IELTS Speakingスコアを短期間で6.0以上に伸ばすための対策方法

IELTS受験者にとって難関になりがちなアウトプットセクションのスピーキング。

今となっては英会話にあまり苦労しないくらいになりましたが、私自身留学前に日本でIELTSの対策をしていた時にはスピーキング6.5が最高得点でした。

それでもポイントさえしっかり抑えれば、どんなに英会話が苦手でも6.5までなら短期間で到達できると自信を持って言うこともできます。

IELTSを受験している人でスピーキングセクションがどうしても苦手な方、是非読んでください!

スピーキングテストは会話能力を測るものではない

多くの方が勘違いをしていますが、スピーキングテスト=会話能力を試験しているというわけではありません。

IELTSでは与えられた質問に対していかに論理的で脈絡のある回答をとっさに答えられるか、ということが重視されるので、ただ話し続ければいいというようなものではないのです(特にPart3)。

例えばPart3で試験官が高得点をつける回答は「客観的、中立、論理的」な回答でありいくら流暢に話しても「個人(主観)的、一方的な意見、まとまりがない」話をしてはバンドスコアは低くなります。

逆を言えば、回答方法さえマスターしてしまえば、日常英会話が苦手であっても、語彙力や流暢さが多少なくてもバンド6.0の壁は簡単に越えられます。

Part 3の質問を例に一つだけ一緒に考えてみましょう。

試験官
就職前に1年休暇を取ることは利点だと思いますか?

さぁ、何と答えるでしょうか。まずは英語が流暢なペラペラ受験生Aさんです。

受験生A
1年休暇を取ることはいいと思います。1年間で世界中を周り普段は経験できない貴重な体験をしたいです。私も卒業後はすぐに就職をせずに世界一周をして、それを仕事で活かしたいと思ってます。そういえば、私の友人が1年休暇をとって世界旅行をして、芸術を学んで帰ってきたんですが〜〜〜〜

次に英語は苦手な受験生Bさん。

受験生B
えっと、1年休暇はいい事です。まず、、、貴重な体験が出来ます。そして、あーっと、、、色々な人に会えるので価値観が広がります。でも、、、お金がなくて困るかも。仕事がないので親に迷惑をかけます。なのでお金さえあれば休暇はとったほうがいいと思います

この場合受験生Bのほうが高得点が出ます。起承転結がしっかりしており、利点欠点織り交ぜながらコンパクトに回答をまとめているためです。

IELTSのスピーキングのバンド7以下に関しては流暢に話すことよりもその内容の構成が重要になってくるのです。

おすすめ出来るIELTSのスピーキングセクション対策をいくつかご紹介します。

IELTSスピーキングおすすめ対策

1. 一人で対策

僕自信普段から心がけているのは、物事を考えるときに英語を使うということ。そしてなるべく独り言を英語でいうということです。

例えば朝起きてお腹減ったなーというときに

「I am starving…What shall I eat for breakfast ?」

と考えてみます。

いきなりセンテンスを作るのが難しければ

「hungry…want…breakfast…eat chicken」

こんなんでもOKです。毎日些細なことを英語で考えることで英語脳が段々と作られてくるはずです。

あるいは独り言も大変有効です。道を歩いているときに

「The car looks so nice, but the driver…must be foolish…」

「It will be raining tomorrow because there is more thick cloud today than yesterday」

なんて独り言を言ってみましょう。

もちろん最初は目に入ったものを単語だけ言うのでもOK。こうしていくうちに英語がスラスラっと出てくるようになりますよ。これは日常英会話対策にもとても役立ちます。

またIELTS対策を一人でやる場合には何かしら参考書に取り組むことも重要です。本ブログでは基本的には洋書をお勧めしています。おすすめなテキストブックがこちらになります。

・Collins Speaking for IELTS

Collinsのこのテキストは、IELTS Speaking対策に関する洋書で、毎年ダントツの売り上げ1位のベストセラーです。私が通っていたIELTS対策予備校のAGOSやSI-UKでも例外なくおすすめされました。

それぞれの章に頻出のトピックが与えられており、最初から最後まで全てに目を通すことで頻出テーマを全てカバーできるようになっています。その中で、模擬質問や模範解答、役に立つフレーズ等が各テーマごとに書かれています。

演習問題等も多いので一冊を通して勉強を行うことでスピーキング試験対策を全て網羅できます。もちろんCD音源付きです。

・Improve Your Skills: Listening & Speaking for IELTS 6.0-7.5 Student’s Book

Writing対策用参考書では非常に有名なImprove Your SkillsシリーズのSpeaking対策版です。

先ほどのCollinsの教科書は一冊を通して演習をしながら自分のスキルを高めていくのに対し、こちらはアイデアをどうやって表現すべきか、シチュエーション毎にどういう表現が有効かをまとめている参考書になります。

読み物系の参考書をお探しの方はこちらをおすすめします。

2. 通学で対策

英会話という意味で考えるのであれば、英語学校に通うのも選択肢の1つです。ですが、IELTS対策という意味で言うのであれば駅前留学のようなものは不適切。

やはりIELTS専門のコースのある予備校に行くべきでしょう。

私が通ったIELTS対策はSIUKとアゴスの2つ、スピーキングに関して言えばSIUKのフルタイムコース(週5、1日5コマ英語漬け)がかなり効きました。

ですが1ヶ月間平日は毎日となると、受講できる方は限られるかもしれません。また後述するオンラインコースと比較すると、レッスンの時間単価は5〜10倍近くなってしまいます。(通学コースの単価は平均3〜5千円/1h)

