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【2016年8月現在】最新版!スウェーデン留学のための学生ビザの審査待ち期間

      2016/09/08

スウェーデン学生ビザ

留学を考えている人が、入学許可証を受け取った後に急いで行わないといけないことの1つに学生ビザ Student visaの申請があると思います。スウェーデンの場合はこのビザのことを「Resident permit」と呼んでおり、日本語で言えば居住許可に当たります。よって留学生は、「就学のための居住許可」を申請する必要があります。

私が申請する際、どのくらいの期間がかかるのか色々な人から聞いた話しやブログにある情報を参考にしてましたが、「全くあてになりません」でした。この記事を読んだ留学予定の方は、とにかく急いで申請をしてください。

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1. スウェーデンは難民危機真っ只中

2015年以前では学生ビザ申請後約1〜2ヶ月前後、早い人では2週間で申請が下りたなんていう話を聞きますが、今スウェーデンは難民の取り扱いで手一杯でかなり審査期間が長くなっています。

スウェーデンの移民局はついにホームページで、優先順位をつけて申請手続きを進めることをやめ、申請順通り処理することを宣言しました。よって学生ビザであってもその申請にはとても時間がかかります。さらにそれでも手が回らないとわかるやいなや、特別法案をものすごいスピードで可決、施行し移民を制限するなど、状況はかなり流動的になっています。

スウェーデンの国そのものが全て後手に回る状況ですので、楽観的にならず最新の情報を把握しておくことが重要です。

2. 原則はオンライン申請

スウェーデンの学生ビザ申請

日本のスウェーデン大使館はビザ申請には原則として関与しません。一応郵送でも受け付けるそうですが、通常以上に時間がかかるということで、交換留学生を除き、通常は下記URLよりオンラインで申請をすることになります。

尚、オンライン申請に関しての質問はスウェーデン移民局にメールで問い合わせを行うことになります。返信期間は2016.2月現在4営業日とのことです。

*交換留学の居住許可発行は原則大使館で行われますので、審査期間は従来通り1ヶ月前後のままだそうです。この記事はあくまでも正規課程に就学する目的でスウェーデンに渡る方向けですのでご注意ください。

3. 新規申請は最低3ヶ月

公式情報

追記 この情報は2016年4月の時点で居住許可申請した人向けの情報で、現在申し込んだ場合には状況が変化しています。追記欄をごらんください。

渡航日を決める前に居住申請がおりるまでの平均期間を見てみましょう。スウェーデン移民庁のホームページのにその記載があります。

スウェーデンビザ

スウェーデン移民庁HP 2016.4月現在

新規申請を行った場合、申請者の60%は平均3ヶ月で手続きを終えているとのことです。しかし、書類不備や追加書類を求められた場合には3ヶ月以上かかるということで、現在は非常に長い期間を要します。

また滞在許可の延長申請の場合も、審査期間が2ヶ月以上が目安となっていますので注意しましょう。

追記:2016年8月現在情報がアップデートされていますので下記に記載します。が、これもかなり流動的でその審査機関は時期や担当官によってかなり差がでるのであくまでも目安としてください。

  1. 大学に正規入学する場合スウェーデンビザ
  2. 大学院(博士課程)に入学する場合スウェーデンの学生ビザ
  3. 大学・その他教育機関に派遣留学、Contract Education等スクリーンショット 2016-08-27 15.01.08

申請者の実際の声

実際に申請者の悲鳴が各方面から上がっています。受け入れが決まっているにもかかわらず居住許可の発行がされないために、コース開始後も出発できないというケースが相次いでいます。

希望に満ちた留学生の気持ちまでをもへし折りかねない事態です。

実際にポストグラデュエートでビザの更新ができないというケースの報告もあります。

出国の予定を立てて準備万端でも、居住許可の申請が遅すぎて断念なんていうケースも複数出ています。ここで紹介したのはごく一部で、非公開ツイートも含めるとかなりの数の切実な悩みがツイッター上で見られます。

ちなみに蛇足ですが、アイルランドやイギリスの学生ビザは空港に到着後、入国審査官に口頭で伝えるとともに必要書類を見せると、ものの5分程度で3ヶ月の仮学生ビザ発給、その後地元の移民局もしくは警察署で本申請すると即日で1年の学生ビザが出ます。かたや審査に数ヶ月要する国と即日で発行する国、この違いはなんなんでしょうか。

4. 必要書類の事前チェックを

提出書類は留学の種類によってもそれぞれなのですが、入学許可を受け取ったらなるべく早く居住申請を行えるように事前に必要書類を確認し、すべてPDFで保存しておきましょう。

  • パスポートのコピー
  • 銀行の残高証明(英文)8010 SEK/月 × 居住予定期間
  • 保険の加入証書(英文)
  • 入学許可書
  • 奨学金(ある場合)英文証明書

尚、奨学金については私費留学の場合には必要ありません。

スウェーデンに1年以上居住する場合には保険はスウェーデンの国民保険でカバーされますが、私が申請した際には3年分の居住申請をしたにもかかわらず、申請時に保険の加入証書を添付しないと先の画面に進めませんでした。

入学予定のスウェーデンの大学に問い合わせたところ、最初の1年は自分で保険に入っていたほうが手続きがスムーズだとの返事をもらったので、留学保険に1年分だけ加入しました。

5. 残高証明に注意

書類不備とみなされる最大の原因が残高証明です。スウェーデンでは留学生に対しては8010SEK×滞在予定分の残高の証明を(明文化はしていませんが)求めているようです。少し多めに入金してある状況で銀行に発行を申請しましょう。発行さえしてもらえればその後預金を下ろしてしまっても問題ありません。

尚、1年=10ヶ月とカウントしますので、例えば3年の予定の場合には8010×3=24030 SEKが必要になります。

この時注意なのは、あくまでも名義は自分でなければなりません。親御さんやスポンサーになってくれる方の名義では却下されますので、あくまでも自分の口座に預金があるという文書を提出してください。

6. 最後に

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現在のスウェーデンの移民(というより難民)事情は深刻で、居住許可の発給審査にはとても長い時間がかかっています。

めでたく居住許可が出た場合には、日本で特に行う手続きはないので、パスポートを持ってスウェーデン国内の最寄りの移民局で手続きを行いましょう(要予約)。

現在スウェーデンでは昨年から続く難民の扱いにより、行政が非常に混乱しています。日々ルールが変更になったり、居住許可を制限する新しい法律が突然可決されたりと、はっきり言って非常に正当な留学生にとってはStressfulな状況です。

移民局にメールで質問をしても、具体的な許可が出る目安はもちろん無く、テンプレのようにただ「待て」の一点張り、全く有用ではありません。他の国では考えられないような事が平然と起こりうるのが現状ですので、十分に情報収集には注意されることをお勧めいたします。