり、家族全員で食事をしたり。あまり確立した祝い方というのはなさそうです。

ただ少なくとも日本のような女性が手作りチョコを好きな人に送る、まして義理チョコなんてものはこちらでは見られません。

3. はっきり言って盛り上がらない

ですが、これってThanks Giving Dayやクリスマス等他のイベントと結局やってることは同じですよね。元々バレンタインデーの習慣がなかった国ということもあり、見事に全く盛り上がりません。

言われなければバレンタインデーなんて気付きません。

ちょっと花屋がいつもよりバラ推し気味だなーとか、なんとなくグミの包装にリボン付きのものが増えたなーとか。ハート柄のチョコが気持ち多めかなーとかそんな程度。

しまいには、なぜかセクシーショップ(大人のああいうものを売るところ)がやたら派手にセールを始めたり、ランジェリーショップではクリスマスの在庫整理をするかのごとく、真っ赤で布部分が極端に小さいセクシー下着を堂々と売り出したりします。

セクシーショップ

欧米の文化の視点から見ると、若い男子がチョコレートの数で競い合って一喜一憂したり、女子がデパートのチョコレートブランド店に押し寄せて大量購入したりというのは、かなり面白く写っていることは間違いありません。

4. ホワイトデー

ホワイトデーはご存知の方も多い通り、バレンタインデーに対抗して日本のキャンディー協会が商業的に仕掛けたイベントです。

よって欧米にホワイトデーという習慣はありませんし、知名度もありません。よってスウェーデンにもそのような日はありません。

欧米の人は日頃から女性へプレゼントを贈る習慣があるので、あえてホワイトデーなどを利用する必要はなさそうですし、そもそもバレンタインデーが女性から男性へ何かを送る日ではないので、そのお返しというような日も必要ないのです。

5. 最後に

日本ではバレンタインデー前に恋人がいないと寂しいとか、独り身の方は一人で出かけるのが辛いとかありますが、スウェーデンではそんなの一切問題なし。バレンタインデーはThanks Giving Dayの超縮小版といった感じです。

日本流バレンタインデー特集はこちら

街中にほんの少しハートと赤色が増える、そんなスウェーデンのバレンタインデーくらいが個人的には落ち着いていて好きなんですが、みなさんはいかがですか?

 

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Yama

1988年 横浜生まれ。2016春よりスウェーデン南部マルメ、2017年夏より英国ロンドンに大学院留学。その間北欧ほぼ全ての都市を廻る。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光のエキスパートとしてブログを運営中。