また日本人同士でなぁなぁに会話をするような環境になってしまう場合には、高いお金を払ったとしても効果は薄いかもしれません。

ですので実際にスピーキング対策を目的にIELTS予備校に通う場合には、校内日本語禁止!のような学校を探した方がいいと思います。

3. ネットで対策

オンラインでの英会話のメリットは何と言っても、いつでも都合のいい時に比較的お得なマンツーマンレッスンを受けられるということです。

マイクセットやスカイプ等を使った色々な英会話サービスがありますが、やはり日常英会話用のものは不適切です。前述のように、IELTSのスピーキングはその質問形式を理解し、それに対して論理的かつ合理的に回答しさえすればいいのです。

よってIELTS対策に精通した講師との対策レッスンを提供しているサービスを探さなければなりません。間違ってもDM○英会話のような英語を話す楽しさだけを追求しているようなものには手を出さないようにしてくださいね。

スピーキングやライティングといったアウトプットセクションに苦戦している方に、本ブログではベストティーチャーというオンラインレッスンをおすすめしています。

ベストティーチャーはビジネス英語では比較的有名な会社で、企業研修の場としても広く使われています。

実はこのオンライン英会話、IELTSやTOEFL対策に特化した”試験用”の講師が複数在籍しており、IELTS対策専門コースがあります。

月額定額制にも関わらずマンツーマンレッスン受け放題、特に日本人が苦手なスピーキングとライティングに的を絞った対策を出来るので、オンラインで効率良くIELTS対策をしたい方にはおすすめです。

詳しくはこちらを参考にしてください。

無料体験レッスンがありますので、まずは1度お試しを受けてみて、自分に合うかを確かめた上で受講を検討してみるといいと思います。開講しているコースについては下記公式HPのコース紹介を御覧ください。

SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
「ベストティーチャー(Best Teacher)」

他にIELTS対策を行っているオンラインサービスをまとめた記事も書いているので、こちらも参考にしてください。

最後に

IELTSのスピーキング対策はとにかく採点基準を理解した上で効率良く行う必要があります。私自身、アウトプットセクションには本当に苦労しましたし、ストレスがかかりました。

最終的にはなんとかスピーキングセクションで6.5を取得しましたが、実際効果的・効率的だと思えるスピーキングの対策をしたのはわずか1.5ヶ月だけです。

依然まだまだ英会話は苦手で、流暢に話すなんていうのは夢のまた夢ではありますが、IELTSのスピーキング試験に限って言えば、どんなにバンドスコア6.5以上を確実に出せる自信はあります。

今回紹介した方法が参考になり、みなさんの目標スコア到達に貢献できることを願っています。みなさん頑張って下さい!

その他IELTS対策に関する記事についてはまずこちらをお読みください。

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2 件のコメント

  • はじめまして!マラウイで青年海外協力隊として活動しております、原と申します。
    2018年秋からイギリスの大学院に通うことを目標に現在IELTSと格闘しています。

    海外にいて情報が手に入りにくい状況にいたので、IELTS対策の記事は大変参考になっています。本当にありがとうございます。

    speakingのことで伺えたらと思うのですが、「最後1ヶ月半効率的に勉強できて、スコアが上がった」とおっしゃっていますが、どんな勉強法をその間にされましたか?
    一番speakingが肝になっていて、どうにか効率的な勉強ができればと思っています…。今やっている勉強は、記事にあげていただいたCollins Speaking for IELTSを解くことと、マイチューターさんを使ってspeaking問題を結構な頻度で解いています。

    こんな対策が肝心や、こういう練習方法がオススメ、など何かヒントがありましたら、教えていただけますと幸いです。

    何卒、よろしくお願い申し上げます。

    • 初めまして、コメントありがとうございます。
      協力隊としての活動、大変だと思いますが一方でとても羨ましいようにも感じます。
      ご指摘の部分ですが、日本語がおかしかったので一部訂正させていただきました。
      実際に私がスピーキング対策と呼べるようなことをやったのは目標スコア到達の1.5ヶ月前からです。言い換えれば、直前になって焦ってからスピーキング対策を始めたという感じです。
      やった内容ですが、基本的にはコリンズのテキストなどを参考に想定質問一覧をテーマごとに印刷(インターネット、旅行、自然破壊、などなど確か15項目ほど)し、パート2〜3を繰り返し回答する練習をしました。
      これには、バックグラウンドの知識を頭に入れるという目的とともに、常にある程度の長さの解答を論理マーカー(Then,Therefore,the first thing to be noticed is…Another point is…などなど)を使いながら話すということにポイントを置いていました。

      また合わせて独り言で物事を英語で表現するというようなことは頻繁に行なっていました。
      さらに、実際の試験を想定して「Spontaneous」な反応を鍛えるために、実際のネイティヴとの面接対策なども受講しました。
      個人的に今思えば、最も役に立ったのは、テーマごとにわけたパート2、3の想定質問集(確か20テーマくらいあったと思います)を作って、それを繰り返し自習したことかなと思います(マイチューターで代用できるところかと思います)。やはり頻出質問は本番でもかなりの確率で聞かれますし、何よりいいアイデアがないと理論的な回答ができないので、アイデアを養うという意味でも役に立ったように思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    Shun

    1988年 横浜生まれ。アイルランド、スコットランドへ短期留学後、スウェーデン南部マルメ1年留学、さらにその後英国ロンドンに大学院生として留学。北欧やバルト3国の大部分の都市・街を周遊し北欧の文化や観光情報にも精通。 留学に必要なIELTS対策と北欧を中心としたヨーロッパ観光情報をブログにて紹介中。

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